毎度どうも。タクスズキ(@TwinTKchan)です。
鹿児島で株式会社Lucky Brothers & co. (以下:ラキブラ)を設立してUターン起業した田島さん(26歳)、しもつさん(23歳)にお話を聞いてきました。
若いながら、かなり志の高い目標を掲げて事業に取り組む2人。前半では、2人の出会いから起業に至るまでのストーリーをお伝えします。
起業を考えている、起業後にどうやって仕事を獲得したらいいの?と思っている方は必見です。
Web制作事業が収益源
(左がしもつさん、右が田島さん)
ラキブラの事業は主にWeb制作。制作実績ページにあるように、企業のコーポレートサイトなどを作っています。
参照:ラキブラの制作実績ページ
他だと、リバーシ2のようなアプリも自社事業として作っていますが、これらはまだ投資段階の事業であり、現状の主な収益はWeb制作事業から出しています。
今は会社としても順調で、制作をやりつつ、新規で自社事業を伸ばすために色々と動いているそうです。
このように若いながらも地方で活躍する2人。お話を聞く中で、2人の出会いの話がまず面白いと思ったので、そちらを紹介していきます。
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「高専からの大学編入」が2人の出会い?
タク 2人に会う前にcobaのインタビューで予習してきたんですが、2人は「高専からの大学編入組」という共通点があって、知り合いを通じて出会ったんですよね?
田島 そうなんですけど、実はハッキリと出会いを覚えていないんです(笑)
しもつ そうなんですよ(笑)。いつのまにか仲良くなっていました。当時から、(田島は)Webに関するものづくりをしていて自然とWebの話になったんです。
すると、そっちの面白さに気づき、その世界に染まっていきました。
そして、そのタイミングでイケダハヤトさんの「武器としての書く技術」を読み、「自分もやってみよう」ということでブログを立ち上げました。
ブログを書いていくうちにちきりんさんなど有名な方を知り、ブログとWebメディアの世界にのめり込んでいきました。(注:当時は大学生)
(しもつくんがお土産をくれました。かなり気遣いのできる方)
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学生時代、2人で起業の話が出るも頓挫
タク なるほど。そういう流れがあって、暇な女子大生を通じて僕と知り合ったわけですね(笑)。ブログからすぐにラジおこしへ?
(注:ラジおこしはラジオの書き起こしサイト。かなり好きだったんですが、いろいろな事情があって今はクローズ)
しもつ いえ。その前に田島と2人で面白い芸人さんを紹介するメディア「wacatee」をやっていました。
僕はかなりお笑いが好きなんですが、ライブで評価されている芸人さんをもっと世間に知ってほしくて、数々の若手芸人のレビューを書き上げるメディアとして立ち上げました。。
田島 この時、僕は大学院生で、しもつも大学生ということで起業しようという話にもなりました。しかし、いざ起業に踏み込もうとすると、まだまだスキル面でも人脈面でも未熟であることをまざまざと感じさせられました。
考えた結果、まずは自分のやりたいことに近いWeb企業に入って自分を成長させようと思い、就職活動をした結果、面白法人カヤックという会社で働かせていただくことになりました。
ちなみに、お笑い系のメディアをやっていた時は僕が福岡で、しもつが千葉。打ち合わせはSkypeでやっていましたね。
(お土産は僕の好きなハイボールとカレー。人たらし力もハンパない。これでまだ23歳やで!)
イケダハヤト氏のアシスタントを経て就職へ
タク で、その後に「ラジおこし」ですか。その辺でイケダハヤトさんのアシスタントもやってましたよね?
しもつ そうですね。イケダさんに「ラジおこし」のアイデアを聞いてもらって共感してもらい、Twitterでシェアしてもらうとかなりのアクセスが来ました。
タク すごかったですよね(笑)。そのタイミングで僕が連絡させていただいたんですよね。同じ千葉大だし。
そして、その時田島さんはカヤックに就職していたと?
田島 そうです。ラジおこしのデザインなど開発周りをやってました。
タク 順調ではあったものの、その後ラジおこしは紆余曲折あってクローズ。しもつくんはその後に就職したんでしたっけ?
しもつ そうです。Webコンテンツを制作する会社に新卒で入りました。そこで1年半ほど働かせてもらいました。
(鹿児島名物かるかんも。ラキブラのもてなし力は異常)
社会人になり、再び起業の話が
タク そうして2人が社会人になり、起業。そこまでにはどんなストーリーが?
田島 まず僕が起業すると決意しました。その時は1人で起業する予定でした。ですが、いろんな人に「起業する」と話をしていたら、しもつが「俺も」ということで一緒に起業することに。
結局、カヤックでは2年間働かせていただいた後、ラキブラを設立しました。
起業する前に決まっていた仕事はWaseiのコーポレートサイト
タク 会社設立前にお客さんとか仕事は決まっていたんですか?
しもつ 代表の鳥井さんと親交があったので「そろそろコーポレートサイトを作りませんか?」というところから、ご連絡させていただきました。
田島 それ以外の仕事は起業後に獲得していきました。facebookメッセンジャー経由での仕事が多かったですね。
前職時代からWeb業界にいて、勉強会などにも積極的に参加していたり、登壇もさせていただいていたので、そのコミュニティのつながりから仕事をいただけることが多かったですね。
(オフィスのPC。かっちょいい)
Facebookに「独立した」と投稿する意味
タク ほう、すごい!それを考えると、独立したいと考えてる人は1社目でそういう業界にいくといいかもしれませんね。
あと、「独立しました」ってFacebookに投稿してたじゃないですか。あれでも依頼来たんじゃないですか?
田島 そうですね。一発目のインパクトは大事だと思っていて、同時に出す会社のサイトのクリエイティブにはとにかく気合いを入れました。
その結果、会社のサイトをほめてくださるコメントをたくさんいただけて、多くの仕事にも繋がりました。
タク (仕事の依頼について)しもつくんはどうでしたか?
しもつ 前の会社の上司からいただけましたね。ただし、色々いただく中でも、僕と田島の2人で完結する仕事を優先したというのはあります。
僕がディレクター、田島が開発という感じで。こうして、いろんな仕事をしてみて、お受けさせていただく会社の基準が固まっていきました。
(鹿児島といえど、3月はストーブ必須。しもつくん曰く「シベリア並に寒い」)
後編へ続く
このように、起業までのストーリーが聞けた前半。後半は「彼らが起業してから感じたこと、これから鹿児島のためにやりたいこと」を書いていきます。
ではまた!(提供:らふらく(@TwinTKchan))
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「コーヒーも豆から淹れてくれて、見習おうと思ったよ」