給料が安い会社から転職する前に考えるべきこと

バブル後、失われた20年という言葉通り、日本は不景気が続いています。アベノミクス効果も庶民には伝わってきません。

そんな状態ですから、バブル期のように給料アップ、ボーナスで車を買うのような生活は夢物語になっています。給料が安いと不満を持っている方も多いはず。

さらに、最近ではホワイト企業、大企業で定年まで暮らすことすら都市伝説になろうとしています。なので、豊かに楽しく生きていくには、これまでとは違った生存戦略が必要なのです。

ということで、今回は給料、もしくは手元に入ってくるお金を増やすために必要なことを紹介していきます。僕も会社員時代にその方法を試し、同期と比べて倍以上のお金を手にしていました。

効果があるので、試してみてください。

昔は良かった伝統あるホワイト企業

先日、友人(有名ホワイト企業)と話す機会がありました。その際、「ホワイト企業はうらやましい」とこぼしたところ、意外な答えが返ってきました。

その企業ではコストを下げるために給料、ボーナスをカット、その下がった分を補うための残業も出来ない、挙げ句の果てにコストカットという名目で女性社員の待遇にしわ寄せがきているらしいのです。

安定、つぶれないと思っていた有名ホワイト企業でも、昔ほどの利益を挙げられず、社員の給料を減らしているようです。こうしたことは、家電メーカーでも起きています。

大手家電メーカーでもリストラが

NECがついに社員の給料カットに踏み込んだのです。

今や大手家電メーカーのパナソニック、ソニー、シャープ、NECですら、赤字のため、社員の給料をカットしています。対象は一般職だけでなく、管理職もです。

それに加えて、リストラも敢行し、かつての就職人気企業とは思えない状況になっているんです。

家電メーカーは純資産があり、体力的に余裕がありますから、そう簡単には潰れないと思います。しかし、このままではかつての高給は保障されないでしょう。

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意外とめんどくさい古参ホワイト企業

これまで、伝統ある日本的企業の良さは、その安定性でした。しかし、そのメリットが薄まっているんですね。さらに、よく調べると、伝統的な企業にはその古さゆえの問題があるようです。それは以下の通り。

・大企業ならではの理不尽なルールがある

・バブル期にたまたま入社できた無能なおっちゃん達が幅を利かせている

・仕事ができないのに出世した上司を相手にしなければいけない

こうしたことを考えると、真のホワイト企業と呼べるのは、NTT系、鉄道(総合職)、某金融機関、化学メーカーくらいですよね。

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公務員さえもホワイトから遠ざかりつつある

さらに、安定で待遇もいいと考えられていた公務員も最近では、世間からのバッシングにより給料カットを強いられています。

しかも、公務員と言ってもピンキリで、定時で帰れるところもあれば、朝8時から働いて11時近くまで働いてるなんて所もあるんです。

世間から目の敵にされるし、人の採用も減って一人当たりの仕事が増していくとなると、これからは大変な仕事になっていきそうです。

その上、給与カットが続いていくんですから、お金を稼ぎたい人にはお勧めできない仕事なんです。しかも、公務員は副業できませんからね。

企業に頼らず個人で稼ぐ力と知恵が必要

こうした事実を知るまで、僕は「大企業最高!働くなら大企業」と考えていましたが、考えが変わりました。大企業でも給与カットが行われるなら、稼ぐ力をつけて、待遇のいい会社で働く必要がありそうですね。

では、稼ぐ力、稼げるスキルって何なんでしょうか。また、待遇のいい会社、業界、職種ってどこなんでしょうか。

ITのスキルを身につければ稼げる

稼ぐ力とは、世間のニーズを考えられて、その要望をかなえられる力のことです。例えば、水が不足している砂漠で、水を売ったら日本の何倍もの値段で売れますよね。現地では、水が貴重なものになりますから。

このように、足りないものを見つけ、それを埋めるための方法を考えられる人がこれからお金を稼げる人になるんです。

では、その力を具体的に落とし込むと何になるでしょうか。

市場を見る力と実現力が必要

まず、世間のニーズを見つける力ですが、これはマーケティング力と言えます。市場を見つけて、そこでの問題を考える力です。

有名ブロガーのちきりんさんが「マーケット感覚」と呼んでいるものです。これは、いろんなところに応用できます。現に、葉っぱを高価商品にしてしまった人たちがいるのですから。

徳島県上勝町「タダであるはずの葉っぱ」でガッポガッポ稼いでいるおじいちゃん、おばあちゃんがいるのです。

高級料亭に葉っぱを売ってガッチリ儲ける

一見、ゴミに思える葉っぱですが、高級料亭では、飾り付けに欠かせないアイテムになるんだそうです。そこに目をつけて、おじいちゃん達が葉っぱを料亭に売っているんですね。

さらに、その間に入っている中間業者は、おじいちゃん達以上に稼いでいます。このように、おいしい市場を見つけられる人は稼げるようになるんです。

なお、市場を見つけるだけでは不十分で、その先、つまり実際に商売を始められる人が強いです。「葉っぱ」の場合だと、料亭とおじいちゃん達の間に入る中間業者ですね。

では、会社員として、こうした力を生かして稼げる業界、職種は何なんでしょうか。

人員が足りていないIT業界を狙え

業界としては、ITやWebを狙うといいです。ここは、常に人が足りていません。

マーケットの原理からすれば、需要(企業側の採用ニーズ)に対して、供給(働く人)が少なければ、供給側の価値は上がりますから、自然と給料は上がります。

さらに、IT系であれば、商品を作るのに、食品のように原資がかかりません。なので、人件費に大きなコストをかけてくれるんですね。そのおかげで、他の業界よりも給料が高くなりがちなんです。

さらに、エンジニアでも特殊なスキルを持っていれば、その希少性から高収入をもらえます。

実際、転職サイトので年収1000万円以上の仕事をこなすと結構ヒットします。

これらはほとんどIT系の仕事です。

IT以外の業界内に転職しても年収は上がらない

給料を上げたいなら、狙うべきはIT業界で、職種はエンジニアです。

ちなみに、同じ業界内で年収を上げようとしますが、それにはマーケットの原理からいって限界がありあす。

例えば、食品業界なら、やる仕事はどの会社でも似ており、人材も足りています。

そうした世界では、どんなに優秀な人でも、需要側が相当必要としない限り、人材側の価値が高まることはないんですね。

なので、人手不足の業界を狙うことが賢明なんです。

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収入源を複数持つ事で総収入を底上げ

また、手元に入るお金を増やす方法は転職だけではありません。

本業の会社員に加え、副業に取り組むことでも、総収入を上げられます。

しかも、そっちの方が収入源を複数持てるようになるので、安定します。

実際、僕は会社員時代、ブログで本業以上に稼いでいました。今は独立しましたが、それでも会社員時代の総収入を超えています。

副業によってスキルアップできる

ブログはいいですよ。好きなことを書いてお金がもらえますし、マーケティング、集客、購買を促すためのライティングスキルが身に付きます。

参照:ブログのおすすめ!収入を得たい方のために5つを比較しました!

数字を使った分析も得意になるので、優秀なブロガーはこれから人材市場でも、モテる人になるはず。他にも、副業で稼ぐ方法はあります。

FX、写真販売、せどりで収入アップを

FXや株など副業で投資をして、稼ぐ方法もあります。実際、会社員をやりながら、稼いでいる人はたくさんいます。

さらに、最近は撮った写真を販売して稼ぐ人もいます。その中には、年収700万円を超えた人もいます。

また、せどりで稼ぐ人もいます。ちなみに、せどりとは、安く商品を買って、それよりも高い値段で別のマーケットで売って、その差額で儲けるビジネスのことです。

一人で卸業をやるイメージですね。その際は、Amazonマーケットプレイスやメリカリなどのサービスが使われます。

転職で年収が上がるか相談しておこう

このように、総収入を上げる方法はたくさんあります。

なので、これらを参考にして、厳しい時代を生き抜いていきましょう。

というわけで、給料を上げたい方は転職サイト「リクナビNEXT」で求人をチェックしておきましょう。

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