転職で良く語られるのが「一生食っていくために普遍的なスキルを身につけた方がいい、それを身につけられる職場を選べば良い」というもの。僕も同様に恒久的に通用するスキルを身につけようと言ってきました。
しかし、普遍的なスキルを身につけるよりも重要な事に気づきました。それは「働きつづけられる能力」です。詳細は『カイジ「命より重い!」お金の話』という本が詳しいので、参考にしながら考えてみましょう。
転職でどの会社を選べば良いか不安になっている方はそれを解消するためにも見ておきましょう。
転職ではスキルを不安に思ってしまうが、、
以下が本の中で「働きつづけられる能力」について語られている箇所です。
今の日本では、じつに20代~40代で85%の人が「将来に経済的な不安を感じている」そうです。特に20代では、将来への備えとしてせっせと貯金をしているようです。
ですが、仮に将来に不安があるとしたら、それを解消するために若いときから貯めるべきものは〝お金〟ではなく〝働きつづけられる能力〟です。毎月3万円の貯金をいくら続けても、将来の安心は得られません。
一生遊んで暮らしても使いきれないくらいの大金持ちであれば別ですが、私たち一般人にとっては、多少のお金があっても将来の不安は消えません。
経済的な安心感を得るためには、「将来も働きつづけることができるだろう」と自分で思えることが必要なのです。
月給が3万円高いが、将来に役に立たない仕事を選ぶのではなく、月給が3万円安くても、〝働きつづける能力〟を身につけられる仕事に就くべきです。
そうすれば、月々3万円の貯金はできなくても、代わりに能力を貯められます
いつの時代も転職で求められるスキルは変わる。不安を抱くよりも、、
〝働きつづける能力〟というと、自分の専門性を高めて、一生食いっぱぐれない能力を身につける、というイメージをされるかもしれません。もちろん、そういう唯一無二の能力を身につけることができれば、仕事を得ることができるでしょう。
でも、そのような専門性を身につけても、時代が変わってその能力が不要になったり、新しい技術で代替されてしまったら、意味がなくなります。いくら優秀な馬車引きでも、現代には生き残れません。
このように、10年前の花形産業が、時代遅れ産業になっているという例は枚挙にいとまがありません。その道のプロになることは大事ですが、それだけで将来も安泰とは言えない時代なのです。
ではどうすればいいのか?
答えは一つ。
時代に適応してどんな仕事をしてでも生きていけるという自信を身につけることです。
「仮に、今の会社がなくなっても、その産業自体がなくなっても構わない。自分は何か別のことをして生きていけるから」という強い自信を持っている人は、将来に不安を感じません。
「専門性があって、今はたくさん稼げているけど、将来どうなるかわからない」と感じている人より、圧倒的に強いのです。
「なにをやっても生きていける」と自信を持てれば、転職でも不安に感じずに済む
将来への不安を和らげ、自尊心を維持するために必要なのは、スキルや知識よりも、むしろ精神面です。
「自分は何か別のことをして生きていける」
これが必要で、これこそが〝働きつづける能力〟だと思うのです
将来も仕事で稼ぐために重要な事はスキルではなく、「働き続けられる能力」。つまり、環境が変わっても生きていけるという「自信」だと言うのです。
では、その自信をどうやってつけるのか。「環境を変えて生きられた」と思える経験をすればいいのです。
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「あの時生きられたから大丈夫」と思えれば転職の会社選びでも不安にならない
僕は、そういった経験を現在していて、環境が変わっても生きていけるという「自信」をつけている最中です。
実際、冒険的に見える生活をしていると、「今なんとか生きていられるから、この先どんなことがあっても稼いで生きていけるだろう」と自信を持ち始めています。
こうした「自信」が木暮太一さんの定義する「働き続けられる能力」なんだと思います。ですので、いま転職したとしても、不安を感じる事はほぼ無いはずです。
恒久的なスキルではないかもしれないが大きな収穫が
正直、40年後に現在の仕事から得ている「SEO」「アクセス解析」「ソーシャルメディアでの拡散」に関するスキルや知識が通用するか分かりません。恒久的なスキルかは不明です。
でも、40年後に今を振り返って「あの時、冒険したけど、なんとか生きられてたから俺は大丈夫」と自信を持てているはずです。そして、その時代に求められる仕事に取り組めるはずです。
変化のスピードが加速していく今後は、こうした感覚を養う事が一層重要になっていくでしょう。そうすれば、転職する事を不安に思わずに、仕事選びができます。
冒険は不要!今とちょっと違う環境で生きられるか検証を
ですので、一生食っていけるスキルを付けようと思っているあなた。スキルよりも、まずは「働き続けられる能力」や「どんな環境でも生きていける自信」を身につけてみてはいかがでしょうか。
そのためには、僕みたいに冒険をしなくても構いません。ミニ商売でお金がもらえるか実験してみるとかでいいのです。これくらいだったら、誰でもノーリスクで始められますので、試してみて下さい。
転職を不安に感じているなら、スキルよりも「どこでも生きられる力」を意識すれば、不安も解消できます。ですので、こうした考え方で転職に臨んで下さい。
転職の不安を解消するためにプロに相談する事も
なお、それでも転職が不安なら、これまで数え切れないほどの転職希望者の相談に乗ってきたプロに相談してみてください。そうしたプロはエージェントと呼ばれ、転職に不安を感じている人の悩みをヒアリングしてくれます。
彼らには、今の自分のスキルが役に立つか、現在の年齢で転職可能か、今の自分の力だとどんな仕事があるかなど、一人で考えていては解決しない悩みを相談することができます。
働くこと、仕事について不安を感じている時はプロに相談することで、安心できるようになるなんてことはザラにあります。僕も、エージェントサービスを複数利用し、相談することで「若くても転職できるのだろうか」という悩みが解決しました。
転職の不安の相談相手は業界経験者の方がいい
ですので、「転職が不安だ」という方は一度相談してみてください。なお、相談する相手は自分が働いている業界や志望する業界経験者の方が良いアドバイスをくれますよね。
サッカーの質問をするなら、元野球選手に聞くよりも元サッカー選手に聞いたほうがいいのは明らかですよね。それと同じことです。エージェントが経験者だとより安心して相談できるんですよ。
では、エージェントに業界経験者の多いサービスとはどこなのか。それは「ワークポート」という転職求人サイトです。
ワークポートだと、ITならIT、建築なら建築と、その業界で働いていたスタッフが有益な情報と専門性でサポートしてくれます。
遅くまで面談対応OK!地方でも電話・メールで転職の不安を相談できる
また、面談も遅くまで対応してくれるので、忙しい人でも仕事が終わった後、不安を相談できます。
また、地方の人でも、メールや電話で相談できるので、気軽に不安を打ち明けることができるのです。しかも、サービスの登録と利用は無料ですから、安心して利用できます。
ですので、転職で不安なことがある方はサービスを利用して悩みを解決してみてください。相談することで気持ちがスッキリしますので。
ではまた!(提供:らふらく^^)