毎度どうも。タクスズキ(@TwinTKchan)です。
ニュースアプリ「NewsPicks」のアカデミア会員になってので、会員限定のイベントに行ってきました。
参加したイベントは、佐渡島庸平×佐々木紀彦「本 3.0」というもの。
メディア運営者、コンテンツ販売者、クリエイターにとって学びのある話が聞けましたよ。
Netflixはわざと内輪ウケするCMを作って会員数を増やしている
これに来ています。これから本が果たす役割、売れる本などの話が聞けると思います。実況するので追ってみてください。
【5/23(火)開催】佐渡島庸平×佐々木紀彦「本 3.0」 https://t.co/kGaoBPJh3n @PeatixJPさんから
— らふらく更新用@ブログで生活しています (@guppaon1) 2017年5月23日
コルク・佐渡島さんの話。これからはコンテキストが大事。例えば、宇宙兄弟を読んでる人しか意味を理解できないグッズ。2000こ近くが一瞬で売れた。1万円以上するのに。
“ブライアン人形”付き、小山宙哉「宇宙兄弟」31巻限定記念セット発売 https://t.co/8KjwlptsWI— らふらく更新用@ブログで生活しています (@guppaon1) 2017年5月23日
いい意味での、内輪ウケが大事。ラジオパーソナリティとリスナーのような関係性を築くことが必要なんですね。
コンテキストについて>>「コンテクスト・文脈って何?」「ああ、ファンからもっと愛してもらうために必要なアレだよ」
NetFlixはハイコンテキストなCMを作っている。それは、ドラマなどを見ている人しかわからないもの。それを、見てる人が「面白い」とシェアして、ドラマを見たことがない人が「なぜ、これに面白みがあるの?」ということで、NetFlixを購読するのだそう。
— らふらく更新用@ブログで生活しています (@guppaon1) 2017年5月23日
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まずは一次ソースを生み出す。そこから商品化へ
これからの本は、ハイコンテキストから生まれる商品の一次ソースとなる。こうした役割は、かつてジャンプなどでしか実現できなかったが、今はネットのおかげで、誰もがその一次ソースを生み出しうる。
個人的な考え>「まだ東京で消耗してるの?」から生まれる、田舎の住みやすい住宅とか。
— らふらく更新用@ブログで生活しています (@guppaon1) 2017年5月23日
映画アプリ「フィルマークス」。イベントをよくやっている。それによって結束力が高まる。今後は参加者が、幹事となってオフ会を開いている。そこで趣味の似た人が語れるコミュニティを作ることにビジネスチャンスがある。
自分がヒーローになれる体験の醸成、大事。#NewsPicksアカデミア— らふらく更新用@ブログで生活しています (@guppaon1) 2017年5月23日
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佐渡島さんが信頼している食べログユーザー「うどんが主食」さん。食べログに投稿していたら、うどんを商品化。こうして、コンテンツを生み出していたら、コンテキストを共有できる人が出てきて商品化までいける。規模はマスでなくて良い。ジャンルが絞れていれば。 #NewsPicksアカデミア
— らふらく更新用@ブログで生活しています (@guppaon1) 2017年5月23日
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正しいコミュニティにふさわしい商品を売ると、すぐ売れる
データの活用が大切。インベスターZを売るときに、「株の学校」というメルマガの肩から「手伝う」と言われ、三田さんと対談。
対談によって、「学びがありました。(メルマガで)読んだ方がいいです」ということで、10巻セットを売り出した。(10万人向けに)これが、1000セット完売。
— らふらく更新用@ブログで生活しています (@guppaon1) 2017年5月23日
正しいコミュニティに見合った商品を売ると、すぐ売れる。宇宙兄弟などのメルマガの開封率がかなり高いというお話も。メルマガで紹介した商品が、かなりのコンバージョン率で売れる。だから、質の高いコミュニティの醸成が大切。
— らふらく更新用@ブログで生活しています (@guppaon1) 2017年5月23日
高額商品はネットで売れる
ネット上で難しいのは、送料と購買の関係。「8000円以上で送料無料」の方が売れるため、グッズを組み合わせて売るようにしている。逆に、その値段に達しないと送料がかかり売れないから、セットにして売るようにしている。
— らふらく更新用@ブログで生活しています (@guppaon1) 2017年5月23日
蔦屋書店にこのノウハウを使うなら、料理の本と一緒に料理グッズを売るのが良さそう。ただし、リアル店舗で難しいのは、「値段を見られてしまう点(安いものが有利)」。高額商品は、ネットの方が売れやすい。(コミュニティありきだけども)
— らふらく更新用@ブログで生活しています (@guppaon1) 2017年5月23日
顧客名簿をどう持つかが全て。例えば、昔のベネッセ
書店、書き手、出版社の今後。ファンクラブ的なものを作るのが大事?
A. 顧客名簿をどう持つかが全て。ベネッセは昔、漫画などを直接送れたのが強かった。最近はそれができなくて苦しそうだけど。蔦屋書店はTカードを活用すれば良いのでは?という提案。
— らふらく更新用@ブログで生活しています (@guppaon1) 2017年5月23日
Tカードのデータ活用で「誰に一巻を無料で提供するか?」を考えたら、かなり売り上げが変わって来そうというお話も。
— らふらく更新用@ブログで生活しています (@guppaon1) 2017年5月23日
堀江貴文さん、最近3万部を下回る本がない。サロン会員、メルマガ会員に情報を出していて、初速が見込めるようになっている。
今は、「本当に欲しい本を求める人」と、「本の提供側」がうまくマッチングできてない時代。
Amazonのレコメンドもそれほど高くない。
— らふらく更新用@ブログで生活しています (@guppaon1) 2017年5月23日
Tカードの情報から、「規則正しい生活を送っているかどうか」もわかる。その人に「シリコンバレー式食事術」みたいな本の無料版などを送ったら売れるかもしれない。
— らふらく更新用@ブログで生活しています (@guppaon1) 2017年5月23日
Tカード運営側CCCとしては、偶然の出会いが大切と思っている。データ、データするよりは。ツタヤでは、ある店舗で中身のわからない売り方、闇市のようなレンタルをした(NOT ジャケ借り)。これが話題になった。これこそ、偶然の出会い。https://t.co/g8qhB0GLcK
— らふらく更新用@ブログで生活しています (@guppaon1) 2017年5月23日
コミュニティファーストで始めた方がビジネスが立ち上がりやすい
コミュニティファーストでいった方がビジネスが立ち上がりやすい。オンラインとリアルの融合。NewsPicksでやるのであれば、今日のようなイベントを参加者で振り返るスレッドがあればいい。そこでイベントで疑問に残った点をコメントしていく。登壇者がそこに再登場、なんてアイデアも。
— らふらく更新用@ブログで生活しています (@guppaon1) 2017年5月23日
本を中心にコミュニティが作れると思ってる理由。宇宙兄弟を読んでない人をコミュニティに入れようと思ってない。読んでる人だけ。そういう人に火をつけるのは楽。旧来のマスコミは興味ない人に訴求できていたけど。ネットでは、狭く深くやると良い。そこから広げることができるから。
— らふらく更新用@ブログで生活しています (@guppaon1) 2017年5月23日
狭く深く始める。領域を少しづつ広げていく
漫画の議論ができる「マンバ」では今、かなりニッチな漫画が話題になっている。狭さが良い。漫画好きの間で盛り上がる。
こうなるから、ニッチなメディアをまず作ってみると良い。狭く深くの領域を少しづつ広げていく。NewsPicksもそうやって大きくなって来た。— らふらく更新用@ブログで生活しています (@guppaon1) 2017年5月23日
フィットネスジャンルの場合、「2年くらい筋トレしてない人はわからないと思うから読まないで」の門前払いを記事に入れると良いのかも。
「ダイエット」「筋トレ」では広すぎる。— らふらく更新用@ブログで生活しています (@guppaon1) 2017年5月23日
世界的にオーディオブック市場は大きい。日本でも少しづつ大きくなっている。この分野は、Amazon Echoなどで市場が広がって変わるのでは?耳は空いてるから、入り込みやすい。日本でも地方なら、車通勤が多いから根付くかもしれない。
電車通勤で根付かないのは、両手を使えるからだそう
— らふらく更新用@ブログで生活しています (@guppaon1) 2017年5月23日
まずは作品を公開する。話はそれから
Q. 潜在ユーザーにどうアプローチする?どう売る?
A. 漫画家の場合、毎日ネットで発信してもらって、ファンを増やす。ネットなら、長い漫画でなく短い漫画を。まずはフォロワー1万人。ネットにコンテンツを出すのは第一関門。これができないなら、やめた方がいい。
— らふらく更新用@ブログで生活しています (@guppaon1) 2017年5月23日
漫画家の安野(あんの)モヨコさんがこのペンネームにした理由、書店の「あ行」で見つけてもらいやすいから。こうした「お客さんに見つけてもらう工夫」が必要。お客さんの方を向く。
— らふらく更新用@ブログで生活しています (@guppaon1) 2017年5月23日
「有名にしてください」な待ちの「王子様体質」はNG
例えば、映画を作っている人。フィルムで作ってもDVDや映画館での上映を目指して、ネットに流さない人がいる。これはもったいない。まずはお客さんに出す。ツタヤは世に出すアシストを。
長澤まさみ×高橋一生×吉田鋼太郎 映画『嘘を愛する女』 https://t.co/pROkqjjFp0— らふらく更新用@ブログで生活しています (@guppaon1) 2017年5月23日
佐渡島さん、漫画家に「誰かに引き立ててもらおうと思うな」と語ってる。ファンに「この人は世にでるべき」と思ってもらえるよう、ファンを増やせと言っている。
待ちの王子様体質の作り手が結構いる。理由は、凹みたくないから。どんどん世に作品を出して反応をもらった方がいいのに。
— らふらく更新用@ブログで生活しています (@guppaon1) 2017年5月23日
一流はたくさんのフィードバックをもらって、たくさん直す
一流のクリエイターとそうじゃない人の違い、直しの数。一流は、たくさん見てもらってフィードバックをもらっている。そうじゃない人は、「一発OK」がでると思っている。村上龍さんは「直しをもらうことが自分の仕事だ」と語っている。
全ての仕事に言える話。
— らふらく更新用@ブログで生活しています (@guppaon1) 2017年5月23日
コミュニティは、会話の設計が大切。参加者のレベルの違いがあると会話が生まれない。ただし、「プロになろう」の軸を入れると、会話が生まれる。初心者は「教えてください」となり、上級者は「教えますよ」のスタンスでコミュニケーションが生まれる。第一声を言える工夫が必要。
— らふらく更新用@ブログで生活しています (@guppaon1) 2017年5月23日
会話をツイートすることでフォロワーが増える
普通の企業のSNSアカウントは告知。有名なNHKのTwitterアカウントはフォロワーとの会話を見せていた。これでフォロワーが増えた。
糸井重里さんもそう。1日90回くらいつぶやいていて、外部の人と会話している。これを見せると、フォロワーが増える。
— らふらく更新用@ブログで生活しています (@guppaon1) 2017年5月23日
と、こんな感じで多くの気づきを得ることができました。特に、「クリエイターはまず作品を世に出せ、たくさんフィードバックをもらえ」というのは刺さりましたね。
何者かになりたいなら、作品を公開して賛否を集めないといけないんですね。これは今後も意識していきたいところです。
ではまた!(提供:らふらく(@TwinTKchan))
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