若手売れっ子ライターとして有名なモリジュンヤさんのお話を聞いてきました。これからライター(物書き)、編集者としてお金を稼いでいきたいなら、覚えておきたい内容です。
特に重要だと思ったのが以下の4つ。
・原稿を書くこと以外でマネタイズする
・周りにやっていることを理解されないこと
・不動産業界の人にライターとして認識してもらう
・専門性を示すためにあえて外部メディアで書く
他にもためになることがたくさん聞けたので、参考にしてみてください。
ライター向けのイベントをリアルタイムツイートしてました
今回、モリジュンヤさんのお話を聞いたのは、こちらのイベントにて。
【RT嬉しい】
今日はこちらのイベントのリアルタイムツイートします。 @guppaon1 にてツイートを追ってください。ライターで飯を食いたい方は必見。
~モリジュンヤ氏が贈る、ライター・エディターのためのキャリア戦略講座~
http://t.co/VHTRpgZthz
— らふらく^^のタクスズキ (@TwinTKchan) 2015, 7月 29
以下はその時のツイートをまとめたものです。それではどうぞ。
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主催者・西村氏の挨拶からスタート
まずは、イベント主催者である西村氏の挨拶から。今回は、彼の立ち上げたライター・エディターのためのタレントプラットフォーム「LIGHTERS」のお披露目会でもありました。
始まりました。
西村くんの挨拶から。
モリジュンヤさんがどんなキャリアを歩んできたか、どんなことを意識しているかを話してくれます。
普段は語られないことだそうです。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
#LIGHTERS についての説明。
ちなみに、西村くんはリクルートに勤めながら、株式会社HARESを作りました。
NewsPicks芸人ではないそうです。笑
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
息を吸って吐くようにNewsPicksでPickしまくっていたら、フォロワー3万人越え。
発信すること、書くことが好き。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
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二兎を追うものが二兎を得られる社会を>LIGHTERS
二兎を追うものが二兎を得られる社会を作りたい。
時間・場所・組織に縛られない働き方を生み出す。
HARESは野ウサギを表している。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
LIGHTERSは時間・場所にとらわれずに働ける人を増やす
時間・場所・組織に縛られないない仕事は成果物を伴うもの。
エンジニア、クリエイター、ライター、エディター。
エンジニア、クリエイターは始める際のハードルが高いが、ライター・エディターなら始めるコトはできる。
ということで着目し、タレントネットワークを作ろうと>WRIGHTES
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
クラウドソーシングでどこでも仕事ができるようになったのはいいことだが、買い叩かれている現状もある。
それを解決したい。質の高い文章を書ける人には適正な報酬を、が当たり前にしたい。
10万円レベルも目指す。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
wrightersには、モリジュンヤさん、佐藤慶一さん、LIGの朽木さん、飯高さんなどが参加。
事務作業をかけず、書くことに集中できるように仕組みづくりを。
ライターが書くことに集中できて稼げるプラットフォーム。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
ライター・エディターの仕事は文章を書くことだけではない
企業としては、書ける人、ライターを求めている。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
ライターとしては、自分のポートフォリオを置ける場所として機能できるように。
ライターの仕事は記事を書くことだけではない。コンサルなども。採用戦略などの提案も。幅広い仕事を紹介できるように。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
有望なライターの育成・プロデュースも
定期的に、ライター・Editorのための学びの場、ライター養成講座なども構想中。
才能の発掘、プロデュースも。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
モリジュンヤさんのセッション開始
ここから、@JUNYAmori さんの講座が始まります。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
モリジュンヤさん
仕事で大事にしていることを話してくれるようです。文章術とかじゃないやつ。
ライターキャリアは5年。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
いろんなメディアに関わる売れっ子
モリジュンヤさんの自己紹介。
大学卒業後、3年くらいプラプラしてgreens.jpに携わる。その後、フリーに。
今はTHE BRIDGE(TB)で執筆、編集を担当。
マチノコトでも。まちづくりついて発信。
2媒体は立ち上げに近い立場から関わっている。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
現代ビジネスでも新宿360℃大学。
サイボウズ式にもライターとして関わっている。ライターの依頼が来たものを書いている。
ferretでも書いている。マーケティングに詳しい人にインタビューなど。
HRナビにもライターとして参画。
Meet Recruitにも関わっている。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
サイボウズの採用サイトのコンテンツ作りにも関わっている。
とにかく、いろいろ関わってます。ライター・Editorとしてでなく。
売れっ子です!
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
何やってるんですか?と言われたら、日々締め切りに追われながらやってます、とのこと(笑)
やはり、売れっ子!
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
スズキ(@TwinTKchan)もこんな風にいろんな分野で仕事したいです
僕もこんな風にライター以外の切り口でお仕事したいなあ。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
セッションでは大きくテーマを分けて、テーマごとにhintを紹介していく形
「強みを作る」が今日の話の1テーマ。
Hint1
「現場に足を運ぶ」を心がけている。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
実際に足を運んだ人の言葉の説得力は違う。
取材対象者からの信頼は大きい。そうなれば、いろいろ話してくれるようになる。
知識の差は大きい。
一次情報に触れるのは意識して実践している。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
専門領域を外部の専門メディアで発信する
hint2
専門領域を見つける。
>勝手に勉強してしまうなもの。それを強めていくようにしている。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
専門領域以外にライターの文章力を磨いていく方法もあるが、モリジュンヤさんは専門領域を磨くこと心がけている。
それは、スタートアップ、イノベーション、地域。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
強みを周りに理解してもらう
hint3
自分の強みを伝える場を作る。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
場はブログでもいい。
周りから、強みを理解してもらうことが重要。「モリさんて、こういうこと書くんですよね?」と言われるように。
そうなると、認知度が高まる。周囲からの分かりやすさ。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
スタートアップのメディアで書いている方が、ブログで書くよりも「スタートアップに詳しい」と認識してもらえるようになる。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
需要のある分野で適切な見せ方を
webメディアがまだ少なかった頃は、SNSがメジャーでなく、ソーシャルメディアの使い方がうまいという見せ方をしていた。
当時から、いろんな人から話を聞いていて、ニーズのある分野を見つけていた。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
専門メディアで書ききれなかったことはブログに書く
会場からの質問
Qモリさんにとってのブログの位置付け。
A.関心事項がカバーできているわけではない。漏れをブログにまとめている。
外部のメディアに書くときは、モリジュンヤの面の一個がでている。全体は見えていない。
他にも関心ごとがあることを証明するためにブログに書いている。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
続き>
記事に書いたけど、書ききれなかったことをブログに書いている。編集後記的な。自分にとって振り返りになっている。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
フリーになりたいなら市場に出てみよう
Q.フリーの前の準備期間でどうやって動いたか?
A.
自由に働ける環境を求めていた。スマホ、SNSの台頭でコンテンツを作れれば、メジャーになれると思った。そこにはコンテンツが必要と判断。
コンテンツが作れて、ソーシャルも扱えれば、重宝されると思った。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
Q.フリーの前の準備期間はどうやってコネを?
A.
いろんな環境に入って、コンテンツ作りに関わった。greensの契約形態はバイトだった。
その時の対偶はこれでいいのか?を考えた。市場価値を考えるためにフリーになった。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
当時はFBページの受注でも食えるくらいもらえたらしいです。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
フリーになった当時の話。
greenzで契約形態は変えて3ヶ月くらい運用して、それでできるとなった。
その時の稼ぎがそんなになかったんで、フリーになることにためらいはなかった。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
仕事をもらえるチャンスは24時間ある
仕事を作るについて。
hint4
接点全てがブランディング。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
これはグッドパッチの方がお話ししていたこと。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
フリーでやっている人は、明確に働く時間が決まっているわけではない。仕事をもらえる時間が24時間。どこでも仕事がもらえるような配慮を。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
メディア業界以外の人に「ライターならこの人」と思ってもらおう
hint5
「ライター」といえばこの人
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
ライターやりたい人、メディアの人がたくさん集まると、ライターならこの人!とはならない。
それは一歩外に出ると、違和感のある状態。一般的には「ライターにあったことないです」という感じ。
外に出ると、珍しい人。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
それはチャンス。
ライターですと言っても、差別化できないところでアピールするより、ライターの少ない場でアピールすることで「メディアやろう」と思った時に声をかけてもらえる。
メディア業界ではない人は、そのライターしか知らないから。
外に出て、ライターと認識してもらう重要性。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
森さんは意識的にライターがいない場所に足を運んでいる。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
ライターが評価されるのは出稿までのプロセス
hint6
一緒に仕事がしやすい人に
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
ライターとして原稿料でお金をもらうときに重要なのは、いい文章か?よりもプロセス。
それまでの打ち合わせの話しやすい雰囲気など。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
ライターが仕事をとっていくまでに必要なのは、仕事を進める際のコミュニケーション能力など。この人と仕事しやすいな、という感覚。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
ライターは正確性とレスの速さを意識すべし
事例。
取引先に「モリさんはすごい」と言われた。
「間違えないし、反応が早い」と評価された。その基準をクリアすることで違ってくる。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
お金のある所からお金をもらう
hint7
存在しない財布は攻めない
by アンリさん
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
商品は、この人しかお金を取りたいと思ってサービス作ったが、その人たちが使ってくれない、お金を持っていなかったら意味がない。
ライターで多いのは原稿料。よくあるのが原稿料高い、安いという話。そこには理由がある。
予算は決まっている。そこから原稿料が決まっている。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
続き>
本数をたくさん出そうとするメディアが多い中、そこで原稿料を上げようとしてもきつい。
オウンドメディアの場合、本数よりもブランディングなどを目標にする。予算は確保されている。だから、原稿料は上がる。
そこから、どれくらい自分にお金が降ってくるかを考えたほうがいい。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
お金がなさそうだな、というところに対して、原稿料安いと言ってるよりは、予算がありそうなところに目を向けたほうがいい。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
時給はいくら?理想の年収から逆算してみる
hint8
自分の値は自分でつける
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
自分の時給はいくら?
時給5000円は高いのか?という話。そうなると月収80万円になる。年収は1000万円いかない。
フリーランスの場合、いろいろ引かれて会社員で年収700万円くらいのレベルになる。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
自分でどれくらいの売り上げをあげたいか、で逆算して時給を決めていくのがいい。
いい値でやっていると、値付けの感覚がなくなる。自分がどれくらいの値段で動いているか意識すると感覚が変わる。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
執筆による原稿料にこだわる必要はない
hint9
スキルを多角化・抽象化してみる
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
最近は、執筆以外だと、インタビューだけであとは他の人にお願い、とかデザイン会社のコンサルもやっている。こういう案件を取りたいというニーズがあって、それを満たすにはどうすればいいかを提案している。
これは、自分のスキルを原稿書くこと、と決めているとできない。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
原稿を書くというのは、どれだけ短縮しても一定時間かかる。月に上限が出てしまう。
それが悪いわけではないが、いろんなパターンを用意している方がいい。例えば、ソーシャルメディアの運営など。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
マネタイズポイントを考えてみる。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
ライターは言語化がうまいので、企業のメッセージを伝えるアシストもできる
ライターは言語化がうまい。
なので、会社の位置付けを理解するのもうまい。企業のやりたいことをヒアリングして、「このようにして発信すればもっと響きますよ」という提案をするのもニーズがあると思っている。
言語化スキル。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
フリーランスってどんな風に仕事してるの?に対する答え
会場からの質問
Q. タスク管理は?
A.締め切りドリブン。タスクの管理はGTDを参考にして、細かく書き出す。
本当にやるべきことは太字に。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
市場価値よりも今の実力ならいくら稼げるかを重視
Q生活できる!の基準は?
A> 生活するためのお金を決めて、逆算して。
今やっている仕事の値段で受けられそうにないな、と思ったら価格改定のタイミング。
市場価値いくら、よりは自分の生産性、これくらいやってるとこれくらい稼げると思うことが重要。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
時給換算しておくと、見積もりを出すときに便利。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
気前良くお金を出してくれるところと仕事をするといい by けんすう氏
nanapiのけんすうさんが言っていたこと。
受託。サービスを納品すると、お金がもらえる。ボーンとお金をくれるところと仕事をするのがいい。細かくチェックしないこと。お金に細かいところは、チェックするところも細かい
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
テーマは「価値を見つける」へ
hint11
四六時中「発見」できる
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
日常の何気ないネタが仕事につながる
目黒側沿いのコーヒーショップ。スタンド式。ブティック併設。滞在時間を延ばすため?
そういうことを気に留めてみる。そこから、「ショップカウンター」の話を聞いたときに関連づいた。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
「ショップカウンター」はショップの一部を貸し出すサービスらしい。
コマースやってる人が商品の一部を貸し出してくれてるスペースに出品。
スペースマーケットのをもっと小規模にした感じ。
https://t.co/LaRF9Q7Plu
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
専門家に聞いてみると良い
hint12
仮説を常に持っておく
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
ある専門分野に詳しい人と話すときに、自分の考えを述べる「これってどうなの?」みたいに。
そうやって、意見をブラッシュアップしていく。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
仕事から得られるものを考えよう
hint13
どの仕事にも価値を見出す
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
仕事をやることで得るものを意識する。お金だけにフォーカスしていると、きつい。
それは「専門性を深められる」だったり。意識することで、嫌な仕事も前向きにやれる。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
人から相談されて、有望分野のタネに気づくことも
hint14
相談からニーズを見つける
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
人から相談されて、ニーズを見つけるきっかけになることも。
他業界から見たら、ライターは希少種なども。意外な発見が得られる。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
昔、ソーシャルメディアのマーケをやっているところから、「発信するためのコンテンツ作りのプロがいない」と相談された。
それまで、モリさんはやっていたので、メディア業界以外にも自分ができる仕事があると気づいた。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
メモしなくても思い出すものは重要な情報
会場からの質問
Q.人間は忘れやすいが、どうやって気づいたことをストックしているか。
A。あまりやっていない。忘れたやつは違ったのかな、と考えるようにしていく。思い出したやつはやっぱり重要なテーマ。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
ストックはしてないが、NHKのディレクターの方は思いついたことをメモし続けて何十冊にもなって、見返すとアイデアが浮かんでくるらしい。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
好きな分野について発信すると、継続できる
Q.毎日、ブログを書いているが大変。モチベーションはどう保つ?
A. 取り組みに価値を見出せる人はモチベーションが続く。取り組んで面白いというテーマを扱うと、継続できる。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
甘いこと言わず頑張ろう
hint15
知の総合格闘技
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
これはベンチャーユナイテッドというVCの方の言葉。
ベンチャーへの投資だと、いろんなトピックが出てくる。いろんな知識を総動員して勝負していく仕事。
ライターも同じ。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
甘いこと言わずに頑張ろう。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
メディア業界人ではない人から学びを得る
hint16
編集外的思考
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
同じような人たちと思考が狭まる。
建築家の方の話。建築の外に出ることで、価値を見出している人がいた。
編集の場合も、ほかの領域の人と会って、共通点などを探っていく。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
書くことと専門分野を結びつけよう
同じような人たちと思考が狭まる。
建築家の方の話。建築の外に出ることで、価値を見出している人がいた。
編集の場合も、ほかの領域の人と会って、共通点などを探っていく。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
他に関心のあるテーマあるなら、シナジーが生まれて独自のポジションがとれるかも。
モリさん自身はない。
専門分野とライターを組み合わせることで可能性が。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
自分の活動・情報が勝手に広まってくれることはないのだから、、
hint 18
自分の活動は発信・可視化する
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
自分の情報、活動が勝手に広がってくれることはない。
webメディアだと、名前が出ることも珍しくないので、書いてみるのもあり。
web以外のメディアだと広まりにくいので、アピールしていくことは重要。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
長く一緒に仕事できるクライアントを
hint19
パートナーとなる仕事先を見つける
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
新規で仕事ができる先を見つけていくのは大変。
定着する仕事先を見つけると、安定しやすい。それが複数あると、いい。
20代は新規を探すのもいいかもしれないが、30代できつくなりそうだから、長く仕事できる先を。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
ルーティンに入ったら危ない
hint20
無変化は敵
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
ルーティンに入るとよくない。自分が成長してない。
会社だと、上長が面談で指摘してくれるが、フリーはそうじゃない。自分でチェックする必要がある。
自省して、変化してないなと思ったら危険。何かチャレンジを決める。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
「何やってるかわからないけど、ライターなんだよね?」がベスト
hint21
「何やってるかわからない」くらいがいい
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
やってることを周りから認識される状態は良くない。浅すぎるのはダメだが、やってることを特定されると、消費されていってしまう。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
今は仕事がバンバンくるけど、波が去ったら、仕事が来なくなるかもしれない。
「何をやってるかはわからないけど、ライターやってるんですよね?」くらいがちょうどいい。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
「忙しい」と言うのは自分を管理できてない証拠
hint22
フリーランスは「忙しい」と言ってはいけない
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
それは、自分をマネージメントできていないと宣言してるのと一緒。
コントロールできない状態に同情してもらえない。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
覚悟を決めると事態は好転する
hint23
弱気になったらうまくいかない
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
フリーで独立後、仕事がない時に「仕事ないですか?」と行くと、うまくいかない。
提案に行く時に「助けて下さい」のマインドがあると、提案もうまくいかないし、相手にもそれが伝わる。
誰かに助けてもらうことが前提になると、うまくいかない。覚悟を決めると事態は好転するもの。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
攻めよう
守りに入る、誰かに助けてもらう意識はなくしたほうがいい。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
将来有望な分野に種をまいておく
頼まれもしない仕事、お金をもらえない仕事をする需要性。
今の仕事になる領域だけやっていると、ニーズが顕在化しているものだけを扱うことに。
種を見つけたほうがいい。
モリさんにとってスタートアップがそうだった。先行者として旨味を得られた。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
いまどこを押さえておくと、将来有利になるかを見定めておくことが重要。
今は仕事に結びつかないかもしれないけど、後で役にたつ。自分にとっての種を見つけておくのは重要。
次に仕事にすると面白そうなものを見つける。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
大変な時に踏ん張るには「なぜやるの?」が必要
最後に。
「なぜライターなのか?」
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
専門家になってライティングをする、でもいい。メインは専門家、執筆もできますという形もあり。
その中で、なぜライターをやりたいかを考えておくと、大変な時に踏ん張る力になる。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
これから盛り上がりそうなところを見つけて、そこの着手するのが好き。0>1の所をサポートするのが好き。
それを取材して記事を書くのが性に合っている。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
外部メディアにおいて、文体などを決めるのはライターではない
会場からの質問
Q.(メディア運営者の人から)ライターさんのモチベーションの下がるところは?編集さんにされて嫌なことは?
A>原稿を送って返信ないと思ったら、別の人をアサインしましたという連絡が1ヶ月後に来たこと。その時、すいませんではなく別の仕事が。。という対応だった。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
モリさんは戻しが入ったことに対しては、特に思わない。
寄稿先で、文体とかはライターが決めることではない。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
技術を磨くために専門書を10冊読んで共通事項を実践する
Q>日々のネタ探しなど技術的なところで意識していることは?
A. 文章の基礎は、コンテンツを収集して試すのがいい。業界の標準を知りたかったら、業界本を10冊読むと、基準線がわかり、会話ができるようになる。文章術の本を読むと共通事項が出てくる。それをアウトプット。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
専門家に聞いて知見を深める
情報収集は、専門家に話を聞くのがいい。その領域の問題点など詳細を聞いてみる。そうすると、見当違いなことを書かなくて済む。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
三方良しを目指す
Q.相手のニーズを知るときは、どうする?
A.ライターが書いて誰に喜んでもらいたいかというと、読者。その前にクライアントを通る。両者のニーズを満たす必要がある。そこで、自分のニーズも満たされている必要がある。三方よしと言われるが、最初の方は1方。それをどう3方にするかを考える
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
「スタートアップって何?」なユーザーが読みやすいように
Q. 編集で最低限、守るべきことは?
A.基礎的なところでは、文章がわかりやすいかを考える。読んで理解できるかの視点は抜けがち。
スタートアップの場合、「スタートアップってなんぞ?」みたいな人が読むかもしれない。適時、スマートに解説を入れるなどの工夫が必要。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
編集ならチェックを。ライターなら読みやすさを
Q.(いまライターと編集をやっている)ライターと編集は違うものと認識ているが、お互いのスキルをどう認識しているか?
A>メディア運営するために必要なこと。似てるなと思いながら、接しているが、それぞれで関わる際はやり方を変えている。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
編集の際は本当にこの単語でいいかなどのチェック、事前の情報共有を。ライターの場合は、情報の整理、わかりやすいかなど。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
ライターをやってきて、編集をやってと言われたとき、困らないように、全体の中で位置付けていくことは重要。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
信頼できるライターは紹介で見つける
Q(ライターを探している方から)経験のあるライターはどうやってパートナーを見つけてる?
A>だいたい紹介。ハブになる人がいて、その人づてにいろんな話が回る。ハブになる人は信頼できる人なので、その人から話が来た時点でフィルタリングはできている。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
経験のあるライターを探したいなら、知り合いから場を設けてもらうのがいい。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
インタビューでは事前準備とカウンセリングの手法が効果的
Qいいライターはいい聴き手だと思う。おもしろ話を聞き出すために心がけていることは?
A>調べればわかる情報はある程度ストックしておく。それが前提。投げかけたい問い、仮説をもっておく。話しやすい状態を事前に作っておく。カウンセリングの手法を参考にしている。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
インタビューでやるようにしているのは、聞いた内容を咀嚼して自分の言葉で翻訳して渡して、相手がどう反応するかを見るようにしている。
違うことがあっても、それを言語化して返してくれる。それによって、理解度が高まる。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
ブログの目的を明確に。PVでいいのか?を考えることも
Q>ブログのPVアップにはどうしよう?
A.検索流入を取れそうなワードを狙っていくのが定説だが、それブログでやる必要があるかは疑問。ブログの目的を明確に。届け先を意識するなど。
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
これにて、@JUNYAmori さんのセッションは終了。ためになるお話をありがとうございました!
— ブログで生活している89世代の備忘録 (@guppaon1) 2015, 7月 29
ライターは原稿を書かなくてもいい、種をまいておく重要性など学びが多かった
本イベントでは、先輩ライターから非常にためになるお話を聞けました。
マネタイズのお話からは、コンテンツ制作のコンサル、言語化がうまいことを生かして企業のブランディングのお手伝いなど、今後取り組んでいきたい仕事を見つけることができました。
今は需要がなくても将来伸びそうな分野を見つけておくことも重要と感じました。目先の利益ばかり求めてちゃダメですね。ネタを増やしていきます。
さらに、周りから「何やってるかわからない」と思われる状態も必要だと気付きました。やはり、飽きられないようにするためにもいろんな面を見せていくのって大事ですね。
外部メディアで書いていきますよ!
他にも、「自分の専門分野をアピールするために外部メディアで書く」など今まで積極的にやっていなかったことを指摘してもらった気がします。
ということで、ライターをお探しのメディア運営者の皆さん、ぜひお声がけを(笑)。iwgp545@yahoo.co.jpまでよろしくお願いします。
他にも「無変化は敵」「メディア業界外の人にライターとして認識してもらう」など学びが沢山のイベントとなりました。ここでの教訓を生かして、新しいことに挑戦していこうと思った次第です。
最後に
こんな素敵なイベントを開催してくれた西村氏、登壇してくださったモリジュンヤさん、場所を提供してくださったcobaのみなさんに感謝ですね。
これから物書きとして食っていきたい方は、この記事を何度も振り返ってみてください。
ではまた!(提供:らふらく^^(@TwinTKchan))
次回予告「フリーライターは地方だとフリーターと間違えられるから、ネット記者と名乗った方がいいぜ」