今日は好きなメディアの特徴を挙げてみます。この特徴って非常に大事だと思うので、メディア運営者は自分の所に当てはまるか考えてみて下さい。
最後まで愛されるメディアの特徴とも言えるはずです。
メディアのPVなんていくらでも盛れるけども、、
僕は情報収集が大好きで、色んなメディアの記事を読んでいます。そして無数にあるメディアを見ていれば、好きなメディアとそうでないメディアが出てきます。
その中で、好きなメディアの共通項に気づきました。それは「好きなメディアにはページャーが無い」ということです。(一応説明しておくと、ページャーとは「< 1 2 3 >」のように1つの記事を分割した際に登場するページ送り機能の事)
このページャーはほんとんどのメディアで導入されています。ユーザーとしては1つのページで読み終えたいのに、続きを読もうとすると、ページ遷移しなくてはいけないのです。これって読み手としては非常にストレスなんですよね。
見栄えのためにページャーを使ってPVを何倍にもするメディア。。
では、何のために読み手にストレスを与えてまで、ページャーを導入しているか。それは、サイトのアクセスを稼ぐためでしょう。月間〇〇万アクセスという数字は多い方がスゴいと思われる世界ですから、こんな事が各所で見られるわけです。
しかし、僕の好きなメディアではページャーが導入されていません。その一つの例が「ナタリー」なのです。そして、運営会社の代表取締役である大山さんはページャーについて、著書でこんな事を語っていました。
実はウェブサイトのPVを水増しするテクニックはいくつもあって、例えば見出しをクリックした後、本文の前に要約のページを置いて「全文を読む」と書いたリンクを付ければ、それだけでPVは倍になる。
さらにその後の本文を3ページに細かく分ければ4倍だ。不正でも何でもないし、多くのサイトが導入しているやり方だ。しかし読者の立場になって考えると「さすがにちょっとなあ・・・・・」と感じる部分もある。
どことなく下品な気がして躊躇しつつ、「そんなせこいことをしてPVを4倍にするくらいなら、自分たちは記事を4本書くほうを選択する!」と意気込んでみたりもする。
この一節を読んでわかるように、ナタリーってめちゃくちゃかっこいいんです。こうやって、ページャーに頼らずに価値を高めようとするメディアは応援したくなりますよね。
目先の数字に踊らされずに、ユーザーの利便性を徹底的に追及しているのですから。こんな風に、僕もユーザー満足度の高いナタリーのようなメディアを目指して運営していきたいなと思った次第です。
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ユーザーの利便性を高めるという当たり前の事を
こうした考えから、「いつの間にか次の記事を読まされている」というスクロール式のページャーも絶対に導入しませんし、意志を持って記事を読んでもらえるように工夫していきたいと思います。
結局、最終的に評価されるメディアはこういう当たり前の事をちゃんとやった所なんですよね。ぜひ目指していきたい所です。
みなさんはどんなメディアが好きですか。教えて下さい。
ではまた!(提供:らふらく^^)