請求書をオンラインで買取してもらえる「OLTA(オルタ)」を使ってみたので、その仕組みやユーザーからの口コミを紹介します。
取引先にバレずに資金調達したい人、銀行融資よりもっとスピーディーに現金を用意したい人は参考にしてください。
※個人も法人も簡単に資金調達でき、1万円と少額から、上限なくお金を用意できます
・条件に同意すれば即日か翌営業日に買い取り日金額を振り込み
・【簡単】契約などはすべてネットで完結。紙の書類は不要。ハンコや対面の面談もいらない
・【低コスト】手数料は2~9%。独自のAIスコアリングを使った審査でコストカットに成功
・他社だと手数料30%も、出張費も払う場合あり
・税理士もオススメするサービス
OLTAのデメリット、評判まとめ
以下、これから記事に書くこと。
・ファクタリングとは?
・「OLTA(オルタ)」の仕組み
・OLTA株式会社の信頼性やメンバー澤岻さんの経歴
・OLTAで資金調達する方法(請求書を買い取ってもらう方法)
・OLTAの評判、感想
では、それぞれ詳しく説明していきます。
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ファクタリングとは?
ファクタリングとは資金調達の手段で、未回収の売掛金を買い取ってもらったりすることで経営に必要な現金を用意できるのです。
会社が資金調達する手段だと、銀行の融資がありますが、これだと審査が厳しいし調達までのスピードが遅いです。
また、担保などが必要で、少額融資もしてもらえません。
しかし、ファクタリングであれば、銀行融資ほどのめんどうな審査が不要で、数百万円レベルでもサクッと調達できるのです。
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クラウドファクタリング事業「OLTA(オルタ)」の仕組み
そして、従来のファクタリングをより進化させたのが、クラウドファクタリングの「OLTA」。
こちらは請求書を買い取ってくれるサービスで、なんと1万円からの資金需要に対応してくれるのです。
※借りない資金調達で、取引先にサービス利用がバレることもありません
OLTAの流れ(1営業日以内に審査結果がわかる)
以下、OLTAの手順。(会社Aとして利用する場合)
↓
・申し込み後、OLTA側で審査し、OKなら買取代金が会社Aに振り込まれる
↓
・その後、取引先Bから会社Aに売上金が振り込まれる
↓
・AはOLTAに指定金額(買取代金+手数料)を支払う
※結果、OLTAは手数料で利益を出す
メリット:早い、簡単、手数料が安い
OLTAで特徴的なのは、以下3つ。
・条件に同意すれば即日か翌営業日に買い取り日金額を振り込み
【簡単】契約などはすべてネットで完結。紙の書類は不要。ハンコや対面の面談もいらない
【低コスト】手数料は2~9%。独自のAIスコアリングを使った審査でコストカットに成功
従来のファクタリングと手数料などを比較
従来のネット完結でないファクタリングだと、手数料が5-20%もかかり、面談や紙の書類も必要です。
さらに、2〜8日で審査が終わり、その後の振込みまでもプラス2〜8日かかります。(トータル16日もかかる)
こう考えると、OLTAはかなり簡単で気軽に使えることがわかりますよね。
気になる方は、サイトをチェックしておきましょう。
OLTAのデメリット
デメリットは、どうしても手数料がかかってしまうこと。
また、審査では電話が必要でネットだけでは完結しないこともデメリットです。
他のファクタリングと比べるとかんたんですが、まだカンペキなサービスではないかもしれません。
OLTAの評判、口コミ
ユーザーからは以下の声が聞かれました。(銀行だと、融資までに1ヶ月かかるそうです)
銀行からは借りられないし、どんどん使いたい(愛知・機械製造)
他の感想もきになる方はサイトをチェックしましょう!
税理士もオススメするサービス
出張で30万円調達だと断れれるので、少額OKなOLTAがいい
気になる方は、サービスの説明動画もチェックしておきましょう。(FAXなども不要です)
OLTAをおすすめできる人の特徴
以下の人にOLTAをおすすめできます。
・融資以外で調達したい
興味がある方は、OLTAの無料登録だけでもしておきましょう。
OLTAで資金調達する方法(請求書を買い取ってもらう方法)
資金調達するために必要な作業をやってみたので、これから紹介します。
まず無料登録後、「初期審査にご回答ください」というメールがくるので、流れを確認します。
↓
2. 会社情報/本人情報のご登録
↓
3. 請求書買取のお申込み(本申込み)
↓
4. 電話ヒアリングのご回答
初期審査については、メールに回答するためのURLがあるので、そこからページに移動し入力しました。
(個人事業主は、確定申告の書類が必要)
最初に、会社名(屋号)、代表者名、
設立年月日、従業員数などを入力。
途中で「OLTAを選んだ理由」なども選択式で入力し、「税理士などとの契約の有無」にも回答します。
監査、資金繰り相談有無や個人か法人かに回答したあとは、さらに詳しい質問へ。
ここで、請求書の買い取りで必要な書類もわかります。(決算書など)
決算書を提出できなくても、試算表(創業1年未満の場合)や前々期決算書があれば大丈夫っぽいです。
最低必要額、年商、経常利益にも回答。
借入残高(銀行・信用金庫、政策金融公庫、ビジネスローン、知り合い、役員貸付)も入力。
借り入れがあれば、以下にも回答。
・返済条件の変更はあるか
請求書の入金期日も回答
あとは、請求書の情報も入力。
売掛先のステータスは、「上場企業(売り上げ100億円以上、以下)」「非上場」から選択。
売掛先との取引回数、現金手渡しの取引(販売先や仕入先、外注先)も入力。
税務申告などにも答えます
他だと、経費などをクレジットカードで払うか、税務申告、滞納状況(税金、社会保険)にも答えました。
そして、必要事項を入力し、初期審査は終了。
次は、請求書買い取りの申し込みへ。
まず、直近1期分の財務諸表を提出。
損益計算書、賃借対照表、勘定項目など込みの書類はfreeeの書式一覧からダウンロードでき、
それをOLTAでアップロードします。
(確認のためにチェックをつける)
直近7ヶ月分の口座の入出金明細も
次に、会社のキャッシュフローを証明するために法人口座の入出金明細をアップロードします。
(使ってる口座はすべて登録する)
ぼくの場合、2019円4月1日以上の入出金明細をアップロードすることに。(ネットバンクの出力ファイルか、通帳のコピー)
(勘定項目に含まれるすべての法人口座の明細が必要)
これらをアップロードしたら、次は請求書の提出です。
買い取り希望の請求書を提出
ここでは買い取ってほしい金額と資金の用途、
買い取り希望の数を書きます。
そして、請求書の情報「売掛先企業名」「額面」「売掛先からの入金予定日」を書き、請求書をアップロードします。
他に、任意で「取引の証拠となる書類」もアップロードします。(なしでもOK)
「基本契約書」「注文書」「検収書」などがあると審査がスムーズになるそうです。
一度の申し込みで、同じ請求先の複数の請求書を提出できるので、希望があれば追加で出します。
「この内容で申し込む」をクリックすると、以下のように完了画面が表示されます。
申し込み後にやること
申し込み後の流れや審査状況については、以下のようなメールが来ました。
↓
電話がくる番号は「050-3205-1008」
↓
2.必要書類が全て提出されてから、審査を開始
↓
3.審査の開始より1営業日以内に審査結果をメールで連絡
↓
4.審査の結果、買取可能の場合は、契約条件等をマイページより案内
※初回申込み時に限り、審査結果の回答には、別途メールで送っている「初期審査」もあわせて申請する必要あり
申し込み状況はマイページで確認できる
申込み状況は、マイページで以下のように確認できます。
現時点、「未確定」になってます。(土日や祝日は審査されず)
OLTAの電話で聞かれたこと
金曜日に申し込み後、翌週の月曜(昼)にOLTAから電話がかかってきて、以下のことを聞かれました。
・事業内容(ざっくりと大きなくくりでOK。詳しく答えなくても大丈夫だった)
・ファクタリングの動機
※電話してる人は入力データを見ながら、その場で初めて目を通してる感じ。後ろの方で声が聞こえて、他にも何人か審査の電話してる人がいた
資金繰りで困ってるかも聞かれた
以下、他に聞かれたこと。
・法人に関連会社があるか
・請求書の取引先との取引期間、回数、取引先の住所
・請求内容の詳細
(「広告費用」というざっくりした回答でOKだった)
こういったことを聞かれて5分ほどで電話は終わりました。
不備があったので、修正対応しました
あと、「提出書類の不備を修正してください」とも言われました。(メールでもその依頼が来てた)
決算書をアップできてなかったので、再提出しました。(freeeからダウンロードした)
なお、他の書類は「確認済み」になり、正常にアップロードできてました。
取引の証拠は「未提出」となっていてもOK.
そして、「修正する」のボタンをクリックします。
修正の受付が終わったので、この後の流れも追記します。
使ってみた感想・評価
買い取りを申し込んでみて、その簡単さに驚きました。
決算書など、すぐダウンロードできる書類をアップし、ちょっとした質問に答えるだけで資金調達できるのは、革命的ですね。
経営者が資金調達するとなると、銀行から融資を受けるためにめんどうな手続きをやったり、
ソーシャルレンディングで難しい申し込みをする必要があると思っていたのですが、それらが不要なんですね。
OLTA株式会社の信頼性やメンバー澤岻さんの経歴
CEO(社長)である、澤岻 優紀さんの経歴は以下の通り。(1987年生まれ。神戸大学経営学部卒業)
投資銀行部門にて、主に上場事業会社の資金調達業務に従事。
2016年10月、起業準備のため退職。
2017年4月にOLTA株式会社を創業
OLTA創業メンバーについて
取締役 / CSOである、武田 修一さんの経歴は以下の通り。
・ソニーで、ゲーム(PlayStation)事業等で事業戦略、経営管理、経営企画を経験。PS VRやスマホ戦略、次世代検討など幅広く担当
・2017年4月に創業メンバーとしてOLTAにジョイン
OLTAの最新ニュース(運営会社の資金調達など)
OLTA株式会社の2年間での資金調達額は累計30億円で、SBIインベストメント、ジャフコなど、以下の企業が株主。
ちなみに、サービス開始以来、約1年半でOLTAの申込総額は100億円を突破してます。
レビューで「OLTAって最短24時間で着金するとかスピード感すごい」というものも。
他のファクタリング業者はこうは行かない。手続きや書類もとにかく面倒だし、電話電話だし、挙句の果てには都内の会社まで来いとか言われるんだぜ。OLTAさんはそういうの一切ない。そして手数料も激安。衝撃的だよね。会社経営者の方は、こういう資金繰りの選択肢があると知っておいて損はないと思う。
— 明松 真司 (@minami106) August 8, 2019
クラウド会計ソフトfreeeでOLTAのサービス提供を開始
・現時点で現金化できる可能性のある請求書が把握でき、買取を希望する場合はOLTAへの情報連携に同意の上、申しこめる
「ファクタリング」という言葉を初めて知った。企業が売掛債権を売却してキャッシュフローを前倒しできるというもの。
従来は顧客の債権未払いリスクを、高い手数料や入念な面談により回避していたが、OLTAは与信をAIで自動化し、低い手数料と短納期を実現した。すごい。https://t.co/J7Ag9LoCfI— ハリー|若手BtoB会運営 (@harry_bizmemo) July 11, 2019
資金調達のタイミングも予測できる?
※セキュリティの関係上、メール文面での詳しい問い合わせはできませんでした。(書類不備内容はマイページに記載されているのでご確認ください、とのこと)
「ノンリコース性のファクタリングサービス」「資金調達のタイミングも予測できるようになったりして」との声も。
OLTAのファクタリング、損してでもいいからガンガンと債権を買い取ることで教師データがたまり、焦げ付きリスクが下がるというネットワーク効果があるかな。早い者勝ちでぶっちぎることができれば美味しい。
— Mashiyama/Real Me inc. 🧗♂️ (@Mashiyama) June 24, 2019
完全に丸投げできないというデメリットあり
リスクではないですが、OLTAにもデメリット(弱点)はあります。
OLTAは2社間ファクタリングなので、債権管理の観点から言うと、結局管理工数は発生するんですよね。。管理を完全リリースできて気軽に使用できる、っていうサービスほしいなぁ。
— ryosuke fujimoto|簿記1級受験予定 (@FjmtRysk) June 25, 2019
とは言っても、従来のファクタリングよりはかなり優れてますが。
横からすみません。
マネーフォワード子会社のMF KESSAIは与信管理から丸投げできますよ。関与先も利用してますが、回収コストから解放されるのが楽だそうです。請求元がMF KESSAIになってしまうのが難点ですが。— さんぼんがわ (@threeee_line) June 25, 2019
※OLTAからの電話がうざかったら、「もうかけてこないでください」と言うとかかってきません
【まとめ】ファクタリング「OLTA」の評判
・条件に同意すれば即日か翌営業日に買い取り日金額を振り込み
・【簡単】契約などはすべてネットで完結。紙の書類は不要。ハンコや対面の面談もいらない
・【低コスト】手数料は2~9%
・税理士もオススメするサービス
興味がある方はサイトをチェックしましょう。