AKB48のプロデュサーとして知られる
秋元康さんの著書企画脳 において、
感銘を受けた言葉がいくつかあったので紹介します。
仕事やブログのヒントが満載です!
アイデアは自分の中からしか生まれない
アイデアは0から生まれるものではなく、自分が知っているものの組み合わせなのです。
企画というと、白紙の状態からウンウン唸るような感じがするが、
そうではなくて、自分が面白いと思った事を思い出す、
あるいは「記憶」に引っかかっていた事を拾い上げるという行為なのである。
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「忘れる」フィルターを通して重要なものを見極める
本当に面白いと思った事は、記憶に残ります。
思い出せないような事は面白くないので
捨ててしまってもかまわないと。
それが、次の名言です。
忘れまいとしてメモには取らない方がいい。
なぜなら「忘れる」というフィルターがかかる事によって、
重要性のないものがどんどんこぼれ落ちていくからだ。
忘れてしまう事は、「記憶」に値しない。
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自分の強みを発信する
“自分の興味の対象とか、自分だけが知っている事、
自分が得意な分野、それをどれだけ主張できるかが、
その人間の個性をつくっていくのである。”
自分にしかできない事や専門性を見極めて、発信していけばいい仕事ができるようになります。好きなことで飯を食いたいと思ったら、まずは自分がいかにその事が好きかを発信していくべきです。
あえてマイナスの面をさらす
人間には必ずプラスとマイナスがあります。マイナスがあるからこそ人間は魅力的なのです。
“何でも「わかります!」「得意です!」
という人間ほど当てにならないものはない。
売れる企画を生み出すためには、自分の得意分野をもつと同時に、
負の要素を持っていた方がいいと思うのだ。”
何でもできるよりもでこぼこでもいいので、突き抜けている人間の方が魅力的なんですね。
マイナスな部分を見せるのはプレゼンでも役立ちます。
デメリットを明らかにすることでプレゼンが一歩前進するのだ。
デメリットを逆手に取って、
プレゼンの武器にしてしまうのである。
例えば、「自社のサービスは他社のものよりも値段が高いです。」とマイナス面をさらしておいて、「だからこそ品質が他社よりもうんと高いんです!」とプラス面を提示すれば、魅力的なプレゼンにする事ができます。
取捨選択をする
自分の価値を最大限に引き出すには、得意な事をするのが一番ですが、多くの人がそれを実行できていません。
苦手な事にも時間を割いてしまっているのです。
しかし、それはもったいないことです。苦手な事は誰かに任せて得意な事に意識を集中させましょう。
企画をモノにする事ができる人間とは、
よけいな情報に惑わされず、
自分は何なら勝てるかを知っている人間なのだ。
勝てる部分にリソースを集中させ、価値を生み出していくべきです。
人と同じ事はやらない
ブログでも同じ事。似たり寄ったりなブログには人が長期的に集まりません。
“モノになる企画を発想するためには、
全く違ったところに「種」を蒔いておかなければならないのだ。”
人がやりたがらない事にこそ、チャンスがあります。ブルーオーシャンを探しましょう。
危険な場所や行きにくいところに
あえていくことこそ、
おいしい野いちごを見つける最良の方法なのである。
人のまねをしているだけでは、それなりの成果しか生まれないですよね。
日常の何気ない事をヒントにする
私は日常の何気ない事に気を配るようにしています。ブログのネタを考えるためです。
“発想のきっかけは、身の回りにいくらでもあふれているのだ。
それに気づくかつかないかが、発想法の「鍵」になる。”
“自分の知らない事に興味を持ったり、
なぜだろうと立ち止まることをしないと、
一日はあっという間に過ぎていく。”
日常に目を向けると、ブログのネタはつきません。どんな事もネタになると気づくのです。
街で発見したことや、
人から聞いた話を記憶し、
蓄積することが発想、企画術になる。
日常の当たり前に気を配るようにすれば、
ネタがどんどん増えていきます。
他人が捨てている物にこそ価値がある
自分のアタマに引っかかる情報は価値あるものです。
何が必要かと言えば、
他の人が捨てて、気づかないような情報だけもてばいいのだ。
他人が捨ててしまっても、
自分の興味が惹きつけられて、
頭の中に残っている情報のほうが重要なのだ。
自分だけが気になってしまう情報は意外と資産になるのかもしれませんね。
インターネットで公開されている情報よりも、
みんなが情報だと思ってないことに気づくことのほうが、
じつは情報としての価値は高いということである。
人が既にやっているもの、知っているものには価値がありません。
人がやらない事をやれば、それはブルーオーシャンになります。
説得するのがうまい人とは
人を説得するということは人をだますことではない。
自分だったらどうするかということを、
相手の立場に立って考えることである。
口がうまくても仕事の成果にはつながりません。
相手のメリットを考えられなければ意味がないのです。
武器を見極めて、それを磨く
ただ闇雲に勉強すればいいというものではない。
大切なのは、自分にとって何が専門分野なのかを見極めることだ。
専門分野とは、戦うために磨いた自分の剣をもつということである。
ただ、闇雲に英語の勉強をしている人、
いるのではないでしょうか?
自分の武器を見極めた上で勉強に取り組みましょう。
秋元康さんの名言を参考に
人に感動を与え続ける秋元康さんの仕事術を学んで、人を魅了するサービスをつくってきましょう!
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