「もう若くないから」って謙遜する人はもったいない

最近感じた雑感を。

30〜40代の方が20代と接するときに、「オジさんだからさ。歳食っちゃってるからさ」と謙遜（自虐）するのってホントもったいないと思うんですよ。

アレがなければ、もっと楽しくおしゃべりできると思うんですけどね。

自虐はコミュニケーションを妨げる

自虐を言う本人からしたら、「年寄りの人間が若い人と接してもいいのかな、話しは合うのかな」という遠慮の意味なのでしょう。

大学生4年の先輩が、サークルの新入生に対して「若いなー、こんなおじさんが来ちゃってごめんね」とエクスキューズするのと一緒ですよね。

でも、言われた側からしたら、その言葉って重荷になってしまうんですよね。

まず、その自虐に対してなんと返したらわからないし、テンプレ的に「そんなことないですよ」と言おうとしても、どうしても苦笑いすることになってしまいます。

そして、次に何を喋ればいいのかわからなくなってしまうんです。「先方の世代に合う話は何かな」とか「年齢に触れる話題はダメなのかな」とか。

こんな風にして、自虐を言われると、後のやりとりに影響するんです。なので、自虐はいらないし、同世代に接するつもりで話した方が楽しいはずなんです。

だって、若者としては、年齢を気にしていないのですから。

僕はそうで、26歳にもなったので、年齢の区別はあまりしなくなっています。大学生の頃は、4個上の社会人とかは「大人だなぁ」と思っていたし、気をつかっていたのですが、この歳になるとそれも無くなりました。

プラスマイナス5歳くらいは同世代だと思っているし、それより年代が上の人でも変わりなく接するようにしています。たぶん、そっちの方が相手も喋りやすいと思っているからです。

これって、僕だけじゃないはずなんですよね。だからこそ、年上の人が10こ以上離れた若者に接するときも気にする必要はないんです。

自虐を言ってしまう人というのは、たいてい良い人で「若者に混じって痛い人間と思われたらどうしよう」と心配しているんでしょう。

確かに、そういう痛い人はたまにいます。でも、痛い絡みをしてしまう人は相手を気遣うスキルが0で、自分のことしか考えずに話してしまう人です。

一方、自虐でリスクヘッジしてしまう人は、相手を気遣うことができているので、痛さを心配する必要はありません。

なので、思慮に富む人間であることに自信を持って、気にせず絡んでいったほうがいいんです。

実際、そうやって色々と気にかけた上で、年齢関係なくコミュニケーションをとってくださる方はいます。

僕の周りだと、奥野さん（@odaiji）がそうです。奥野さんは40代らしいのですが、年齢気にせずガンガンきてくれてしゃべりやすいです。

それ故、いろんな人と交流があります。たぶん、一番いろんなブロガーとつながっている方なんじゃないですかね。こういう方ってホントにかっこいいと思うんですよね。

気にしているかわかりませんが、奥野さん自身、こちらが気を使わないようなコミュニケーションを取ってくれます。しかも、感覚も若くて見た目も40代には見えません。

このように、自身の年齢を気にせずに、誰にでもフランクに接することのできる人って魅力的なんですよね。

なので、自身の年齢を気にして「年寄りなんで」とエクスキューズしている方は、それをやめてみてください。そっちの方が楽しくおしゃべりできるので。

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「8コ下の妹が人生を楽しく生きる天才である件」