「ごめんね青春!」はポスト金八先生だったのでは?

大好きなドラマ「ごめんね青春!」について思ったことを書いていきます。名作なので、多くの人に届いてほしいです。

ネット上で盛り上がりを見せていた「ごめんね青春!」

12月21日に最終回を迎えた「ごめんね青春!」というドラマ。過去最高と言ってもいいくらい、どハマりしていました。ハマりすぎて「ごめんね青春!」のSNS投稿をいつもチェックしていました。

こうした感想を抱いているのは僕だけではありません。ネット上には、最終回が終わってしまったことを惜しむ声がたくさんあり、ファンの愛が伝わってきます。

参照:「#ごめんね青春」での検索結果(Twitter)

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面白いのに視聴率が低いという事態に

しかし、一方で面白い割には視聴率が低いということでも話題になっていました。

参照:新ドラマ低調は、クドカンのせいじゃない! 「ごめんね青春!」視聴率にモノ申す

この記事では、日曜9時という早めの時間帯が良くなかったと指摘されています。「下ネタの面白さが伝わっていない、クドカンの面白さがわかる層に届いていない」といった感じで。

確かに日曜9時では厳しいし、局側の編成ミスかなとも思いました。しかし、あることをキッカケに「批判されること前提で、TBSはあえて日曜9時に持ってきたのかな」と考えるようになりました。

それは最終回後につぶやかれていたツイートを見てからでした。

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ごめんね青春!はポスト金八先生だった!?

ドラマの中では、性同一性障害に悩む男子生徒や、学園祭の出し物で力士ミュージカルを演じた女子生徒、ガールズバーに入り浸る住職、放火魔の先生など世間的には白い目で見られがちな立場の方々が登場します。

しかし、彼らはとがめられることもなく、「それでいいんだ」というスタンスで描かれているのです。今の日本では見られない寛容な目線で。

これは、木曜9時や金曜9時に放送されていた金八先生と似ています

金八先生では性同一性障害に悩む生徒や家庭内に闇を抱える生徒、ドラッグに依存してしまう生徒に焦点を当てて、そういった境遇の人々を勇気づけてきました。また、「こんな待遇の方々がいる」というメッセージを世間に投げかけていました

ごめんね青春!もこういったメッセージを投げかけたかったのだと思います。世間では白い目で見られそうな人たちに手を差し伸べ、世間には「こういう生き方もありなんだよ」と

TBSは、こうしたメッセージをクドカンワールドというポップな世界観に入れこんで、訴えてたかったんです。きっと。

視聴率は良くなかったが、多くの人に届くべき作品

そう考えると、「日曜9時」という編成は正しかったし、ごめんね青春!のメッセージがテレビを通して多くの人々に伝わらなかったのは非常に残念です。

参照:関ジャニ錦戸主演 クドカン脚本「ごめんね青春!」最終回5・8%

まあでも、個人的にはスゴく面白かったと思うし、ネット上での盛り上がり度は10位だったので、見ていた人には強く刺さるドラマだったのでしょう。

参照:「最も検索されたワードはYahoo」「ごめんね青春!がドラマ10位」など2014年のトレンドを映したランキングをGoogleが発表

ですので、今回ドラマを見れなかった方はTBSのオンデマンド放送か、6月に発売される「ごめんね青春! DVD-BOX」で確認してみて下さい。本当に素晴らしい作品で、こんな名言も聞けますので、ぜひ。

好きにならなきゃ好きな理由は分からない。

好きになってから、よく見るからその人の良さに気づく。

だったら、直感を信じてみませんか。

理想と違うからとか、条件が合わないからとか、そんなの時間のムダ!

人生は一度きりなんです! がっついていこう!

ではまた!(提供:らふらく^^

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