最近、スタートアップで働く方々の話を聞いて、無給でも仕事を手伝ってくれる人はたくさんいることに気づきました。これは、労働に対する対価をお金以外と考えているんですね。
これまでは、無給で働いてもらう状態(特に学生のインターン)は「やりがい搾取」と呼ばれ、否定的に捉えられていました。しかし、これからは「お金」以外の価値を尊重して働くことを肯定的に考えるべきです。
実際、そういう働き方を選んでいる人はいるし、僕も同様の経験をしていて、労働の対価はお金じゃなくていいと認識していますので。この考え方って、これから大事になっていきますよ
週末コミットで世に出るサービスを作りたい人は多い
無給でスタートアップの仕事に参加する人たちのモチベーションは様々で「世に出るサービスを作りたい」「サービスの土俵を借りて経験を積みたい」などがあるそうです。
こうした「お金を目的としない労働」のモチベーションは他にもあります。
オタキング岡田さんの「クラウドシティ」に参加している人は「有名人である岡田さんと一緒に仕事できること」をモチベーションにしています。しかも、参加者はお金を払った上でタダ働きしていますからね。
このようにお金を対価として考えずに働く人は多いのです。僕もそんな感じで働いていた時期がありますし。
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就活で語れるネタがなかったので無給インターンを
学生時代、無給インターンを1年弱行っていました。当時は、仕事が楽しくて無給であることに不満はあまりなかったです。周りの友達には「それ辞めた方がいいよ」と言われましたが、楽しく続けていました。
無給でもインターンを続ける理由は「経験を積んで就職活動で語れるネタを作ること」でした。僕はダメな学生生活を送っていて就活で語れるエピソードが1つもなかったので、ネタができるように必死に働いていたんですね。
インターンはiPhoneアプリの企画で、実際に数本のアプリをリリースして、就活時には大きな武器になりました。
インターンのおかげで書類選考は全部合格
当時は、iPhoneアプリ自体がメジャーでなく、そうした経験をしている学生が珍しかったので、採用担当者のウケも良く、書類選考はすべて受かりました。
結果、IT・Web系の会社から複数の内定をもらえました。当時は、既卒として就活していたので、この結果は相当嬉しかったですね。
その時代は既卒就活がメジャーでなく、イメージも良くなかったですから。
お金を重視してバイトしなくて本当によかった
これだけの結果が出せたのは、間違いなく無給インターンのおかげです。労働による対価を「お金」ではなく「経験」としたことで、自分にとって大きなプラスになったんですね。
おそらく、お金を対価として考えて普通のバイトをしていたら「内定」を得ることはできなかったでしょう。今思いだしても「お金でなく経験を選んで本当によかった、あの選択は正しかった」と自信を持って言えます。
このように、労働の対価はお金じゃなくてもいいんです。
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やりたいことがあるなら「無給」でもやった方がいい
ここまで書いてきたことは多くの人に当てはまるはずです。
例えば、toBのサービスを作っているエンジニアやデザイナー。普段は、企業向けのサービス開発に取り組んでいるわけですが、中にはC(消費者)向けも作りたいと思っている人がいるはずです。
そうした人は、無給でもtoCのサービスを開発しているスタートアップに参加すればいいのです。それはフルコミットである必要はなく、「週末だけ」とか「会社が終わった後」など一部だけでもいいでしょう。
そうすれば、自分の手がけたサービスを世に送り出す経験ができます。
経験を積みたいなら、チームに参加するのが手っ取り早い
さらに、サービスを作って経験を積みたいと考えるクリエイターも同様の手法でチームに参加していくといいです。
サービスを作るのは1人でもできますが、よっぽどの天才でない限り、チームで作ったほうがいいものを作れますし、モチベーションも維持できます。
自分のやりたいことを叶えるために、無給でもチームに参加して働くのはこうした面でも大事だと思うんです。
無給労働は投資。長期的にはリターンが
実際、スタートアップは慢性的に人が足りていませんから、無休で参加してくれる人は重宝されます。あと、スキルが微妙でもマインドを見てくれるので、参加もしやすいです。
なので、サービスを作りたい、経験を積みたいなど、やりたいことがある人は対価をお金以外において働いてみませんか?
「無給だから」とためらうのはもったいないですよ。無給から得られるものは、お金だけでなく経験など様々です。その活動は投資とも考えられます。
やりがいとお金2つの対価を得たいなら環境を変えよう
無給労働から短期的にお金は得られませんが、長期的には大きなリターンがもたらされるかもしれません。なので、世間の「無給労働」への考えに惑わされず、自分なりの「対価」を考えてみてください。
なお、「対価」をやりがいと考えるなら、転職サイトに登録してやりがいを感じられる仕事を探すのも手です。実際、ワークポートはITに加え、総合型の求人支援をするために幅広い業種の求人を用意しています。
そうした中から、ふさわさしい仕事を探してみましょう。もし、それが面倒であれば、ワークポートのスタッフに代わりに探してもらいましょう。
会社が忙しいなら、スキルに見合った仕事を提案してもらえる
コンシェルジュというスタッフにお願いすれば、仕事探しが楽になるんです。これは週5勤務しいている会社員には非常にありがたい仕組みです。
一度、コンシェルジュと面談するだけで、あなたのスキルと経験をもとにそれに見合った求人を紹介してくれるからです。実際、僕もコンシェルジュ(エージェント)を複数利用しましたが、「こんないい求人もあるの?」というものを紹介してもらえました。
さらに、ワークポートの中の人に取材しても、彼らの優秀さがわかりました。中には、0から履歴書や職務経歴書を書いてくれるスタッフもいるというのです。
やりがいのある仕事を探すためにも専門家に手伝ってもらおう
これくらい親身に仕事探しを手伝ってくれるんですから、使わない手はないですよね。利用も簡単でサイトから登録して、スタッフと日程調整するだけ。あとは、その日に来社すればいいんです。
もちろん、このサービスを使うことのデメリットはありません。転職する気がなくなても、その後連絡を無視すればいいですし、会社ん人に活動がバレることはありません。
ではまた!(提供:らふらく^^(@TwinTKchan))