この記事では、「未経験でもIT業界でプログラマーになれるのか?」について解説します。
「未経験からでも就職・転職できる?」「どうやればいいの?」と気になっている方は参考にしてください。
※結論、未経験でもエンジニアになれます
最近では、人手不足により企業が未経験でもプログラマーを採用してくれます。
そういった会社は以下の記事で紹介してるので、ぜひチェックしましょう!
また、未経験からプログラミングスキルをつけられて、転職もできるスクールも最近人気です。
自分がIT業界でもやっていけるかは、以下の診断で把握しておくといいですよ。
18のタイプから自分の性格を診断してもらえます。
僕は、「独創性」「決断力」「挑戦心」「自己信頼」「親密性」の5つでした。これ、かなり当たってましたw
仕事での強みと適職がわかる「グッドポイント診断」がかなり参考になった https://t.co/1WrpPOGkow pic.twitter.com/oDCkYxcXNi
— らふらく更新用@ブログで生活しています (@guppaon1) 2017年9月26日
IT、Web業界は、公務員的な「まったり」を求める人には向いてません。
仕事をがんばりたい人向けの業界ですので、そういった適性があるか診断で理解しておきましょう。
未経験からプログラマーになれた体験談は、以下の動画でもチェックしてください。
IT業界といっても、色々と違いがある
本題の前に重要な事前知識を紹介しておきます。それは、IT業界の定義について。
そうしないと、今後の話が理解しづらくなってしまいますからね。
ということで、その中身を説明しておきます。
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IT業界というくくりの中に、LINEなどのネットベンチャーがある
図解すると、こんな感じです。
まず、IT業界という大きなくくりがあります。
ここには、NTTデータ、オラクル、富士通などの大手IT企業が入っています。
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Web企業はLINE、リクルートなど
そして、その中に、Web(ネット)業界というくくりもあるのです。
なので、これから「IT業界」というときは、こうした会社が入っているんだとイメージしながら読んでください。
IT業界とWeb業界のプログラマーの違い
業界についての理解が進んだところで、次はプログラマーについて説明していきます。
プログラマーという職種自体は同じですが、IT業界とWeb業界におけるプログラマーの仕事って違うんですよ。
と、その前に混同されがちな、「プログラマー」と「SE(システムエンジニア)」の違いについて解説しておきます。
プログラマーはコードを書く人、SEは設計する人
プログラマーは、コードを書く人です。
つまりPHP、Javaなどのプログラミング言語を書いてソフトウェアを作っていく人です。
なので、仕事でやる作業はプログラミングがメインです。
SEはコード(プログラム言語)を書かない
一方、SEは、プログラミングをしません。
やることは、プログラマーに作業をしてもらうための設計図を書くことです。
SEはクライアントに出向くことも
SEは、ソフトウェアを作って欲しいお客さんのもとに出向き、相手の要望から設計図を書きます。
なので、プログラマーよりもコミュニケーション能力が必要とされる仕事なのです。
プログラマーとSEには、このような違いがあるんですね。
この辺の明確な違い、給料の違いなどは以下の人気エージェントに聞いてみましょう!
IT系プログラマーとWebエンジニアの違い
そして、僕がこれから紹介していくのは「プログラマー」ですから、プログラミングしてソフトウェアを作っていく人のことです。
その違いをこれから説明していきます。
ITではtoBのソフトを、WebではtoCのソフトを
IT、Webにおける違いとは、ソフトを誰のために(どんなお客さんに)作るかです。
IT業界の場合、お客さんが企業ですから、企業向けのソフトを作ることになります。
例えば、銀行ATMの決済システム、企業の人材管理システムなどです。
Web業界のプログラマーはアプリなどを開発
一方、Web業界ではお客さんが消費者(Consumer)になります。
つまり、僕達ですね。
一般消費者が使うようなソフトを作るのが、web業界のプログラマーの仕事です。
自社開発はやりがいあるけど、忙しい(残業多い)
このソフトは、Web業界においては、アプリ、Webサービスと呼ばれることが多いです。
僕も会社員時代は、ゲームを作っていましたから、Web業界のプログラマーだったわけです。
では、前提知識の説明も終わったところで、この仕事が未経験でもできるのかを検証していきます。
未経験でもプログラマーとして働ける。事例あり
結論から言うと、未経験でもプログラマーになれます。
以下、転職サイトのエージェントへのインタビューからわかったことです。
フリーターから未経験でエンジニアになれた事例も
あと、転職支援サイトでは、IT未経験のフリーターでもエンジニアになれた事例が紹介されています。
また、支援もかなり手厚く、過去に1万人以上の内定者を出しています。
なので、ラクに内定を得るために、こういったサイトは必ず無料登録しておきましょう。
独学でOKの求人も(勉強は必須)
また、学ぶ意欲さえあれば、採用するという会社もあります。
募集要項に書いてある「実務経験」と「使用経験」が別である事は知っておいた方がいいですね。
女性が未経験でエンジニアに転職できた
仕事を辞めて半年間でたくさんの資格を取り、その姿勢が認められ内定したケースもあります。
関西(大阪、京都、神戸)では未経験でも採用される
地域差もあるようです。関西では、エンジニアの未経験採用に積極的でした。
これくらい人が足りてないんだとか
プログラミングスクールに通ってスキルをつける事例も
また、介護スタッフからプログラミングの学校に通ってプログラマーになった人もいました。
このように、未経験からプログラマーになることは可能なんです。
気持ちさえあればプログラマーになれる
あと、この仕事では、そんなに技術が大事じゃないんですよね。それよりも、学ぼうとするマインドが大事なんです。
インタビューではこんなことも語られていましたから。
独学で勉強も有利になる
また、現場での経験がなくても、独学で勉強していた、などの経験があれば評価されます。
プログラマーはマインドの方が大切
このように学ぶ姿勢が評価されるのは、プログラマーが技術を常に追求していく職業だからです。
僕もプログラマーだったので、わかりますが、この仕事では一生新しい技術を勉強し続けなければなりません。
こうした理由から、学ぶ姿勢を持った人は好評価を得られるのです。
自分に学ぶ姿勢があるかチェック
なので、プログラマーを目指すなら自分にそういった適性があるか診断でチェックしておくといいです。
18のタイプから自分の性格を診断してもらえます。
僕は、「独創性」「決断力」「挑戦心」「自己信頼」「親密性」の5つでした。これ、かなり当たってましたw
仕事での強みと適職がわかる「グッドポイント診断」がかなり参考になった https://t.co/1WrpPOGkow pic.twitter.com/oDCkYxcXNi
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プログラミングは語学と同じで誰でもできるようになる
あと、プログラミングというのは半年くらい、現場で働けばある程度の力は身につきます。実際、僕がそうでした。
プログラミングのセンスはなかったですが、実務経験をつくことで、コードが書けるようになっていましたし、
それでもゲーム作りの現場で働くことができました。
未経験からのバイトが勉強になった
僕の場合だと、フリーター時代にやっていたプログラマーのバイトが社会人になってから生きました。
当時は、プログラミングをほぼやったことがなかったんですが、
現場でPHP(プログラミング言語)で開発したことにより、スキルがつきました。
こうしたこともあるので、これからプログラマーを目指す方は、バイトでもなんでもいいので、まずは現場で開発してみるのもいいです。
※以下のようなプログラミングスクールの活用も有効です
プログラマーは年齢も気にしよう
ただし、正社員採用の場合、年齢で制限されてしまう時もあります。そういった区切りが考えられるのは、まず第二新卒です。
IT業界といっても、大手は厳密に区切ります。その区切りは社会人三年目までで、それ以降は通常の転職者として扱われます。
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— ホーリー (@gevvoihorry) 2016年1月13日
大学院卒であれば社会人1年目までが対象
第二新卒の定義については、以前、転職エージェントへの取材でこんなことが聞かれました。
「大学院卒(24歳から社会人)の場合」は以下の通り。
こちらもぜひ覚えておきましょう。
35歳(30代)の転職限界説が関係なくなっている
なお、大手以外の企業であれば、IT、Web共に厳密に第二新卒を区切りません。
また、年齢も30代であれば大丈夫です。前述した未経験でも転職された方は、30歳くらいだった気がします。
一部の創業間もない会社では、年齢が上すぎる人を嫌う会社もありますが、20代、30代であれば転職はできるはずです。
転職事例は以下の人気エージェントでチェックしましょう!
プログラミングスクールが就職支援
最近だと、プログラミングスクールで就職先の紹介をしてくれています。
未経験でもプログラミングスクールで学んでからスキルをつけ、就職先探しを手伝ってもらうのも可能なのです。
未経験からエンジニアになった人の具体的事例
では、サイトで掲載されている転職事例をまとめておきます。
事例1「引越し業者からエンジニアへ転職」
まず1人目は、1社目で引越し業者の契約社員になり、その後職を転々として、最終的にエンジニアになった方。
オンラインスクールで、Javaエンジニアコースを受講。
実績と熱意があれば30歳くらいでも転職できる
なお、実績として「1日に14-5時間は費やし、1週間でオリジナルアプリをつくった」そうです。
この方は、86年生まれとのことで30歳前後でも転職できることを証明してくれましたね。
事例2「飲食業界からITエンジニアへ」
2人目は、1981年生まれの男性。Javaを学習して未経験からIT企業に転職したそうです。
年齢がギリギリだと思っていたそうですが、スクールでキャリアカウンセリングをしてもらってから1か月後には内定をもらえたそう。
未経験でも第一志望に内定をもらう
担当カウンセラーからの紹介で2社ほど面接に行き、20社くらい求人票をもらって第一志望に内定をもらいました。
今後は、サーバーの運用保守や開発業務を行なっていく、とのこと。
キャリアコンサルが語る「エンジニアの未経験採用」
現状、自社サービスを運営する企業に未経験で内定をもらうのはかなり難しいそうです。
新卒なら、未経験でも内定してから勉強すればとってもらえますが、中途となると、教育してる余裕がないのできついんですよね。
受託の会社なら、未経験でも内定をもらえる
ただし、受託・常駐・派遣が主な企業となると、
ある程度コードが書けたり、言語に触れたことがあるというレベルでも大丈夫な場合が多いそうです。
このように、未経験から受託の会社に入って実務経験を積んで、自社サービスを運営する会社にステップアップする道もあるとのこと。
高卒、地方企業からでも未経験で転職できた
あとは、1994年生まれと若い方も未経験でエンジニアになれたそうです。
この方は、山口県のエネルギー系の企業に勤めた後、IT企業への転職が決まりました。
スクールでは、プログラミングを学びつつ、就職のあっせんをしてもらい、最初の求人紹介から約1か月で内定をもらったそうです。
高卒でも、第二新卒として転職できた事例
プログラマーとしてではありませんが、
高卒の方が就職支援サービスを使って、第二新卒としえ転職した事例があります。
静岡で働いていたゲーム好きの19歳がインターンに応募。
当時は、「パソコンに触れる仕事がしたい」ということで、インターンを通じてやりたい仕事を探していきました。
結果、半年のインターン後、身につけた営業スキルと、得意だったパソコンのスキルが評価され、ITベンチャーに第二新卒として就職できました。
未経験からならプログラミングスクールがおすすめなので、活用しましょう!
社内でプログラマーにジョブチェンンジした女性
ぼくが就活中に出会った社会人の女性は、そうやってプログラマーになっていました。
それまではプランナーの仕事をしていましたが、プログラミングで開発してみたいと思い立ち、社内でジョブチェンジ。
その後は、独学と実践でスキルをつけようとしていましたね。
なので、こうやって未経験からプログラマーになれる道があることは知っておきましょう。
年収はピンキリ
企業によって年収は大きく変わります。
そういった規模でも年収は変わります。
ITドカタだと薄給で激務な場合も
さらに、仕事ができるかどうかでもそれは大きく変わってきます。
かつてスキルが高ければ、新卒でも1000万円出すと言っている会社がありました。
あと、残酷な場合だと、孫請けの会社で末端の仕事をして残業がめちゃくちゃ多いのに、薄給なんてこともあります。
こういった現状は以下のエージェントで聞きましょう!
リモートワークによる在宅求人もあり
なお、プログラマーの世界にはリモートワークOKの求人もあります。
実施、僕の前職ではチームに2人リモートワークの方がいました。お2人は正社員ではなく、業務委託でしたね。
地方にもプログラマーの求人はある
あと、プログラマーの求人があるのは関東(特に東京)だけではありません。地方の政令指定都市にもあります。
例えば、札幌、仙台、静岡、名古屋、関西、福岡、広島、沖縄といった感じで。
未経験歓迎、学歴不問には気をつけよう
未経験でも転職できるからといって、それを求人ページで推しすぎている会社には注意が必要です。
こういったところは、ブラック企業である可能性があるからです。
ブラック企業の条件を知っておこう
それゆえ、人材不足で悩む会社も出てくるんですよ。
そういった会社が「未経験歓迎、学歴不問」と求人ページに書いて募集することがあるんです。
このように、未経験でプログラマーを目指す場合は、ブラック企業にも気をつける必要があるのです。
自分じゃ判断できないからエージェントに頼ろう
このように、判断を間違うと、ブラック企業に入ってしまうことになります。
仕事には多くの時間を費やすことになるわけですから、それは絶対に避けたいところ。
では、どうやって回避すればいいか。
ブラック企業かはエージェントに聞こう
エージェントとは、転職活動をアシストしてくれる人たち。
それは、会社選び、企業との選考の日程調整、履歴書添削など様々。
なので、入りたい企業の情報を彼らに聞いてみましょう。
その際にオススメなのが以下の人気サイトです。