「いつかティファニーで朝食を」を読みました。思った以上に26歳独身男子をエグッてくる漫画でした。
僕と同世代〜30歳くらいの独身男女も同じ気持ちになるはずです。「結婚しないとやべ〜」って焦ります。
可愛いタイトルとは真逆のグサグサ漫画
「いつかティファニーで朝食を」は、ドラマ化されているので名前は聞いていたし、色んな本屋でPOPも目にしていました。
売れてる漫画ということで、機会があったら読もうかなぁと思っていたんです。そんな時、目に留まったのが1話だけ読める薄い一冊。ふらっと立ち寄った本屋で見つけました。
読んだ瞬間、続きがどうしても読みたくなってしまいました。僕のような「意識高い系」をグサっと刺してくる作品だったんですよ。
スポンサーリンク
人生を真剣に考えるきっかけに
読む前は、ご飯を食べる内容だと思っていたんですけど、全然違ったんです。
これは、20台後半の女性が朝ごはんをキッカケに人生を真剣に考えていくマンガだったのです。
中心人物は4人の女性。それぞれ結婚していたり、彼氏がいたり、シングルだったりと状況は違います。そんな彼女たちの日々の葛藤が作品で描かれています。
これを読むと、自分も真剣に生きなきゃと思わされるんです。まさに、自己啓発本のように。
スポンサーリンク
「東京タラレバ娘」並にえぐられる
この手の本で、アラサー（20台後半〜30代前半）を刺激するものとして「東京タラレバ娘」がああります。
これを読んでも、啓発されます。ただし、「タラレバ」は恋愛寄りです。
僕くらいの年代が体験するリアルな状況などを描いてくれてます。Facebookの結婚、子ども報告とかリアルですよねw
こうした「お前、いい歳だけど大丈夫なんか？」を刺激してくれる良マンガなのです。
自己啓発が好きなら絶対ハマるよ
一方、「いつかティファニーで朝食を」はもっと広い部分を啓発してくれる漫画。なので、あんまり恋愛漫画を読まないようなアラサー男子にも刺さるはず。
実際、僕はこの作品を読んで勇気をもらったし、これからも自分の本能に素直になって生きようと思いました。
仕事や人生で落ち込んだことが読み返したくなる作品なのです。
ということで、同世代のみなさんも読んでみてください。スカッとした気分になれますので。
【追記】Amazonレビューも最高w
辛辣なものから肯定的なものまで面白かったので、一部紹介。
「いつかティファニーで朝食を」のはこんな感じ。
目が覚めるような素敵なフィクション展開に慣れていると、
「つまらない」と感じるのかもしれません。でもね、人間そんなもんなんです。
現実は、少女マンガみたいに、横顔や背中を見ているだけで本心が読めたりしない。
現実には、周囲からみれば「そんなん気にすることないよ」って言われちゃうような些細なことで悩む。
悩むけど、ほんのちょっと気分が良くなる何かを見つけて「また頑張ろう」って切り替える。その繰り返し。不安や悩みでテンパッて目が曇ることもある。
必ず過去から学べているかというとそんなこともなくて、何回か同じような間違いをして、やっと学べる。
それが人間です。だからこの漫画は、とてもリアルな人間像だと思います。
こちらも秀逸w
キラキラと充実した毎日を送っている人たちには共感できないでしょう。
ある程度失敗を重ねて、人生ってこんなもんかなぁなんて少し諦めモードな人たち向けの漫画。
ドラマチックな展開なんてない。矛盾だらけの自分の人生に嫌気がさしてるけど、今よりすこし、幸せになりたい。でもそう思ってるだけ！
そんな私のような人たち。
いますよ。結構いますよ。
だから売れてるんです。もちろん世の中にはそれ以上にしっかりとしたキラキラのリア充女子も多数存在しますが、その陰で、ぐちぐち言いながら食にしか楽しみを見出せない根暗女子も多数います。
こちらは「東京タラレバ娘」のレビュー。
「モテキ」の女性版ぽいですね
結婚できない人ほど、謎の乙女心を持ち続けている様が、よく描かれていると思いました。
ほんとみんなレビューうまいw
自分探しをされてる方、日々女子力を磨いている独身フリー女子は読んではいけません
あなたの価値観が根底から覆されるセリフが満載で大ダメージです迷える独身女性に容赦なく切り込んでるので『いい出会いがなくてさ～』、『どっかにいい男いないかな?』
こういうフレーズを無意識に言われてる方は読んではいけません!!劇薬です!!ショック療法です!!
それを乗り越えられた方は幸せになられているようなので、今までの恋愛の価値観を捨て去って新たなステップに進みたい方には覚悟の上でご服用ください
痛ッ！イタタタッ…！！
こ、これ、未婚女性には
シゲキ強すぎる…でも、このマンガから学ぶ所多いし、
同性とばっか群れて、女子会に逃げて、現実から目をそらしてたら
いよいよ本当に駄目になるな、と反省…。東村アキコのエールを感じる。
続きを読まずにはいられない。恐るべし…。素晴らしいマンガです。
おすすめです。休日にぜひ。
ではまた！（提供：らふらく^^（@TwinTKchan））
次回予告@TwinTKchanさんをフォロー
「短い文章を届けていくことにした理由」
