毎度どうも。タクスズキ(@TwinTKchan)です。
5月27日(土)、「LIFE MAKERS ✕ 僕らの理想のデニムってなんだろう?」というイベントに参加して来ました。そこでの学びを書いてみます。
参照:「LIFE MAKERS ✕ 僕らの理想のデニムってなんだろう?」|佐々木俊尚PRESENTS【LIFE MAKERS】
イケてるデニム「EVERY DENIM」の作り手が登壇
このイベントは、僕がかなり気に入って履いているデニム「EVERY DENIM」の作り手・山脇さん、島田さんが登壇されました。
さらに、サロンで一緒にデニムの開発をしていた鳥井さんと、「LIFE MAKERS」の主賓である佐々木さんが登壇。
即買いしたEVERY DENIMのイベントにいきます。>5月27日(土)「LIFE MAKERS ✕ 僕らの理想のデニムってなんだろう?」コラボイベントが開催 https://t.co/ZTNmqI3qb2
もとくらの記事もぜひ> https://t.co/dXd5UpHUjK
— タクスズキ@プロブロガー (@TwinTKchan) 2017年5月22日
さっき行って買ってきました。試着した瞬間、購入を決意。こんなに履きやすいデニムがあるのかと衝撃を受けた。売り手のお兄さんもすごく良い方!
ちなみに、隠居系男子で知ったデニムです。> https://t.co/ysm2VtaIKM https://t.co/Faa63a2yXv
— タクスズキ@プロブロガー (@TwinTKchan) 2017年5月7日
色々と面白いお話が聞けたんですが、特に印象的だったのは「手続き」が消費行動に影響を与えるという話。
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音楽が軽薄になったことでカセットテープへの需要が生まれる
「手続き」とは、佐々木俊尚さんによって提唱された概念で、「準備」や「プロセス」と言い換えることもできます。
これは、「Spotifyなどのストリーミングサービスによって、音楽が自由に聞けるようになり、ありがたみがなくなってきてるよね」という文脈で語られました。
ストリーミングもそうですが、最近はフェスブームもあり、フェスで踊れる曲が重視され、アーティストの中には、「音楽から何かが抜け落ちている」と思っている人もいるそうです。
そうした、音楽の気軽さ、軽薄な消費がある中で、これとは逆の動きが音楽好きの間で生まれているそうなんです。
それが、「あえてカセットテープで音楽を聴く」というもの。
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なぜ、今カセットテープが売れているのか?
なんでも、今はカセットテープで音楽を聴く若者が増えているんだとか。それは以下の記事でも書かれている通り。
参照:カセットテープ、ブームの兆し!今、再評価されるワケは:イザ!
参照:次の音楽ビジネスの鍵を握る? 2016年・東京カセットテープブーム – 特集 – HereNow Tokyo(ヒアナウ東京)
若者がカセットテープで聴く理由は「手続きがあるから」なんだそうです。
カセットテープで音楽を聴く際は、テープをケースから取り出してカセットデッキに入れて、ボタンを押すという手続きが必要です。
若者は、そこに楽しさを感じているんだとか。「これから音楽を聴くんですよ」と手順を踏む感じで。
音楽を聴くまでの手続き(準備)が楽しい
この話を聞いた時にかなり納得したんですよね。
僕もカセットで音楽を聴いていた時代があったんですっが、当時って今よりも音楽を聴くまでの作業が多くめんどうだったんですが、その工程がすごくワクワクして楽しかったんですよね。
これは、プレステのようなゲームでも体験してました。(佐々木俊尚さんのお母さんは、レコードプレーヤーの前で正座して聞いていたそうです)
スマホで注意散漫になる時代には、煩雑な作業をしたい
そして、この流れでそうだなと納得したのが鳥井さんの言葉。書き起こしではないですが、意訳すると以下のようなことを語っていました。
スマホなどで注意散漫になりがちな時代だからこその現象だと思う。コインランドリーが流行っているのも同じような理由ではないか。
「自分はこれから洗濯しに行くんだという手続き、感覚」を楽しんでいる人がいのかもしれない。
ここに隠れているのは、「煩雑なことをあえてしたい」という欲求。「家で洗濯機に服と洗剤を入れて終わり」ではなくて。
この話を聞いて、家でわざわざコーヒーをいれる手続きもそうだと思いました。
「体験」までの「手続き(準備、プロセス)」はこれから鍵になる
自分はカフェとか缶でしかコーヒーを飲まないんですが、中にはコーヒーを自分で淹れて楽しむ人がいます。
そういった方も、「用具を用意して、お湯を沸かして、お気に入りの用具に注いで、、、」という手続きが楽しくて、そういった作業をしているのかもしれません。
このように、体験に至るまでの「手続き」がこれからは、大事になりそうだな、なんてことをイベントを通して学ぶことができました。
ということで、音楽を聴いてほしい、本を読んでほしい、映画を見てほしいと思っている方は、紹介してきた「手続き」に注目するといいかもしれませんね。
ではまた!(提供:らふらく(@TwinTKchan))
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「会場には、かなり注目してるしてる書き手の最所さんがいたらしい。お話しできず」