「ネタで勝負できるお笑い芸人」がガツンと売れにくい現状ってどうなの? #キングオブコント2014

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お笑い好きとして、キングオブコントを見てどうしても書きたい事があったので、記事にしてみます。この衝動は抑えきれませんでした。

ネタで勝負できる土壌が無い中、「まだまだ面白い芸人はたくさんいる」この事実だけでも伝えたいです。

シソンヌが今まで売れていなかった事に驚き

2014年10月12日にコント日本一を決める「キングオブコント(KOC)」という大会が開催されました。これは、2008年に「漫才日本一を決める大会があるなら、コント日本一を決める大会があっても良いよね」という流れで生まれた大会です。

KOCはこれまで多くのブレイク芸人を輩出してきて、この大会は、まだ売れていない芸人にとって夢を見る場になっています。

そんな中、今大会は「シソンヌ」というコンビ(結成9年)が優勝し、これからの活躍が期待されているわけです。実際、シソンヌのコントは素晴らしく「まだこれだけ面白い芸人が眠っていたんだ」と衝撃を受けました。

しかし、これだけの芸人がなぜ9年も潜伏していたのかと疑問に思ったのです。そして理由を考えた所、あることに気づきました。それは「ネタで評価される芸人が日の目を見る機会が少ない」ということです。

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ネタが面白い芸人が有名になりにくい構造

現状、芸人が脚光を浴びるにはテレビ、それもゴールデン番組に出演する事が重要になっています。過去にもムーディー勝山やレイザーラモンHG、楽しんご、三瓶、長州小力などがゴールデン番組に出演して人気を博していました。

しかし、彼らは長期にわたって表に出る事ができず、今や一般視聴者の目に触れる事は少なくなりました。これは、現在メジャーになっている「お笑い芸人が有名になるまでのステップ」に問題があるからです。

バラエティのワンポイントで使える芸人が高速で入れ替わる現状

そのステップとは「バラエティ番組の数分で使えそうな、飛び道具のある芸人がとりあえず起用される」というものです。

前述した芸人を例に出すと、レイザーラモンHGは「フォー」という分かりやすく瞬発的に笑いを取れるギャグを持っています。彼が人気を博していた時期は、そのドーピング的な爆発力をもってしてバラエティ番組の数分の枠で重宝されていました。

当時、それを見ていた僕は頭を使わずに笑えるギャグに面白いなーと思っていました。さらに、僕より下の年代である中学生や小学生にも人気を博していて、学校でHGのマネをする子供も多くいたようです。

しかし、それだけ数分の枠で同じことを繰り返していたら、すぐに飽きられてしまいます。案の定、HGもその流れに乗って露出の機会を減らし、次の「パラエティのワンポイントで使いやすい芸人」に立ち位置を取って代わられていました。

彼のように、芸人の世界では「ワンポイントで使いやすい賞味期限の短い芸人が入れ替わるサイクル」が続いているのです。

ネタよりもテレビ向きのフォーマットを鍛錬する傾向

そして、彼らに共通するのが「芸人としてのネタを披露しているのではなく、ギャグを披露している」ということです。つまり、彼らの根幹(ネタ)を世間にアピールできずに、枝葉の部分(飛び道具、ギャグ)を認知されて終わってしまっているのです。

こうした現状を鑑みると、芸人であれば、ゴールデンの数分で利用されるためのフォーマットを磨く方にフォーカスしてしまうのは当然の流れです。何の脈略も無く、ゴールデン番組の中でネタをやれる状況なんて考えにくいですからね。

ですので、これまでは本分である「ネタが面白い芸人」よりも「数分で消費しやすい飛び道具を持った芸人」が重宝されていたのです。そうなれば、「ネタが面白い芸人」が日の目を浴びにくい事は自明ですよね。

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「ネタが面白い芸人」が脚光を浴びない現状に違和感

しかし、僕はこの流れが本当におかしいと思っています。前述した流れが続けば、ネタが面白い芸人が脚光を浴びることなく、芸人を辞めてしまう事だって考えられます。

実際、そうやって実力のある芸人がお笑いを諦めていきました。お笑い好きからしたら、これだけ悲しい事は無いです。なんとか、実力のある芸人が世に出てきてほしいなと思うのです。

逆に、M-1グランプリで優勝して成り上がっていったサンドウィッチマンも敗者復活を勝ち上がれなかったら、今のような活躍をする事はできなかったわけです。あれだけの実力があるにも関わらず。

そして、まだまだネタの面白い芸人が名を馳せるための機会は少ないなと「シソンヌ」の優勝を見て痛感しました。ですので、今後は歌ネタ王決定戦のようにネタをカテゴリ分けして細分化していき、もっとネタに強い芸人の露出の場(コンテスト)を増やしていってほしいですね。まだまだ面白い芸人は眠っていますので。

と、そんな事を考えさせられた「キングオブコント2014」でした。

この件に関しては、ぜひお笑い好きの意見をお聞きしたいのでこちらからご意見下さい。

ではまた!


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