先日、参加させて頂いた番組収録で古市憲寿さんの質問が印象に残りました。
その質問とは「そのサービスって何がスゴいんですか？」というもの。これって、モノづくりをしていく上で非常に重要な問いかけなんですよね。
「何がスゴいの？」に即答できる商品は良いモノ
質問はVingowを運営する米重さん、NewsPicks編集長佐々木さんに投げかけられ、2人ともすぐに分かりやすくVingowとNewsPicksの良さと伝えていました。
このやり取りを見ていて、ずいぶん大胆な聞き方で古市さんらしいなと、思わず笑ってしまいました。そして、同時に「何がスゴいの？」という問いかけは「自分の商品の魅力を考える際、一番役に立つのでは」とも感じたのです。
僕のブログはもちろんのこと、世の中の商品には必ず良さがあります。そして、それを多くの人に知ってもらうには「良さ」をすぐに短くわかりやすく伝えなければなりません。
30秒でアイデアを伝える実践テクニック「エレベーター・スピーチ」という記事でも説明されているように、伝えたいことを絞らなければ良さを理解してもらう事はできませんからね。
（なお、エレベーター・スピーチとは、エレベーターの中で一緒になった上司に対し、数秒でやりたい企画を提案することです。最近は、こうした短時間でわかりやすく伝える事はビジネスの世界で定番となっています。）
すぐ答えられるように常に良さを考えておく
さらに、「端的」に加えて「即」も重要です。質問されて「えーと」と考えてしまうようでは、相手に「こいつ本当にそう思ってんのか？」と疑われてしまいますからね。
そんな状態で商品をアピールした所で、魅力を伝えるのは難しいので、すぐに商品の魅力を伝えられるようになっている必要があるのです。
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これを「らふらく^^」に当てはめてみると
では、「あなたのブログの何がスゴいの？」という質問をされたとして、どうやって端的に答えるか考えてみましょう。
僕なら、「好きなことをして生活したい方向けに必要な情報を提供しています。そこで、読者が気づきを得られている、これがスゴい所です。」と答えます。
「好きなことで飯」は自分がずっと掲げてきたテーマでしたし、Twitterやメールの問い合わせを見ていると、「好きなことで飯」を目指している方からの反応が多いので、ここが良さなのかなと思っています。
「何がスゴい？」への回答を考えてみよう
ということで、ブロガーに限らず、モノづくりをしている人は「何がスゴいの？」に対する回答を考えてみてください。
これを考える事で、自分の商品の魅力を熟考するキッカケになって、今まで思ってもみなかった魅力が見えてきます。僕も端的な回答を考える事で、今まで考えつかなかった良さに気づきました。
さらに、端的な回答を導きだした事で、ブログのレベルをもっと上げていこうと思えるようになりました。これは、モノづくりのモチベーションを上げる効果もあるので、試してみてください。
相手に魅力を伝えるには、その良さを自分が一番知っておく、これ必須ですよ。
ではまた！（提供：らふらく^^）
