どうも。プログラミングスクールに通って、未経験から上場企業にプログラマー(SE)として就職できたタクスズキです。
この記事では、ぼくの体験談や利用者への取材から、スクールが必要かを書いていきます。
ネットに「スクールはいらない。独学で十分」と書いてあったけど、本当なの?現実はどんな感じ?と思ってる人は参考にしてください。
※スクールを使って失敗した人の話から、失敗しないための対策も書きます
・スクールの現実(意味ある?プログラマーになれるの?)
・スクールを使って失敗してる人の特徴と理由(反面教師に)
・知識ゼロから独学で就職・転職は無理
結論、自分で学べてしまう頭のいい人にとってスクールは必要ないです。
ただ、ぼくのように独学でつまづき「どうしようもない。助けて」とくじけてる人には必要です。
プログラミングではほぼ全員がつまづくので、そうした時に挫折したくない人はスクールを使うといいです。
無料体験できたり、完全無料で使えるところがあるので、詳細だけでもチェックするといいですよ。
プログラミングスクールは必要ないのか?
補足すると、多くの人にとってプログラミングスクールは必要です。
実際、ぼくはプログラミングスクールに通わなければ、プログラマーにはなれませんでした。
※当時(2012年)はオンラインスクールがなく、都内のスクール(教室)に通ってました(費用は5万円で、1ヶ月のカリキュラム)
正直、知識ゼロの未経験者が独学すると、ほぼ確実に挫折するので、スクールは必要です。
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プロに質問して疑問を解決できるのは貴重
ぼくが通っていたスクールからは未経験からサイバーエージェント、DeNA、リクルートなどの人気企業に入る人もいました。
彼らも独学でプログラミングに挫折した人たちで、スクールに通うことで理解度を高め、内定をもらえました。
使ってみてわかりましたが、疑問点をその場でプロに質問できるのはとても大きいです。
※当時はPHPを学んでました(今なら、Rubyやるといいですね。使ってるWeb系の企業が多いので)
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プログラミング独学では疑問点の解決が難しい
スクールに行く前は、独学で疑問があっても解決するのが難しかったです。
経験者ならわかると思いますが、プログラミングの本に書いてあることって専門用語が多く、読んでてもわからないんですよね。
疑問点を解決しようとネットで調べても、難しい用語で説明してあってわからない。
結局、疑問が解決せず勉強が嫌になってしまうのです。
説明のうまい先生と出会えるのは貴重
しかし、スクールではそういった疑問点をプロの先生に質問でき、サクッと解決できました。
※ぼくは運が良く、説明上手な先生に出会えてそれまでに詰まっていた所を全て解決できました
講義でわからないこともすぐ質問できるため、独学に比べて理解スピードも早まり、学習効率がかなり上がりました。
結果、簡単なWebアプリも作れて、それを実績に就活し上場企業から内定をもらえたのです。
効率よく学びたいならスクールは必須
お金を払ってでもスクールに通ったことで、ぼくは「上場企業からの内定」というすばらしい結果を出せました。
内定先は月給30万円でしたから、5日分の労働でスクール代の元が取れたわけです。
就職した後にもらうお金を考えると受講料は割安であり、必要コストと言えます。
※人気のスクールのチェックだけでもしておくといいですよ!
就活で焦ってた僕を救ってくれたスクール
また、当時は既卒として就活していて「何か実績を作らなきゃやばい」と危機感を持っていました。
そうした状況で、スクールによって内定につながる実績を作れたのはとても大きかったです。
※ESとか面接でバイトやサークルのエピソード話すよりも、プログラミングでの成果物を見せる方が何倍も効果あります
スクールの受講料はいい投資となった
というわけで、ぼくの体験談から言えるのは以下のこと。
・スクールで学習効率が上がり、面接などでアピールできる成果物を作れる
・それによって内定につながり、就職後の給料で余裕で受講料を回収できる
なので、こうした点を魅力に感じた人はプログラミングスクールを使ってみるといいですよ。
今であれば、まず無料で説明会に参加することが可能ですので。
プログラミングスクールが不要な人もいる
ぼくはうまく活用できましたが、以下のような人であれば、スクールを使う必要はないです。
自分で学べるのであれば、お金を払ってまでスクールに通う必要はないです。
今は以下のように無料で学べるサービスもありますし、理解力の高い人であれば、それらだけを使うのもありです。
・プロゲート(基礎を学べるスマホアプリ)
本(書籍)だけでOKの人もいる
また、本を読むだけでプログラミングを理解でき、コードもかけるならスクールは不要です。
※賢い人、頭のいい人の勉強法の流れは以下のようなものが主流
・ドットインストールなどを使いサンプルコードを見て、書いてみる(写経でもOK)
・興味を持ったプログラミング言語を習得するために1冊本を読む
・本に書いてあるコードを組み合わせて簡単なwebサービスを作ってみる
・疑問点が都度出た際は、ネットで調べて解決する
これができればプログラミングスクールはいりません。(かなり難易度高めですが。大多数がネットで調べても解決せず挫折します)
学習方法ごとのメリット・デメリットまとめ
では、ここで大事なことをまとめておきます。スクールなど、それぞれの学習方法のメリット・デメリットです。
学習方法 | プログラミングスクール |
メリット | ・体系的に知識ゼロから学べる ・正しい学び方で理解を深められる ・プロに質問できる ・一緒に学ぶ仲間がおり、モチベーション維持で役立つ |
デメリット | ・けっこうお金がかかる ・数十万円の場合も |
向いてる人 | ・知識ゼロから挫折せずスキルをつけたい人 ・わからないことを都度質問したい人 ・励ましあえる仲間がほしい人 |
学習方法 | 無料サービス |
メリット | 0円で基礎を理解できる |
デメリット | ・学びに限界がある ・基礎以上には学べない |
向いてる人 | ・お金をかけたくない人 ・基礎の基礎だけ理解できればいい人 |
学習方法 | 本(書籍) |
メリット | ・専門家によりしっかり編集された情報を知れる ・自分が知りたいジャンルに特化して学べる ・1冊2000円弱で安い |
デメリット | ・質問ができない ・専門用語が多く、理解するのに苦労する |
向いてる人 | ・質問せずとも理解できる人(賢い人) ・活字に抵抗のない人 |
まとめると、自分だけで理解できる人にはスクールが不要で、自分だけでは理解できず挫折しそうな人にはスクールが必要です。
無料体験できるところもあるので、まずはそちらだけ活用するのもおすすめです。
スクールを使っても意味のない人もいる
「自分でがんばる意思のない人」がスクールに入っても意味がないことも理解しましょう。
・全て面倒見てもらえると勘違いしており、他人任せな人
こういった人はスキル習得できないし、たぶん就職もできません。
スクールでプログラミングを教えてもらえますが、自分から学びに行く姿勢も必要です。
頼りっきりでなんとかなるわけじゃないので、失敗しないためにこちらも覚えておきましょう。
スクールに行く前にまず学ぼう(ドットインストールでもいいから)
また、何も知識がない状態からスクールに入っても、最初につまづいて嫌になると思うので、基礎ぐらいは自学しておきましょう。
今であれば、本を買わなくてもわかりやすい無料情報がネットにありますし、ドットインストールという神教材もあります。
なので、そういったありがたい教材を使って基礎を学び、最低でも「Hello, world」の出力くらいはできるようにしておきましょう。
スクールの良さは実践的な内容を学べるところなので、この恩恵を最大限生かすために、基礎は事前に学んでおきましょう。
【挫折】プログラミングスクールの失敗談
では次に、スクールを使って失敗してる人の特徴と理由を紹介します。(反面教師にしましょう)
・質問しづらいスクールに入ってしまった
では、それぞれについて説明します。
失敗理由①「目的が曖昧」
「スクールに入ればプログラミングを習得できるんでしょ」ということで、なんとなくスクールに入ると失敗しますね。
「Webアプリを開発できるようになりたい」みたいな目的がないと、ダメです。
なので、「プログラミングができるようになりたい」とふわっとした気持ちでいる人は、まず目的を明確にしましょう。
・教養をつけて仕事に生かしたい
・起業・独立したい、フリーランスになりたい
・副業でアプリやwebサービスを作りたい(収益化したい)
失敗の原因:質問しづらいスクールに入ってしまった
ぼくが通ったスクールは、かなり質問しやすく、講師の方もかなり丁寧に回答してくれましたが、そうでないスクールもあるらしいです。
あと、講師のレベルが低いところもるので、そういったヤバいスクールはやめておきましょう。
こんなプログラミングスクールは
絶対に通うな。・Rails自体あんまり知らない。
・コードレビューも
インデントだけしか言わない。・JavaScriptを質問すると
沈黙する。#エンジニアリングスクール— エンジニア346 (@engineer346) August 29, 2019
また、サイトに内定者などの実績を出してないスクールは危険なので、ちゃんと実績あるスクールを使いましょう。
※DMM WEBキャンプというスクールでは以下のように上場企業などへの内定実績があります
内定先や料金などが気になる方は、サイトでチェックしましょう!
就職するならスクールはかなり意味ある
次は、「プログラミング学習」という観点でなく、「就職・転職」という観点でスクールの意義を考えてみます。
スクールを使おうと思ってる人の多くは、IT・Web業界に行きたいと思ってるはずなので、
そういった会社に本当にいけるのか、取材をもとに書いていきます。
※プログラミング指導に加えて、面接対策・履歴書添削などの就職支援にも力を入れており、内定者を多数輩出してるところがあるのです
就職を狙うなら、内定のコツは必須知識
取材してわかったのが「未経験からの就職を狙うなら、企業に刺さるポイントを知るのが必須」ということ。
若手が未経験から内定をもらう場合、プログラミングスキルに加えて、面接対策もかなり重要になるらしいです。
※むしろスキルより人柄や社会人としてのマナーをアピールする方が大切
なので、こういった点も重点的に指導してくれるスクールは貴重だし、使う意味があります。
スクールに通うことで、IT企業の実態を知れる
あと、スクール卒業生と現役生の交流イベントに潜入して、「現場の労働環境・実態」を知れるのもメリットとわかりました。
だいたいのスクールでは就職先にSES企業もあります。
SES企業では、正社員ながら別の会社に派遣されて働くスタイルであり、ネガティブなイメージもあります。
しかし、イベントでは「SES企業」がネガティブなものではないとわかりました。
SESで働いてる卒業生が、「今の現場はホワイト。残業なしで帰れるし、人間関係もいい」と語っていたのです。
私はSES経験できてよかったと思ってる。
いろんな現場に行けて、いろんな人と関われて。
他社の先輩エンジニアさんには結構かわいがってもらえたり(美味しいとこに連れてってもらったり)
ひとつの場所にいるのが苦手なので、私にはあってたな。— あざらし (@azarashi_iro) July 11, 2019
スクールでブラック企業、ホワイト企業についても知れる
このように、プログラミングスクールでは卒業生から現場のリアルな話も聞けます。
また、「まず会社員として現場を経験し、フリーランスになれた」といった事例も知れます。
なので、エンジニアとしての労働環境、その後のキャリアパスを知りたい人もスクールを活用するといいですよ。
おすすめ言語や後悔しないための知識
以下の意見も参考にしましょう。
そうなんだよね!
少なくともテックアカデミーはそう!
メンターはみんな仕事してて、
質問きたとしても、低レベルな質問しかこないから、
メモ帳にまとめたテンプレ返すで成り立つしプログラミングスクールより、
書店の本読んでツイッターで質問した方がよい— ばーちー4.2 (@nanamoto7483) August 23, 2019
今ってプロゲートとか使えば無料でプログラミングの基礎学べるし、つっかかってもYahoo知恵袋とかで質問すれば詳しい人が回答してくれるから
もうプログラミングスクールとかいらないんじゃね?— ショウタ/Shota (@Shota_M700) August 23, 2019
【まとめ】プログラミングスクールは無駄で意味ない?
最後に要点をまとめます。
・質問したい人、独学で挫折した人にはスクールが必要
・ネットで調べて問題解決するのは難しいので、スクールを活用しよう
・一緒にがんばれる仲間がいるのもスクールのメリット
というわけで、ひとりで勉強できないと思った方はスクールをチェックしましょう。
※以下の情報も参考にしてください
他には、講師が全員現役エンジニアで人気のコードキャンプがあるので、ちゃんとした人から学びたいなら、こちらをどうぞ。
(無料体験あり)