いま音楽で求められているのは新曲ではなく「皆が知っている昔のヒット曲」

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今求められているのは新曲ではなく、みんなが知っている曲、昔のヒット曲なのではないでしょうか?ここに音楽業界を救うヒントがあると思うのです。

みなさん!新曲を待ち望んでいるアーティストはどれくらいいますか?
昔好きだった曲ばかり聴いていませんか?

フェスで気づいた人々が音楽に求める事

Ask You In Gray
Ask You In Gray / Photos by Mavis

今年もロッキンに行ってきました。知らない方のために説明しておくと、ロッキンとは茨城県で開かれるロックフェスの事です。フェスには多くの有名ミュージシャンが集まって演奏します。

そして今年のフェスである事に気づいたのです。
それは音楽業界で求められているのは新曲ではなく、皆が知っている過去の人気曲であるということです。

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フェスで盛り上がるのは「過去の名曲」

様々なアーティストが演奏する中で特に盛り上がっていたのは、かつてCMで流れていて誰もが知っているような人気曲でした。

フェスに足を運んでいる方の中には、出演するアーティストが大好きで彼らの曲なら何でも盛り上がれるという方もいるでしょう。しかし、そうした人は一部なんだと思います。それはフェスの盛り上がり方を見ていてもすぐにわかりました。

それよりも、過去のヒット曲で盛り上がれる、言ってしまえば「ミーハー」な人たちの方が多かったのです。そして、「ミーハー」な人たちの人気曲に対する反応は凄まじいものがありました。

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アーティストも「皆が知っている曲」の重要性を意識している

僕は、ファンの反応だけでそう判断したのではありません。
アーティストの言葉からも「過去のヒット曲」の重要性が感じられたのです。

それはロッキンでトリを務めたKICK THE CAN CREWのMCにおいてです。
KREVAさんが
「最近は、日本に誰もが知っているヒット曲ってないよね。だからこそ今日は、誰もが知っている曲を届ける。」と語っていました。

さらに、僕は直接見る事ができなかったのですが、山崎まさよしさんも同じような事を語っていたようです。

山崎さんは「(自分の楽曲の中で)一番有名な曲です」と語り、「野菜の歌です。アイドルグループの歌です。わかるでしょ?」とヒントを出すと、会場は「わー」と大盛り上がり。人気グループ「SMAP」がカバーした「セロリ」を歌唱し、観客は片手を左右に振りながら生歌に酔いしれた。

山崎さんは、「SOUND OF FOREST」ステージの5組目として登場。「今日初めて山崎を見たっていう人?」と集まった人々にたずねると、半数以上が挙手。「ほとんどかーい!」と驚きつつ、最後にヒット曲「セロリ」を披露した。

引用元:山崎まさよし : 「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」初日に登場 「一番有名な曲」を披露

これってまさに、人々が最新曲よりも過去の人気曲で盛り上がる事を捉えている証です。

ファンの反応を捉え、アーティスト自体も「過去の人気曲」が重要であると気づいているのです。そして、ここに衰退気味の音楽業界が活路を見出すヒントがあると思うのです。

人気曲をとにかく露出。それを入り口にしてファンを獲得

ネットコンテンツはこのまま無料に向かうのが正しいのか?でも述べたように、この先音楽作品に必要なのは「無料であってもとにかく作品を流通させてファンを獲得していくこと」です。

その際ファンになってもらうには、間違いなく質が必要です。
そこで有効活用できるのが過去のヒット曲なのです。

過去のヒット曲は大きな目玉商品になります。
ですので、僕はそれをどんどん露出させていけばいいと思っています。

やり方としては「ロッキンのようなフェスでの演奏」と「セルフカバー」の2つがあります。

フェスで当時を想起させる人気曲を演奏

1つ目はフェスで、観客が当時聴いていた思い入れのある人気曲を演奏でする事です。
この曲が前述した、山崎まさよしさんの「セロリ」やKICK THE CAN KREWの「アンバランス」や「クリスマス・イブRap」に該当します。

世代を映す曲というのは共感を呼び、演奏時の盛り上がりのガソリンとなります
さらに、ソニーウォークマンの広告で話題になった「10代で口ずさんだ歌を、人は一生、口ずさむ」というコピーがあるように、10代で聴いてた層には特に刺さるはずです。


このツイートに対して、多くの人が共感していて数百ものRTがなされています。
それだけこの言葉には説得力があるのでしょう。

ですので、ある特定の世代に刺さるヒット曲を演奏して、彼らにまた振り向いてもらうことが重要なのです。
実際、僕はロッキン後にKICK THE CAN CREWの楽曲を購入しました。

フェスで昔聴いていた音楽の魅力に再度気づけば、僕と同じ体験をする人は多いはずです。

セルフカバーで当時とは違った年代の層に聴いてもらう

セルフカバーのやり方はスキマスイッチの活動が参考になります。
彼らは以下のような戦略でセルフカバーアルバムを出しているそうです。

理想なのは、名刺代わりみたいな聴きやすい曲を提示して、そこからアルバムに入ってもらって、その世界に引きずり込むっていう。いやらしい言い方をすれば、それが僕らのやり口だと思うんですよ。

これは昔よく言ってたんですけど、高校生の娘が自分の部屋でスキマスイッチの曲を聴いてるとしますよね。そこに父親が通りかかって、「懐かしい曲聴いてるな」って言うんだけど、今度は娘が「何言ってるの。これ、今の人だよ」って。

その図式が理想なんですよね。

引用元:スキマスイッチ「POPMAN’S WORLD~All Time Best 2003-2013~」インタビュー – 音楽ナタリー Power Push

つまり、過去のヒット曲をガンガン流通させて当時とは違う年代にアプローチする。そして、その曲を入り口にして他の曲も聴いてもらうという戦略。

こうして名作に、その時代に合わせたアレンジを加えて最高のものに仕上げていくという作業がこれから重要だと思うのです。

カギは過去の人気作品のアップデートと露出

これまで述べてきたように、今後アーティストは新曲で稼いでいくというよりも過去の人気作品をもとにマネタイズしていく事が重要になりそうです。

その際に必要なのが、当時を想起させる演奏(at Live)と時代に合わせたアレンジなのです。
これは現在ヒットしている「STAND BY ME ドラえもん」の戦略に近いです。

新たなものを1からつくるのではなく、過去の人気作品をアレンジしてアップデート版を出していくという。
おそらく、これから新しいものを生み出してヒット作を生み出すのは難しくなっていくでしょう。

僕の感想ですが、今やあらゆるタイプの音楽がリリースされて、どの音楽も似通って聞こえてしまっています。
それ故、J-POPについてこんな分析もなされています。

J-POPは、似たような曲ばっかりだ”といわれますが、まさにその通り、ということです。ここ20年のヒット曲は、どれも似たようなフレーズを使ってばかり。

引用元:J-POPヒット曲 桜、翼、扉などここ20年似たフレーズが多い

こうした点からも、今後多くの人に刺さる人気曲を生み出していくのではなく、既存のヒット曲をアップデートしていった方がいいと思うのです。
実際、僕も最近の曲には興味がなくなってしまいました。

これらの事を考えてわかるように、今後は過去作品のアレンジがカギになってきそうです。

ご意見お待ちしております

なお、音楽業界で働いた事もない素人の意見ですので、
「それは違う」
「私はこう思う」
などご意見ありましたら、Twitterにて教えてください。

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それでは!

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