専業ブロガーをやっていると、どうやったらお客さんに興味をもってもらうか、価値を提供できるか、購入してもらえるかを考えるわけです。生活がかかっていますから、そりゃ真剣に。
そんな事を考えている中、『成功する ネットショップ集客と運営の教科書』という本を読んでみました。そしたら、コンバージョンを増やすためのテンプレートが紹介されていたんです。
また、本書に登場する重要事項を、ネットやテレビで話題の「ラッスンゴレライ」からも学べる事にも気づきました。ということで、上記2つから学んだコンバージョンのためのTipsを紹介します。
ブロガーさんは要チェクですよ。
「興味」「購入意欲」「比較」の壁を乗り越える必要が
本書に登場するテンプレートとは以下のようなもの。
お客さんに商品を購入してもらうためには、「興味」「購入意欲」「比較」の壁を乗り越える必要があるというのです。そこで、まず必要なのが「興味」の壁を乗り越える事なんだとか。
その際に必要なのが「インパクト」だそうです。
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お客さんの「え、え、なんて?」が大切
インパクトについて、本書ではルンバの具体例を交えて、以下のように語られています。
ルンパのキャッチコピーはたくさんありますが、代表的なものを次ぎにあげます。
あなたの替わりに、あなた以上に、ルンバが掃除します。ルンバは掃除機ではありません。ロボットです。だから任せられるんです。掃除機の新しい考え方、ルンバ
お掃除するのは、ルンバの仕事愛されるのは、あなたの仕事。どうでしょうか。掃除が苦手な人にとって魅力を感じるキャッチコピーだと思いませんか。このように、全く関心がなかったお客様に、「えっ!?」と思ってもらえるようなメッセージを伝える必要があります。
インパクトで重要とされている「えっ!?」という感情。これって、アレに似ているんです。そうです。いま話題のラッスンゴレライです。以下の動画をご覧下さい。
動画冒頭で、
左「ラッスンゴレライ」
右「え、え、なんて?」
のやり取りがなされています。
「ラッスンゴレライ」という聞いた事も無いようなフレーズで相手を惹き込み、「え、え、なんて?」と思ってもらう事で、興味をもってもらえます。
購入までの第一段階の壁を乗り越えるためにはこうした工夫が必要なんです。
この工夫をブログに置き換えるなら、タイトルと言えます。ブログで商品を購入してもらうためには、タイトルに興味をもってもらう必要があります。
ですので、僕は興味をもってもらえるタイトルをつけるために、以下の記事に書いてある事を実践しています。
参照:「五七調、七五調にする、本音で言い切る、列挙する、ひとつのキーワードで押し切る」などブログタイトルのヒント77個が参考になる
参照:タイムライン上でクリックしたくなる記事タイトルの実例30コ
記事で紹介していることは、ブログ生活の中で活きているので、ぜひ参考にしてみて下さい。
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相手の利益を提示して「購入意欲」の壁を突破
次の壁は「購入意欲」です。そのためにはユーザーのメリットを提示する必要があると本書で語られています。
ルンバだけの「まかされる掃除力」というキャッチコピーと、「その場の状況に合わせて考えながら掃除するから、どんな場所でも賢くキレイに。入り組んだ家具の足下や、同じ場所を平均4回くり返し、丁寧にお掃除します。」という解説文です。
掃除が苦手な人からしてみると、これほど生活が豊かになる商品はないでしょう。しかもルンバのカタログが秀逸なのは、実際にリビングでルンバを動かしている場面を掲載し、自宅で使用する時のイメージをお客様に植え付けている点です。
女性は商品のスペックよりも、ライフスタイルがどう変化するのかを重要視します。そしてルンバがアピールしたい対象は、毎日家事を行う主婦層です。家事を少しでも楽にしたい、家事の時間を短縮したいと考えており、しかも財布の紐を握っている主婦の心に響く商品紹介を的確に行っているわけです。
ルンバも想定ターゲットのメリットを提示したことで、爆売れしているんです。
これは、僕もブログの中で実践していて、商品を紹介する際、必ずユーザーのメリットを提示するようにしています。「「楽して儲けるのが本当の商売」ブログで稼ぐなら『マネーの拳』は必読だ」では、独立してビジネスを行う人にとって参考になる言葉を盛り込みました。
その結果、紹介した漫画『マネーの拳』が100冊以上売れました。ですので、メリットをきちんと提示する必要があるんです。
損したくないユーザーのために比較して”ベスト”を提示し、購入へ
最後の壁は、「比較」です。言葉通り、競合との違いを意味します。
インターネットが普及した事により、多少ヒントの比較検討が容易になっています。それは機能かもしれませんし、値段かもしれません。
口コミサイトを見てわかるように、年々、ユーザーの「損したくない」という気持ちが強くなり、色んなものを見比べ、”ベスト”を探す流れになっています。
そんな状況なのですから、競合商品同士を比較してあげて、「これがあなたにはベスト」と提示する事が必要なんです。僕も、ある商品の比較記事を書いていて、値段と機能の比較を行っています。
そして、最後には「これがベスト!」と答えを提示しています。そのおかげで、この記事からは成果が生まれ続けています。
比較を乗り越えたら、あとは商品の売り場を提示するだけ
こうした比較を乗り越えたら、あとは商品の売り場を提示するだけです。
最後に「購入」の壁ですが、日赤くの壁を越えていればそれほど高くはありません。やれることは、「購入はこちら」と明確に行き先を提示してあげる事だけです。
なお、「保証」と「ボーナス」をつけると、さらにお客さんは購買行動を起こしてくれる、と本書には記載してあります。可能でしたら、試してみて下さい。
「え、え、なんて?」「ユーザーメリット」「比較」でコンバージョンを
紹介してきたように、コンバージョンを増やすには、まず興味をもってもらう必要があります。それは「え、え、なんて?」と言ってしまうような違和感、インパクトです。
次に、そのユーザーにとってのメリットを提示しましょう。ルンバで言う、「簡単に掃除ができる」のように。
最後に、比較です。ユーザーにとってのベストを提示するんです。あとは、その商品がどこで売っているか、売り場を教えてあげればコンバージョンは生まれます。
これらを意識してブログやネットショップ、Webメディアでコンバージョンを増やしてみて下さい。
なお、『成功する ネットショップ集客と運営の教科書』には、他にも購買行動を生むための施策が記載されていますので、読んでみて下さい。
売り場はAmazonですよ。
ではまた!(提供:らふらく^^(@TwinTKchan))