高知のプロブロガーであるイケダハヤトさんがTwitterでエッセイを開始したようです。
そこで語られた「一流になれる人間とそうでない人間」の話が面白かったので、彼のツイートを無断転載して紹介します。
この手法から、「分散型メディア」に挑戦しようとしてるのだろうなぁ、なんてことも考えました。
これから始まるイケハヤ劇場
ツイッターにエッセイを投稿してみるテスト。
— イケダハヤト (@IHayato) 2015, 11月 4
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お、珍しく中立の立場?
ブログの世界、文筆の世界では、「自分の世界をじっくり作っていきましょう。焦る必要はありません」みたいなアドバイスを見聞きします。そりゃまぁ、人生は長いので、焦らなくていいと思います。
— イケダハヤト (@IHayato) 2015, 11月 4
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と、思ったらいつも通り
が!ほんとうにずば抜けたければ、それじゃダメなんですよ。むしろ、焦らないといけない。生き急いで生き急いで、自分のペースを数倍にしていかないと、一流にはなれません。
— イケダハヤト (@IHayato) 2015, 11月 4
「まだ圧力で消耗してるの?」
この世の中には、「ラクな方に落ち着けるための圧力」が存在しているように感じます。そういう圧力は基本的にはいいものなのですが、常人の域を超えたいと願う人にとっては、邪魔者にしかなりません。その圧力に負けてしまうと、常人の範疇に収まってしまいますから。
— イケダハヤト (@IHayato) 2015, 11月 4
「僕はまだまだ”ぬるい”です」←反省します
ぼくはかなり、生き焦っています。どうせ死ぬわけですし、そういう「焦る」人生も悪くはないと思うのですよ。油断するとのんびりしちゃいますしねぇ。総合的に見れば、ぼくはまだまだ「ぬるい」方です。もっと自分に鞭打たないといけない。
— イケダハヤト (@IHayato) 2015, 11月 4
なぜなら、ぼくは一流になりたいからです。
— イケダハヤト (@IHayato) 2015, 11月 4
創作の世界で伸び代は無限大
どうせやるなら、一番を目指した方が面白いじゃないですか。創作の世界は、伸び代がほとんど無限大なのです。もっともっと先の世界に行ける。自分が行きたいと思って、エネルギーを費やすのなら。
— イケダハヤト (@IHayato) 2015, 11月 4
一流にならなくても生きていけるが、、
「一流になる」というのは、ほとんど趣味の世界の話です。別に一流にならなくても生きていけますし、実際、大半の人は凡人として人生を終えます。ぼく自身も、例外ではありません。今死んだら凡人ですから。
— イケダハヤト (@IHayato) 2015, 11月 4
”やったったで”という感覚を持って死ぬことができたら、幸せ
どうせ生きて死ぬんだから、なんか挑戦したいじゃないですか。それはほんとうに、趣味みたいなものなんです。自分に鞭を打って、「いけるところまでいった」という感覚を持って死ぬことができたら、それはけっこう幸せだと思うんですよねぇ。 [終]
— イケダハヤト (@IHayato) 2015, 11月 4
と、こんな風にブログではなく、Twitterで一流に対する考えを書いているんです。
俺はこう思った「Twitterではマイルドなんだなぁ」
一連のツイートを見て、意外にもマイルドな語り口に驚いてしまいました。
ブログ上では、ローンや大企業、住む場所をテーマにポジショントークを繰り広げるイケダさんですが、Twitterでは人を傷つけることなく、両面から意見を書いています。
これは、Twitterの特性である炎上しやすさに配慮しているためでしょう。さらに、Twitterにはリプライ機能があるので、ブログと違って反応がダイレクトに来ます。
こうしためんどくささを回避するために、マイルドな意見を投稿しているのでしょう。
イケハヤ式「分散型メディア」を実験中?
さらに、あえてこうした内容をTwitterに投稿しているのは、分散型メディアを意識してのことでしょう。
ソーシャルメディアの台頭により、海外では「分散型メディア」が出現しています。それは、TwitterやFacebookにあえてリンクを流さず、ソーシャルメディア上で完結するコンテンツを提供するもの。
そうすることによって、読む側はページ移動することなく、その場でコンテンツを楽しめるんですね。イケダハヤト氏はそうしたことを狙って、Twitterでエッセイを始めたのでしょう。
「まだ東京で消耗してるの?」でリーチできない層を開拓?
これによって、「まだ東京で消耗してるの?」というブログは知らなくても、友人のリツイートによって流れてきた「@IHayato」という140文字以内のメディアを知り、フォローするという流れが生まれます。
そのエッセイを気に入りフォローした人は、これからTwitter上で「@IHayato」の連続投稿を楽しむようになるわけです。
これは、ブログでは接触できなかった人をファンにつけられたことを意味します。
このように、Twitterを使った分散型メディアによって、新たなファンを開拓しようとしている彼。手法自体は、メディア運営者として参考になるので、ぜひ追っておきたいところですね。
次はInstagramで何かやりそう
たぶん、次はInstagramを使って何か仕掛けてくるはずです。
様子を見守っておきましょう。
ではまた!(提供:らふらく^^(@TwinTKchan))
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