手に職の仕事や資格を目指すことより重要な事

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今や、かつての有名大企業でもリストラが行われるようになりました。こうした状況で大切なのは、会社員、フリーランスに関わらず個人として成果を生み出していくことです。大企業に入ったら、一生安泰という流れは都市伝説となりました。

こうした「個人の時代」について考える際にオススメの本があります。名著『パーソナル・プラットフォーム戦略』です。会社員として何気無く仕事をすることに危機感を感じていている方には、共感できる箇所がたくさんあります。

ということで、一部を紹介します。手に職の仕事につくのではなく、会社に所属しなくても生きていけるようにしておくのが、これからの生存戦略ですよ。

プラットフォーム化とは周囲を巻き込んでいくこと

では、本書タイトルの「プラットフォーム」が何を指すのか、確認していきましょう。これを理解しておくと、手に職をつけなくても、生きていくことができるとわかりますよ。

自分の目的を提示し、同じ方向を向いている人を、関わり方はどうあれ、巻き込んでいく。そうして自然発生的に、「実現を助けてくれる人」を集めていく。

これが、「自分をプラットフォーム化する」という発想なんだそうです。周りに協力してもらえる事で、自分にできない事、問題が解決していきます。

また、これからは会社員でも個人つまりフリーランスとしての意識を持っていく事が大切であると説かれています。

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自分を企業と考えて自分にしかできない仕事を目指す

会社を超えた一つのビジネス単位である ”自分” という存在を確立する。

”自分をプラットフォーム化する”というのは、自分自身を一企業に見立ててみるようなものです。プラットフォームに参加するというのは、同僚や部下、上司であったり、クライアントだったり。

要はその”自分”という企業を「どう育てていくか」

個人として独立してつもりで自分にしかできない仕事、つまり誰でもできる仕事をしないことが必要なんです。

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周囲を巻きこむために必要なのは相手に貢献すること

では、誰でもできる仕事にしないために、プラットフォーム化し、周囲を巻き込んで行くにはどうすればいいのでしょうか。

まず自分が動き出し、「わたしはこれをしたいんだ」とか、「わたしにはこれができます」と、積極的にアピールしていくことです。

この時重要なのは、「相手がほしいこと、望むこと」は何かを見つけ出し、それを先に相手に提供することです。

「相手に対する貢献」が必要になるのです。

周りの人に自分がやりたい事をアピールする。そして、相手からの協力だけを求めるのではなく、相手に有益な事を提供して、お互いが得をする関係を気づいていく。

これが不可欠のようです。

仕事を任せてもらえるようにキャッチフレーズを

では、プラットフォーム化によって、仕事を任せてもらうためには何が必要なのでしょうか。そのためには、自分を強く印象付けることが大事と語られています。

プラットフォーマーが介在する事によってはじめて新しい価値を生み出す

既に存在しているプラットフォームとの差別化をいかにはかり、必要とされる存在に慣れるかも重要です。

キャッチフレーズができるかどうか

たとえば、「プレゼンの資料をつくるなら、〇〇さん」「中国語の説明資料作成と言ったら、〇〇さん」と言った具合になるでしょう。

自分にしか出せない価値を知ってもらうという事を心がけていきたいですね。そうすれば、どこの会社でも活躍でき、生き残っていけます。

プラットフォーム化によって誰でもできる、つまらない仕事をしない

本書の中では、他にSNSでプラットフォームを発信していく方法、プラットフォームの育て方・差別化、情報整理術、人脈術が紹介されています。

私は、これからの新しい働き方を模索する上で必須の知識になると確信しています。それを考えるようになったのは、以下のフレーズがきっかけです。

今日本に求められているのは、自分をプラットフォーム化し、何があっても生き残れる「ひとり社長」をめざすことなのです。独立する場合はもちろん、組織の中で生きるのであっても。

このように、面白い仕事をして価値を生み、生き残っていけるように、プラットフォーム化を日々の業務で実践していきましょう。

手に職の仕事に就いても生きていけるかは微妙

紹介してきたように、自分をプラットフォーム化して、どこでも生きていける力をつけることは重要です。こうなれば無敵です。

世間には、一生食っていくために「手に職の仕事に就こう」「手に職の資格を取ろう」という流れがあります。しかし、これを信用してしまうのは危険です。

資格を取っても、一生その仕事で食べていけるかは微妙だからです。現に、手に職と言われていた弁護士も食える人と食えない人の格差が広がっています

薬剤師の解析作業も機械に代替される

また、今後はテクノロジーの進化によって、専門職の仕事が奪われていくことも考えられます。例えば、薬剤師。現在は、薬の調合で解析技術が求められ、需要があります。

しかし、テクノロジーが発達して、その解析技術が機械化されてしまったら、その技術は生かせなくなっていまいます。実際、薬剤師のような知識労働の方が機械に替わられやすいという説もあります。

なので、現在「手に職」と思われている仕事でも、将来危機にさらされる可能性もあるのです。

これはITエンジニアやデザイナーでも同様です。

エンジニアやデザイナーも一生食えると安心できない

現在は、手に職の仕事と思われていますが、大規模システムのもと、指示された分のコードを書くだけの仕事は、機械化もしくは海外で安くやってくれる人に代替されていきます。

作業するだけのデザイナーも一緒です。最近は画像解析の技術も発達してきて、効果のある(クリック率がいい、ユーザーに良い印象を与えるなど)バナーやイラストを機械で描けるようになりつつあります。

こうしたことも、手に職の仕事に就業して安心することの弊害です。

他だと、会計士もそうです。現時点で、これまで人間が行ってきた確定申告の作業は全自動ソフトによって代替されつつあります。実際、私も「freee」のようなソフトを使って、かつては専門知識が必要だった作業を行っています。

手を動かす専門的な仕事も機械に代替される

さらに、知識労働以外の「手に職」と考えられていた仕事でも一生食べていくことは難しくなっています。それは、単純作業が伴う、造園業など。

一般的に、力仕事は機械化が難しいと言われています。それは、動くもの(人間、動物)を相手にする場合は、多様な状況を想定しなければならず、それを機械に覚えさせるのが難しいからです。

こうしたこともあって、手作業を伴う仕事は「手に職の仕事、資格」と思われがちです。しかし、造園業のように動かないものを相手に作業する場合は、機械でも作業出来てしまいます。

機械はミスをせず、どういう木や庭園が美しいかをパターンとして覚えることができますから、人間より高いパフォーマンスを出せます。

こうしたことを考えても、「手に職」と考えられている仕事に就くのは危険なんです。それは資格も然り。

一生食っていく力をつけるために必要なこと

「手に職」を盲信してしまうのは危険です。今は需要があっても、機械化などの外部環境の変化によって、意味を持たなくなる可能性があります。

では、「手に職」以外の方法で一生仕事に困らないようにするにはどうすればいいか。環境とともに変化し続けるしかないです。

例えば、エンジニアであれば、常に最新のプログラミング言語を勉強する。デザイナーであれば、作業以外にもディレクションの勉強もする。会計士であれば、機械にできない節税の知識を教えて稼ぐなど。

なので、手に職をつけようとしている方は発想を変えて、変化のできる環境に身をおくことを大事にしてください。

そのためには、なんとなく仕事をしていればいい、という組織にいてはダメです。変化の激しい組織に身をおく必要があります。例えば、ITやWeb業界がそうです。

変化の早いWeb業界にいれば、変化への耐性がつく

実際、僕はWeb業界で働いていましたが、変化のスピードが本当に早かったです。1年前に通用したものはすぐに陳腐化し、すぐに新しいことをマスターしなければなりませんでした。

そういった環境にいると、変化を強いられて、結果的に一生食うために必要な行動特性が身につきます。なので、仕事で困らないようにしたいなら、そういった業界を目指しましょう。

幸運なことに、転職求人サイト「ワークポート」にはそういった仕事が多く掲載されています。そこで、これまで述べてきた姿勢を身につけれそうな仕事を探してみましょう。

キャリアアドバイザーからのアドバイスも参考になる

また、こうしたサービスに登録してキャリアアドバイザーに相談すれば、仕事を提案してもらえ、自分だけでは見つけられなかったいい仕事も見つけられます。

なので、将来を真剣に考える上でも、まずはサイトに登録してキャリアアドバイザーに相談してみましょう。日々の業務が忙しい人向けにも平日遅くや休日も面談対応してくれますので。

「ワークポート」のサイトはこちら

ではまた!

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