どうも。独立して8年目のタクスズキです。
この記事では、税理士さんと無料相談してから契約し1年で解除した話、その後に税理士さんを変更した話を書きます。
ぼくの失敗談などから、税理士さん選びで後悔しない方法、いい税理士さんと出会う方法を学んでください。
(契約中の税理士事務所から届く書類)
・顧問契約のデメリットは、毎月2万円〜5万円ほどの費用が発生すること
・まずは無料相談で料金などを教えてもらえる(土日OKの事務所も)
・無料相談から契約までは、1週間で終わることも
・契約から解除までは、次の税理士さんのために引き継ぎ資料などをもらう
結論、税理士の変更は予想以上にかんたんにできました。
やることは現在契約中の税理士に「解除します」とメールなどで伝えるだけ。
あとは、税理士の方で必要なことを教えてくれて、次の税理士に切り替えられます。
ぼくは2人目の税理士をビスカスで決め、ここでは自分が探さずとも、自分の条件に合う税理士を紹介してもらえます。
楽でおすすめなので、まずはサイトをチェックしましょう!(無料で使えます)
ビスカスの感想は以下の記事でチェックしてください。
顧問契約とは?相場はいくら?
ちなみに、顧問契約とは税理士さんと年間契約を結び、毎月顧問料を払う状態です。(会社なら期末の決算もお願いする)
(毎月の顧問料。年商に応じて額が変わります。月1万円〜OK)
※以下、毎月の顧問料の相場目安
複数の税理士さんの話聞いた感じ、月額顧問料の相場は3万円くらい。2万円で安め、1万円なら超安いという感じ。
法人であれば、月3万円+決算依頼で10~15万円かかるのが一般的かなと。税理士ドットコムで契約した税理士さんと契約解除した!相談料金の相場なども書いておくよhttps://t.co/G70OmdmvrX
— タクスズキ@働かず投資で生活(分配金、配当などの実績・収入は固定ツイート、プロフィールに載せてます) (@TwinTKchan) May 30, 2018
スポンサーリンク
顧問契約するメリット・デメリット
そして、そんな契約を税理士さんと数年間結んでわかったのは、仕事をお願いすることで得られる以下のメリット。
・経営はもちろん、お金に関するアドバイスが貴重(不安を都度解消できるのは、とてもありがたい)
・節税についても教えてもらえる
・税金の払い忘れ(漏れ)がなくなる
・人によっては、「税務調査に立ち会ってもらえる」というメリットも
では、1つずつ解説します。
スポンサーリンク
本業に集中できるようになる
会計周りの仕事を任せることで、大事な本業に集中できるようになりました。
個人事業主時代の1〜2年は、じぶんで確定申告し時間をムダにしていたのがホントもったいなかったです。
マジで専門家の知識は宝なので、外注した方がいいと学びましたね。
顧問料払うことになっても、税理士さんに相談した上で法人化した方が節税により、顧問料を余裕で回収できる場合もあるから、専門家への外注にはお金を惜しまないように。
知識は宝です。 https://t.co/wka7YBG9kO— タクスズキ@働かず投資で生活(分配金、配当などの実績・収入は固定ツイート、プロフィールに載せてます) (@TwinTKchan) March 7, 2018
経営、お金に関するアドバイスが貴重
ひとりで会社をやってると、相談できる人がおらず、不安になることがあるので、そういった時プロに相談できるのはありがたいです。
あと、人を雇っているのであれば、経営について詳しい相談もできそうです。
※いろんな経営者を見てきて、知見が貯まってる税理士さんのアドバイスはとても参考になります
一応、「調べるのが面倒」で終わらせとくともったいないリストを挙げておきます。
・小規模企業共済
・ふるさと納税
・税理士さんへの依頼
・ブログで稼ぐ、アフィリエイト
・電子書籍、note販売
・サロン
・ソーシャルレンディング参考になれば幸いです。
— タクスズキ@働かず投資で生活(分配金、配当などの実績・収入は固定ツイート、プロフィールに載せてます) (@TwinTKchan) March 24, 2017
節税についても教えてもらえる
小規模企業共済、経営セーフティ共済(中小企業倒産防止共済制度)、保険などの節税方法を教えてもらえるのもメリット。
1人目の税理士選びに失敗してわかったこと。
・「料金が安いから」という理由で、税理士さんを選ばない
・税金のプロのアドバイスで、年間顧問料以上に節税できる可能性があることを理解する税理士紹介サイト「ビスカス」で税理士さんを見つけて契約!その流れを紹介しますhttps://t.co/fFcnxhqbvQ
— タクスズキ@働かず投資で生活(分配金、配当などの実績・収入は固定ツイート、プロフィールに載せてます) (@TwinTKchan) June 20, 2018
ただ、最近は保険による節税がそれほど意味ないので、こちらもご理解を。(無理してやらなくていいと思う)
節税対策は無料相談でも教えてもらえる
こういった節税対策は、無料相談の段階でも教えてもらえます。
最近だと、税理士ドットコムも人気で、ぼくは1人目の人をここで見つけました。
まずは無料検索もできるので、チェックしておきましょう!
税金の払い忘れ(漏れ)がなくなる
法人を作ると特に、払う税金の種類が多くなるので、税理士さんがいないと払い漏れの可能性も高くなります。
その場合、追加で払う税金が増えてしまうので、そういったリスクを回避するためにも顧問契約はおすすめです。
払うタイミングで都度、「〜までに払ってください」と連絡をもらえるので、とても助かります。
人によっては、「税務調査」というメリットも
あと、「税務調査」がある場合、立ち会ってもらえるのは心強そうです。
税務調査立会いには税理士報酬が必要です。
1日あたり3万円〜5万円くらい。修正申告の作成含めると10万円〜15万円は必要です。5年遡られたり複雑な場合はさらに請求される場合もあります。
顧問料の範囲外の税理士が多いと思うので、あらかじめ相談してみましょう(^^)— マエダ (@maedataa) December 26, 2018
税務署OBの税理士は特に頼もしそうです。
要は氷山の一角なわけですね。RT @nobutugu1 @kazu1961omi 税務署OBの税理士と契約すれば、税務調査に立会い、後輩の税務署員に無言の圧力をかけてくれます。
— 山口一臣 (@kazu1961omi) March 5, 2012
税理士は無料で使えるので、ぼくが見つけられたサイトを見ておきましょう!
税理士さんと顧問契約を結ぶデメリット
メリットは多いですが、税理士さんと契約する場合「毎月の顧問料」がかかるというデメリットもあります。
ただ、顧問料以上にいろんな知識を教えてもらったりして得してるので、ぼくはそれをデメリットに感じたことはないです。
むしろ、紹介してきたメリットの方がずっと価値あるので、今後も税理士さんにお願いし続けますね。
法人設立してやるべきことはたくさんあるけど、これだけはやっておいてよかった!と思うのは、税理士と顧問契約したこと。
税理士不要論とかありますが、どの辺が不要なのか僕には分かりません。税理士いなかったらマジでやばいです。
こう書くと税理士の営業っぽく聞こえますが営業ではありませんよ— 河合 尊@戦略的テレアポ代行 (@kawai_tellapo) November 5, 2017
ぼくと同じ意見の人は多く、周りで起業した人も「税理士は必要」と言ってますね。
法人化してはじめての決算。税理士さん契約しておいてホントよかった笑
自分じゃ絶対無理だった。やろうとすることが無茶だけど笑— 寺岡幸二@WEBPLA(ウェブプラ) (@fujigoco2255) February 3, 2020
税理士さんを探すサイトは複数使って比較するのがおすすめです。(紹介してもらえる人が異なるので)
個人事業主は契約すべきか?
結論、個人事業主であっても、税理士さんに確定申告などをお願いした方がいいですよ。
個人事業主の方へ。所得がだいたい900万円超えそうなら、速攻で法人化しましょう。迷う必要なし。
法人なら、年800万円超の部分の税率は約23%。
個人事業主の場合、900万円超で33%、1800万円超で40%。1800万円での税金。法人414万円、個人720万円で300万円も違うのです…https://t.co/JOXfAW4cCe pic.twitter.com/WHyC7tjzJL
— タクスズキ@働かず投資で生活(分配金、配当などの実績・収入は固定ツイート、プロフィールに載せてます) (@TwinTKchan) March 7, 2018
法人化のタイミングとかも教えてもらえて、便利なので。
税理士はその背景を聞いて、検討する事に時間の大半を使い、そここそが報酬をいただく価値なんだよ。
個人事業主になる時に、まず自分で確定申告をやってみるのは良い経験になるかも知れないけど、専門家と話すことで自分に最適な税務と会計を知ることができる。
うまく専門家を使って欲しいと思う。
— Jullie★税理士♬次の買い物は日曜日★3日に1回 (@Jullieyuko) May 8, 2020
まずは無料相談で料金などを教えてもらえる
そして、税理士さんと契約するかどうかは、無料相談してからでもOKなので、まずやってみるといいです。
昨日、税理士さんの無料相談会行ってきた〜
めっちゃスッキリ🥰📒自分用メモ
☑生活費⇔事業用資金のお金の行き来は、事業主借、事業主貸を使う
☑根拠と説得力さえあれば結構色んなものが経費にできる
☑売上の計上漏れには一番気をつけろ最近書けてないけどまた記事にしよ〜!
— こいしさん (@4comapic) October 16, 2019
無料相談することで、どれくらい節税できるか、会計業務をどれだけ減らせるかもわかりますので。
検索して無料相談までの流れ
次に、税理士を検索して無料相談までの流れも紹介します。
紹介してきたサイトでいい感じの税理士さんがいれば、メール問い合わせし、以下の項目に答えます。
↓
・事業拠点(市区町村の辺りまで、または最寄駅)
↓
・確定申告は、青色申告か、白色申告か
↓
・事業規模(大よその年間売上金額・従業員数・店舗数 など)
↓
・会計ソフトの利用状況 (freeeとかMF会計ソフトのアカウント権限を与えて入力作業をお願いするのが一般的)
無料相談から契約までの流れ(相場把握などの注意点あり)
無料相談後は事務所から「今日はありがとうございました」の連絡がきて「契約をどうするか」尋ねられます。
そこで契約するなら、以下のことをやります。
↓
②契約の締結・支払(顧問料や「決算の費用は別か」などは必ず聞きましょう)
↓
③freeeなど会計ソフトアカウント共有
1人目の税理士の場合、見積書・契約書を確認し、電子契約用のメールを送ってもらって契約締結しました。
その後、月額顧問料の支払用の口座振替依頼書を送ってもらって記入し、報酬支払いの設定も済ませました。
契約から解除までの流れ(やること)
1人目の税理士は定期的なアドバイスがなく微妙だったので、契約解除しました。
その際は、電子契約用のファイルを送ってもらって契約解除しました。
こんな感じで、簡単に税理士は変更できます。(解約の違約金などもなし)
こんな税理士は選んではいけない
あと、契約して後悔する税理士の特徴をまとめたので参考に。
・提案やアドバイスが少ない
・相性が悪い
・自社の業界に疎い(IT系のツールを使っておらず、電話やFAX文化でメールすらできない)
・年代があわない(最新事情を勉強していない)
契約するなら、勉強熱心な30代~40代がおすすめです。
1人目から変更!次の税理士さんを探すためにやったこと
2人目の税理士さんを探した時も1人目と同じ流れです。
ただ、ビスカスは税理士ドットコムと違って、希望の条件を仲介担当に伝えて、自動でマッチングしてもらえます。
ぼくは2つの税理士事務所を提案され、年代も近く勉強熱心な方と契約しました。
2事務所とも相性良さげで、ビスカスのマッチング精度は高いと感じました。
求める作業を明確にして料金を決める
あと、以下のことも大事です。
・別料金になる業務を把握する(決算は顧問料に含まれないので、注意)
・相続税の相談や仮想通貨の損益計算などは顧問料と別料金の場合も(契約前にチェックを)
・年商によって料金が値上げされることを知る(定期面談の有無でも料金が違う場合あり)
なので、こういったことも把握して契約しましょう。
引き継ぎの注意点・リスク
なお、適当な税理士だと、後任にしっかり引き継いでくれない場合があるみたいなので、注意です。
今、前任税理士からの引き継ぎで決算・申告書作成中。処理の内容がちょっと酷い・・・。もちろん、会計・税務の知識の問題もあるけれど、一番は、元担当者とクライアントとのコミュニケーションに問題があると思う。
— うまねこ会計士・税理士 高松悟 (@umaneko_CPA) August 26, 2010
顧問料が安いところはいい加減なイメージです。(安かろう悪かろう)
前の税理士が契約切れた瞬間にやる気無くして次の税理士への引き継ぎ何もやってくれない。。。困る。。。
— 明神洸次郎 (@jiroisagame) January 29, 2020
いい加減な税理士かどうかの見極めも
安い税理士に任せっぱなしは危険です。(都度、財務に関する情報は自分でもチェックしましょう)
先日税務調査の立会いがありました。毎月しっかりと帳簿をつけていく大切さをこの時程感じることはありません。日頃の積み重ねで税務調査の時に何の心配もなくなります。時間がなくても税理士事務所に任せるだけでなくしっかりと自分の会社の帳簿を見る努力が経営者には必要です。8号でした。
— denTAX (@denTaaaaaaX) March 2, 2012
基本的に、顧問料が安い無責任な税理士は使わないようにしましょう。