投資してくれた人に近況報告すらしない恩知らずな人間にはなりたくないなぁという話

今日は小言を。あまりにも理不尽なことに苛立ちを抑えきれなかったので、書いてみます。

僕の知り合いにAという若者がいるのですが、そいつが人のつながりを完全になめてるんですね。

投資してもらった事業をやめたら、報告ぐらいしなよ

Aさんは以前、メディア事業をやっていて、ある方(Bさん)から投資をしてもらっていたんですよ。その規模はスタートアップへの投資からしたら微々たるものですが、個人が出すお金ですからバカにはできません。

投資家の方も「メディアに投資したら、どうなるのか」という実験のつもりでやっていたようですが、熱量高くコミットしていて、記事のシェア、Skypeでの会議、アドバイスなどを行っていました。

そんな助けを受けながら、メディアを運営していったAさん。しかし、ある時、諸事情によりメディア事業をやめることになってしまいました。

その後、Aさんは就職し、その件は人々の記憶から忘れ去られていきました。

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投資家「Aはいま何をやってるんですか?」ってありえるの?

そして、時は流れて2015年の中旬、僕自身もそのメディアの存在や、AさんとBさんの関わりなどを忘れていたある日、Bさんとお会いすることになったんです。

そこで、質問されたのが「Aさんは今何をやっているんですか?」ということ。驚くべきことに、AはBさんに対して就職したことや、投資を受けたメディアの片付け方などを話していなかったようです。

その時、これって如何なものかな、と思ってしまったんですよね。

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おい、人の誠意をなめるんじゃねえぞ

Bさんとしては、Aがメディア事業で独立することを期待して投資していたわけですが、それが叶わず、Aは就職という道を選んでしまった。

投資金はドブに捨てたのと同じになってしまったんですね。僕としては、心中お察しします、という感じですよ。

僕が「Aは就職しました。就職先は〜です」と答えた時、Bさんは驚いていたんですが、その様子になんとも言えない気持ちになりました。

君は、道徳の授業を受けてこなかったのかね?

僕としては「これでいいのかなぁ」と思うわけですよ。メディア事業がうまくいかなかったのは、しょうがないです。メディアでマネタイズするのは難しいですしね。

問題なのは、そこじゃないんですよ。お金を出してもらってお世話になった人に対して、事業をどう片付けたか、その後の近況を説明しないのが問題だと思うんですよ。

これって社会に置き換えたら、事業リーダーとして「ある事業をやるから予算を下さい」とお金をもらい、事業がうまくいかなかった時に、その説明もせずに他の会社に移ってしまうのと同じだと思うんですよ。

そして、その事業リーダーに予算を出した人は、人づてに彼が転職したことを知るという。

こんな人間が周りの人にどう評価されるか、考えなくてもわかりますよね。

お世話になった人に誠意を見せるのってそんなに難しいですか?

僕なら、こんなクズとは一生付き合いたくないと思いますね。こういう人って、転職先でも同じことを繰り返すんでしょうし。

何度も言いますが、僕は「事業を成功させられなかったこと」に非があるとは思っていません。お世話になった人に対して誠意を見せなかったことに非があると思っているんです。

名著『夢、死ね! 若者を殺す「自己実現」という嘘』でも語られていましたが、仕事をくれるのは人間なので、人間を大事にするのは非常に大事なことです。

仕事は尊いです。
仕事はあなたの生活を形作ってくれます。

でも、仕事をくれるのは人間です。
だから人間を大事にしてください。

参照:フリーランスの仕事をくれるのは人だから、人を大事に。と14年目のベテランが語っていた

この考え方からすれば、Aのしたことは最低です。若いとか言い訳になりませんよ。

とまあ、こんな感じで反面教師となるAに言いたいことが一気に出てきたので、筆を取った次第です。こうならないように、お世話になった人への感謝を忘れない人間になりたいですね。

ではまた!(提供:らふらく^^(@TwinTKchan)

次回予告
「俺にもブロックって、あんたって本当に恩を仇で返すタイプだな」

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