ブログで収益を上げていくには、複数の手段でマネタイズしていく必要があります。Adsense、Amazon、A8.net、fluctのどれかに依存してしまうのは、非常に危険ですからね。
ということで、今回はAdsenseなどのアドネットワーク以外でのマネタイズを紹介していきます。参考にしたのは、すでにメディア企業で導入されているものです。紹介するマネタイズから皆様が何かヒントを得て頂けたら、幸いです。
イベントタイアップ形式の広告
オールアバウトとはてなが手を組んで提供している広告商品です。
中身は、クライアント企業の商材と親和性の高いリアルイベントを企画し、オールアバウトの専門家と影響力のあるはてなブロガーが記事を書いて拡散するというもの。オールアバウトはタイアップ記事に注力していて、いままで6000本ほど出してきたそうです。この辺のノウハウは持ってそうですね。
また、影響力のあるはてなブロガーによる拡散も効果が高そう。はてなにはITやデジタル機器が好きなユーザーが集まるので、ガジェットなどの商品と相性が良さそうです。
こういうの最近流行ってますよね。iWireもそうです。
イベントを企画して、そこにブロガーに参加してもらって記事を書いてもらうという。
iWireについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでください。
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ブロガーが現地記者になるという新たなスタイル
個人メディアレベルでイベントを企画する段階から取り組んでいくのは難しいですが、ブロガーがイベントの記者、現地リポーターとして活躍するスタイルはこれから増えていきそうです。イベント記事を書く事でどれだけの収益を得られるのかはわかりませんが。イベント記事などのリポーターとしてお金をもらうという方法は良いマネタイズになりそうです。
ただし、影響力のあるブロガーというハードルの高い条件は伴いますが。
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スマホ向けのネイティブ広告
キュレーションアプリ「Antenna」が提供しているのがスマホ向けのネイティブアド(広告)です。
ネイティブ広告とは、あたかもそのメディアのコンテンツであるかのようにしれっと配置されている広告の事です。ユーザーは、コンテンツと思って広告をクリックするためクリック率も高まるのではと注目されている広告なのです。
native(英訳:天然のままの、そのままの)が「メディア本来の」という意味を表しているのだと思います。
Antennaでは、アプリの中でネイティブアドつまり、広告に見えないような記事コンテンツを提供しています。そのオプションとしてネイティブ動画広告も提供しているのです。ネイティブ動画広告は、視覚性に富むAntennaだからこそ提供できるサービスではないでしょうか。
ネイティブ広告はコンテンツとしても成立し、ユーザーを楽しませる事ができるので、ユーザーにとっても広告主にとっても「win × win」な関係を築けるものとして現在注目されています。コンテンツ編集力の高いブロガーにとっても新しいマネタイズとして有力なものになっていくはずです。
なお、類義語として「タイアップ広告」がありますが、その違いは「コンテンツ(読み物)として成立するかどうか」なんだそうです。
従来のタイアップ広告のような「製品やサービス主体のセリング中心の記事ではなく、コンテンツ(読み物)として記事を読むことができるか」ということがポイントとなります。
動画広告(CM)を作品として展示する
これは個人ブログじゃ絶対マネできないと思ったのですが、素晴らしいマネタイズ手法だなと感心したので紹介します。
なんと動画広告(CM)を作品として展示してギャラリーを作ってしまうのです。
クリエイティブな作品として展示する事で、ユーザーは積極的に広告を見てくれるようになります。「クリエイティブな作品を見てるオレ。ドヤっ」のような満足感を抱きたがるの方々にとっては非常に有効な広告手法ですね。これだけ、きれいにレイアウトされていると、つい動画を見たくなってしまいます。
動画自体もCMレベルのクオリティですので、次も見たくなってしまいます。
これうまいことブログに取り入れられないかなー。オシャレな本表紙をひたすら集めてAmazonリンクを貼るとか。両者にとってメリットありそうだけどなー。
まとめ
・イベントレポート記事などブロガーが現地リポーターとして記事を書いて拡散していくスタイルは新たなマネタイズとして成立しそう
・ネイティブ広告は編集力がモノを言う
・ブロガーはネイティブ広告を書ければ、収入の幅が広がる
・商品のギャラリーをオシャレなレイアウトで作れれば、良い感じにマネタイズできそう
とりあえず、ブログで飯を食っていく上で取り入れられそうなマネタイズを紹介しました。これからもブロガーとして優秀収入源になりそうなものを見つけたら紹介していきます。
ここまで、「マネタイズ」としつこく言ってきましたが、読み手に喜んでもらう、役に立つという本質は絶対忘れないように。
それでは!