今や深夜の大人気番組となったアメトーーク。
アメトーークの面白さと言えば、ある特定の分野に
深く切り込んでトークを進めていくという所。その中で、マニアックな分野を攻めてくるのがケンドーコバヤシさん。
彼がプレゼンで披露する企画はどれもマニアックすぎて「大丈夫か?」と
疑問を抱く者が多々ありますが、どれもDVDに収録されるほど人気作品となっています。
過去の作品では、「ジョジョ芸人」、「越中詩郎芸人」、「ネギ芸人」などです。
そこで今回は、なぜ彼の企画が視聴者(ユーザー)の心を
惹きつけるのかに迫っていきます。
①狭くとことん深く
お笑いファンというのは、マニアックな人が多いです。
私もそのタイプであるため、わかるのですが、無名なときに応援していた
芸人さんが有名になるとファンをやめるというように、
「私だけが知っている」ということに優越感を感じる傾向にあります。
ケンコバさんの企画は、そういったお笑いファンの心をくすぐる要素が盛り込まれているのです。
例えば、「越中詩郎」というタイトル。越中詩郎さんを知っているのはプロレスファンだけです。
そうした、マニアックすぎる部分を上手くフックにしているように感じます。
また、トークの中で登場する熱烈ファンしか知らないようなエピソードも、
優越感を引き起こす要因になっています。
スポンサーリンク
②どんなネタでも堂々と
ケンコバさんの特徴と言えば、男らしさです。
男らしく自信に満ちた彼から発せられる言葉には力があり、聞き手もつい引き込まれてしまいます。
プレゼンの専門家も自信を持つ事を伝えるための重要項目の1つとして掲げています。
講演のヒント トップ10
講演のヒントを一つだけあげるとすれば、話そうとする話題に情熱を持ち、それを態度に示すということだ。
(中略)尻込みせず、自信を持つこと。
そして、話題への情熱を聞く人すべてに突きつけるのだ。
また、メラビアンの法則によると、
聴覚、視覚による非言語情報が聞き手に与える印象の9割を形成しています。
それだけ、堂々とした姿勢は大切なのです。
仕事を進めていく上で、芸人さんから学べる事はたくさんあります。
これからも芸人 × 仕事をテーマにした記事にも挑戦していきますので、よろしくお願いします!