以前「僕がブログを書く理由」を書きましたが、そこでは書けなかった「もう一つの理由」があります。今まで恥ずかしくて人には言ってこなかったですが、あることを機に書こうと思えるようになりました。
今回はその辺を伝えていきます。
人生の暗黒期に感じた劣等感がブログの支え
249/365 “Close your eyes and surrender to your darkest dreams” / martinak15
「もう一つの理由」を隠してきたのは、それが「ドロドロして汚いものだったから」です。
それは「認められたい、スゴいと言われたい」というものです。
僕は大学3年からの数年間、泥のような時期を過ごしていました。20数年間の中で一番ヒドい時期だったと思います。言わば暗黒期です。
当時、人に会う機会は大学の授業や、時々東京に出て行って地元の友だちと会う時くらいでした。それ以外は、ほとんどの時間を家で過ごしていました。
そして、こんな生活を続けていった冬、就職活動というものが始まりました。僕もご多分に漏れず就職活動をしたのですが、引きこもって家にいた僕が就職活動に成功する訳がありません。「学生時代にがんばっていたこと」欄に書けるエピソードが無いのですから。
さらに、就活中に出会った東京の私大(特に早慶、MARCH)学生のエピソードを聞いて、絶望しました。「彼らはなんてキラキラした学生生活を送っていたんだ!」と。
そこで強いコンプレックスを抱き、自分が過ごしてきたムダな時間を悔いました。クソな時間を過ごしてきてしまった自分が本当に嫌になりました。
就活はうまくいかず、転機となる2011年8月まで暗黒期は続きました。
こんな暗黒期を過ごしたからこそ、当時の時間を挽回できるように認められたいし、早慶、MARCHのキラキラ学生のように「スゴいと言われる」実績を残したいと強く思っています。
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汚い部分をさらけ出そうと思った理由
Web Design Confession Booth (xvii) / allaboutgeorge
僕がコンプレックスとも言える「汚い部分」をさらけ出そうと思ったのは、家入さんの言葉がきっかけでした。
ダメアピールできる人っていうのは、弱みを公に披露できる人ということ。そういう人は無敵なんですよ。
引用元:【家入一真の未来の授業Vol.4】失敗の力学 –コンプレックスこそ最強の武器!-
コンプレックスは、裏をかえせば最強の武器になる。そこから、自分がやる意味のあること、自分ならではのストーリーが生まれるんです。そして、そのストーリーに登場したいという人たちが集まり、ビジネスが成り立つんだと思っています。
引用元:私がこの仕事を続けるホントの理由。 Liverty 代表、連続起業家 家入 一真さん
家入さんの言葉でコンプレックスが大きな原動力になる事を知り、自分もさらけ出してみようということになったのです。
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成功者はコンプレックスを原動力にしてきた
さらに、コンプレックスというのは成功のために重要な要素であることが彼らの体験からわかります。
優れた経営者として知られる堀江さんは、エンジニアとしてのコンプレックスを一流の経営者になるための原動力にしたと語っています。
僕が会社経営者をちゃんとやろうを思ったのは、プログラミングもある程度できるけど、
エンジニアとして二流だっていうコンプレックスがあったから。(中略)技術者としては二流だったから、経営者として一流にならないとダメだ、と思ったんだよ。
それが「世界一の企業を目指す」っていうモチベーションだった。
引用元:劣等感は何よりも大きな原動力になる 【成功者のエピソードより】
オードリーの若林さんだってそうです。売れない頃の悔しさや劣等感を原動力にして「ズレ漫才」を生み出し、いまや人気芸人としての地位を確立しています。
さらに、Facebookの創業者・ザッカーバーグ氏も「彼女に振られた」という悔しさを原動力にしてFacebookを世界的なサービスに育てていきました。
家入さんの言葉と成功者の例が示すように、コンプレックスは何かを成し遂げるために必要な要素なのです。それを知ってからはコンプレックスを恥ずかしいと思わなくなり、公言していこうと思えるようになりました。
ですので、コンプレックスを抱えているあなたには、それを原動力にしてほしいです。さらに、コンプレックスを公言してください。そうすれば、あなたのストーリーに共感して協力してくれる人が現れるかもしれません。
コンプレックスを「恥ずかしいこと」と認識せず、ポジティブに捉えていきましょう。私もこの記事をきっかけに認識を変えていきます。
なお、私のコンプレックスを見て「コイツおもしろいな、アホだな」と思った方はtwitterでお声がけ下さい。皆様の反応をお待ちしております。
それでは!