広告はユーザーに嫌われがちですが、それを覆す広告を見つけました。それはラコステの動画広告です。不快感がありませんでしたし、広告を見て満足できたのです。そんなラコステの広告から、これからユーザーに好まれる広告のスタイルを考えていきます。
つい見たくなってしまうバナー広告
Yahooニュースを見ていると、目に留ったバナー広告。何かなと思ったら、どうもラコステの広告のよう。
時間が経つとバナーの画像も変わり、「あなたのクリックが二人を近づける」が拡大されついクリックしたくなってしまいます。
バナーをクリックするとムービーが始まり。。。。
その続きは、こちらからご覧下さい。
広告をエンターテイメントとして受け止められたのは、ラコステの広告が初めてでした。このようにユーザーに嫌われない広告にするためには、広告をコンテンツとして認識してもらえる設計が必要になってきます。そうすれば、広告主のメッセージも適切に観測者に届けられるはずです。
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どうすれば広告を好意的に受け止めてもらえるか
CybeTimesでもどうすればユーザーが喜んで広告を受け取ってくれるかを考えていましたが、これ重要な問題です。
そもそも広告は悪者ではありません。広告には「自分たちのメッセージを届けたい!」という制作者達に想いが詰め込まれているはずなのです。私たちブロガーが「届けたい」という想いを込めて文章を書いて発信しているように。しかし、広告となると読み手は警戒心を持ってしまいます。
これは、私たちがネット上でリタゲや悪徳業者のpushしすぎる広告を経験してきた事が原因です。そのせいで私たちはつい広告を悪者だと勘違いしてしまうのです。しかし、そうではなく広告にはブログの文章同様、制作者の「伝えたいメッセージ」が込められている事を認識した方がいいと思います。
私自身、広告により気づきを得る事があります。例えば「ロリポップ」という格安レンタルサーバーが存在する事やジーニーというアドネットワークサービスがあることは広告を通じて知る事ができました。広告はこうした出会いを私たちに与えてくれるのです。
こうした気づきをユーザーに持ってもらえるようにするには、ユーザーとの接触の仕方を変える必要があります。例えば、バナーで広告を出すのではなくコンテンツを作成してその中で伝えたい内容を宣伝するというように。そうすれば、ユーザーに有益な情報を与えますから従来の広告スタイルよりも警戒心なく接触できいいコミュニケーションをとる事ができます。
こういったスタイルはタイアップ記事、ネイティブ広告と呼ばれていて、もっと増えるべきだと思っています。それはユーザー視点からしたら明らかでバナーで「これがいい!」と伝えられてもユーザーにとってメリットはわかりにくいのです。しかし、コンテンツの中でユーザーのメリットを詳細に伝えていけば、そのメリットを伝えられるようになります。そこでやっとユーザーは「こんなメリットがある商品なんだ。なら使ってみようかな」と納得するわけです。
ユーザーにしっかり納得してもらうためにも重要なのが、「バナーでボン!」ではなく良さを詳しくしっかり伝えるという広告スタイルです。これは文章だけでなく動画でも重要です。動画の中でもユーザーに楽しんでもらいながら、メリットを伝えていく必要があります。その一例としてラコステの動画は非常に優れていました。
これからは、ラコステの動画CMのようにユーザーに満足感を与えられてメリットも伝えられる広告を制作していく必要がありますね。
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まとめ
・ラコステの動画広告が秀逸
・ラコステに全く興味がなかったが、ネットショップまで足を運んでしまった
・ラコステの動画広告のようにユーザーを楽しませてその商品を使うメリットを伝えられる広告がこれから重要
広告について考えるならこの本
本記事を書いていて、この本を思い出しました。
さとなおさんです。書評記事書こうかな。