NPO法人に就職したい人向け!給料や収入源、将来性について調べてみた

公開日: : 最終更新日:2017/03/08 仕事・キャリア, 就職・転職, 楽しい仕事を, 自分らしく生きる

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NPOへの関心が強くなってきたので、リサーチをしてNPOの今後を考えてみました。給与(給料)、働き方、待遇などをまとめています。

NPOの法人への就職を考えている方や求人に関心のある方はぜひご覧ください。

NPOとはなんだ?

まず、NPO(エヌピーオー)の概要から説明していきます。

NPOとは、Nonprofit Organizationの略で、非営利団体と訳されます。厳密に決まっているわけではありませんが、以下のような要件を満たすことが主です。

・非政府組織であること
・利益を配分しないこと
・自発的であること

このように、利益を分配せずに活動する団体をNPOと呼び、その中で特に、法人として活動する団体のことを、「NPO法人(特定非営利活動法人)」と呼びます

ここまでの説明で「非営利ってことは儲けちゃいけないの?ボランティアでやらなきゃいけないの?」と思っている方もいるかもしれませんが、それは間違いです。

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NPOは儲けちゃいけない?稼いじゃいけない?

NPOは非営利組織と呼ばれる事から、「儲けちゃいけない」と誤解されています。

私もそのように思っていました。しかし、営利を求めてOKなのです。以下のサイトにわかりやすく記載されていますので、ご覧ください。

参照;NPOってボランティア? 非営利だから儲けちゃいけない?

「非営利」 とは 「営利」 を求めてはいけないという意味ではなく、「営利」 を関係者(構成員)で分配してはならない(非分配)という意味なのです。

株式会社の場合は儲かったお金を関係者(株主)で分配することができますが、NPOは儲かったお金(余剰金)を関係者で分配することはできません。

儲かったお金の分配方法が違うだけで、株式会社もNPO法人も、同じ民間企業であることに変わりはなく、収益事業による税率も同じであれば、仕事をしてお金を稼がないことには、食べて行けないことも変わりはないのです。

民間の会社と「利益の分配の仕方」が違うだけなんですね。ちなみに、「利益 = 収入 – コスト(人件費など)」なので、NPO法人の社員にはちゃんと給料が支払われます

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NPOの収入源は?

主に寄付収入と、本業での収入の2つです。特に、認定NPOですと、寄付金の控除が受けられます。(認定NPOになるのは厳しい審査があります)

日本の代表的なNPOで、寄付による収入の割合が大きいのが、「かものはしプロジェクト」や「カタリバ」。この2つは、業界内でも有名です。

しかも、かものはしプロジェクトの年収は450万円と、民間企業並み

自社ビジネスをうまく回しているNPO法人に注目しよう

ちなみに、給料のいいNPO法人を探す際は、寄付だけでなく、稼げる自社ビジネスを立ち上げているかに注目するといいです。

カタリバがそうですが、ここは学校向けに教育・研修プログラムを提供し、そこからお金をもらっています。中には、授業料など学校が家庭からもらうお金にカタリ場の研修料金を含めているところもあるそうです。

また、フローレンスなども自社で保育事業を立ち上げてビジネスとして成立する体制を整えています。このように、寄付に頼らず収益を得られる事業を作っているか?は、NPO法人を選ぶ際に注目したいですね。

ただし、この3つのNPOレベルで給料をもらえるのは稀です。他のNPOはもっと給料が安いです。

NPO正社員の平均年収は約230万円

内閣府の調査によると、NPOの正職員の平均年収は約230万円。東京都の調査では、月収15万円~30万円の人が約6割であることがわかっています。

また、民間企業のような福利厚生や退職金などは、ほとんどありません。賃金に関しても明確なルールが決まってないところもあるので、待遇で就職を踏みとどまってしまう人もいます。

やりがいを感じて入社してきた人でも、待遇の悪さから離職してしまう事例もあるようです。

僕が見てきたNPOスタッフの事例だと、「週3アルバイトで入って、それ以外はカフェで働く」、「NPOスタッフとして仕事をしつつも、別で個人事業主として仕事を抱えて稼ぐ」というものがありました。

なので、これからNPO法人に就職しようと思っていた方は、厳しい現実があることも知っておきましょう。安定性であれば、民間企業、公務員の方が優れていますからね。

NPO法人は本業での稼ぎが大事

このように、給料の問題があるため、NPO法人は寄付金だけでなく、本業でもしっかり収益を上げていく必要があるのです。

組織として継続するには、それがないとダメなんですよね。実際、本業でしっかり利益を出せているNPO法人も存在しますし。

本業で収益を上げているNPO法人

それは、「Common Ground Community」という組織です。

Common Ground Community は、ニューヨークでホームレス問題に取り組むNPOです。古い建物(ホテル、アパート)を買い取って、ホームレスの自立を支援する場所(サポーティブハウス)として再活用しています。

これにより、住居のないホームレスを救う事ができますし、空き室に悩んでいる街や大家さんの問題も解決する事ができるのです。

Common Ground Communityはホームレス自身でなく、建物周辺の街の再生、再発展にも貢献しており、この本業で収益を確保しています。

今後は、サポーティブハウス周辺の地価の上昇分で利益を出すこと(不動産業)も可能なのではないでしょうか。

日本であれば、国・地方から助成金をもらい、地域で起業家を輩出する塾を開催したり、ビジネスコンテストを開催したりして、生計を立てているNPO法人もあります

こうした動きもチェックしておきましょう。

NPO法人への協力は民間企業にもメリットが

NPO法人は民間企業のCSRという点でも注目されているんです。NPOに対して積極的に協力していく事はメリットが大きいからです。

現在、各企業がCSR活動に力を入れており、社会貢献という所でイメージアップやブランド化を図ろうとしています

しかし、CSR活動が当たり前になり、どこも同じような活動に映ってしまうと、差別化がされず効果が薄くなってしまうんです。

そのため、社会貢献を強くアピールするためにNPOへの寄付、貢献という活動が差別化をする上でも大切になってきます。

まだ珍しい「NPOへの支援」を行えば、企業の注目度は高まりますし、ブランディングにもつながります

こうした支援はNPOの存続の助けにもなり、両者にとってメリットがあるので、積極的に進めていってほしいですね。

NPO法人への就職がメジャーになる事に期待

紹介してきたように、給与水準も厳しいNPOですが、ドラッガーがで予言した通り、これからのトレンドになっていく事は間違いありません。

なので、社会貢献性の高いNPO法人の動きにもっと注目していきましょう。なお、就職・転職を狙っているなら、求人をこまめに見ておきましょう

転職求人サイトの「リクナビNEXT」にはNPO関連の求人が57件掲載されていました。なので、興味のある方はサイトに登録してチェックしておきましょう。


>>リクナビNEXTのサイトはこちら

ボランティアから関わる方法もある

また、NPOに就職するまでの道としてボランティアから入る、というやり方もあります。(副業などで無償で関わることはプロボノと呼ばれており、パナソニックは東北で被災した地域におけるボランティア支援をしています)

まずは副業で関わり、本業にしてもいいなと思ったら、会社を辞めて転職するという感じですね。

ボランティアやインターンを募集しているNPO法人もあるので、そちらも調べてみてください。

また、知人経由で紹介してもらう、イベントでNPO法人の人と知り合って求人がないかチェックするというやり方もあります

自分の行動次第でどうにでもなるので、転職サイトなどを活用しつつ、とにかく動いてみてください

社会に貢献できる仕事はNPOだけじゃない

ちなみに、社会貢献性の高い仕事をするための手段はNPO法人に就職する以外にもあります。

民間でも社会貢献が可能なのです。そもそもですが、いま存在している企業は社会になんらかの形で貢献しているからこそ、生き残っているわけです。

「社会への貢献(価値の提供)=対価としてのお金」ですからね。なので、NPO以外にも選択肢を持った方がいいのです。

NPO法人以外でも社会貢献できる

よく聞くのが、NPO法人ばかりに目を向けすぎて視野が狭くなってしまうことです。

民間だとWeb系ベンチャーでも、社会的に意義のある事業を行っている会社が出てきています。なので、そういった企業も探してみましょう。

探す際は、先ほども紹介した「リクナビNEXT“”」が便利です。(社会貢献イベントのきっかう・運営を行う企業の求人もありました)

NPOで生かせる強みも知っておこう

なお、リクナビNEXTはNPOや社会貢献性の高い企業の求人を探す以外でも活用できます。仕事で生かせる強みを知れるグッドポイント診断があるんですね。

これによって、NPOや社会貢献ができる組織に入って強みを生かし、どのようにして活躍できるかが想像できるようになります

なので、この機会に受けてみてください。

強みを知る>>グッドポイント診断はこちらから“”

ではまた!

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