ユーザーにアクションを起こしてほしいなら、チャットが有効です。転職求人サイトとか会員登録を求めるサイト運営者は必見ですよ。
グノシー採用チャンネルからチャットは重要だと感じた
ある日、グノシーを触っていたら、「グノシー採用」なるチャンネルを見つけました。
ブログで転職に関する記事も書いていて非常に興味のある分野なので、タップしてみました。すると、こんな画面が。
まずは「今すぐ応募する」をタップしてみます。
いきなりメールアドレスを求められます。さすがにこれはいきなりすぎるな、出会って2秒でコンバージョンはちょっとな(汗)と思って「新しく問い合わせてみる」をタップして、前のページに戻りました。
次は「興味があるので話を聞きたい」をタップしてみました。
年齢を尋ねられたので、回答を。
チャット形式で入力していくみたいですね。直前の勤務先を尋ねられたので、これも回答。
おお、これはスゴくサクサクいけますね。続いて経験社数を回答。
うん、テンポが良くてどんどん入力しちゃいます。今度は最終学歴を。
最後にメールアドレスを求められました。テスト的に応募すると、あちらに迷惑がかかってしまうので、メールアドレスは入力せずに終了しました。
ちなみに、Gunosyは以下のような求人を募集しているようです。
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コンバージョンするのにチャットは有効
「グノシー採用」で思ったのは、これからはチャットでのやり取りがユーザーのアクションを促進するなということです。以前も紹介したように。
参照:木村氏が提唱するスマホ時代にコンバージョンを高める方法が参考になった
そもそも、申し込みフォームって形が、PC時代の遺産なんだと思いますよ。スマートフォンにあったコミニケーションの形が、チャットなんだから、チャットで頼めたほうがいいじゃないですか。そしたら、おばちゃんでも出来るんだから。
— Shinji Kimura (@shinzizm) 2014, 11月 12
飲食店の2次会の予約、電話で話しているの聞かれたくなくて、わざわざ外でやったりしますよね。特にシャイな人は。電話よりLINEが伸びるのは、そういう所もあります。言葉を出して人と話すのって、ストレスな人が多いんです。そもそも、コールセンターをチャットに移すべきなんですよ。そろそろ。
— Shinji Kimura (@shinzizm) 2014, 11月 12
ジャパネット高田の番組みて、電話するより、チャットするコストの方が絶対低い。それぐらい人と話したくないんですよ。じゃあ、チャットじゃなくて、申し込みフォームをスマホでやるかっていうと、電車の中で何か購入した事ある人なんていないんじゃないですか?でも、チャットした事はあるでしょ。
— Shinji Kimura (@shinzizm) 2014, 11月 12
僕もグノシー採用で感じたのですが、チャット入力によって、行動のハードルが下がりました。これまでのフォーム入力はフォーマットもちゃんとしなくてはいけないので、めんどくさかったんですよね。
でも、チャットなら短文でもいいからサクサクいけるんです。これ、ユーザーのアクションを促したい企業にとっては大きな武器になるはずです。例えば、求人サイト。
今のフォームって項目が少ないとしても、抵抗があるじゃないですか。それをチャット形式にするだけでも変わってくると思うんですよね。しかも、今はスマホからサイトにアクセスするパターンが多いです。
小さな画面の中でフォームをタップして、キーボードで入力してっていうのは大変ですよね。ですので、チャットによる申し込みが重要なんです。
もちろん、入力漏れチェック機能をつけたフォームは質を保てます。それでも、チャットは優れてると思うんです。
だからこそ、転職求人サイトでも導入してほしいなと思った次第です。他にも、ユーザーにアクションを求めるサイトではチャットが有効になるので、ぜひとも検討していただきたい所です。
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最後に雑感
最近だと、転職エージェントにチャットで相談できるサービスもあるので、チャットがユーザーの利便性を高めていく流れになるんでしょうね。
参照:スマイループス、自分にマッチした転職エージェントにチャットで相談できる転職アプリ「JOBKUL(ジョブクル)」をリリース – THE BRIDGE(ザ・ブリッジ)
皆さんもこの件について、アイデアがあればTwitterで教えて下さい。
ではまた!(提供:らふらく^^)