パクりバイラルメディア運営者、それに加担してるライターは漫画『僕はビートルズ』を読みなさい

最近、『僕はビートルズ』という作品を読んだんですが、どう考えても昨今のパクりバイラルメディアへの警告にしか思えなかったので、内容と感想などを報告しておきます。

結局、最後はオリジナルが生き残る

漫画の内容は、ビートルズを愛する4人のバンドマンが2010年から1961年(ビートルズがデビューする前)にタイムスリップしてしまい、そこでビートルズの楽曲を世に出し、スターになることを夢見るというもの。

内容だけを読むと、SFっぽいお話なのかと思いがちですが、そうじゃないんです。おそらく作者が描きたたかったのは、独自コンテンツの重要性なんです。

その証拠に、最後の10巻を読んだ直後、僕はこんな感想を抱いていました。

作品では、「作り手の原体験が必要」「作り手の人(にん)が乗ること」「オリジナルが大事」「コピーではオリジナルに勝てないんだ」というメッセージが何度も登場します。

この言葉が示す通り、本作では衝撃的なラストを迎えます。それくらい、「オリジナルが大切」ということを作者は伝えたかったんです。きっと。

これは音楽に限った話ではありません。メディア運営でも同じです。

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人から盗んだコピーで広告収入を稼ぐというなんとも香ばしい手法

去年から話題になっているバイラルメディア。パクり上等の運営方針が目立つところばかりでいいイメージがありません。最近も某バイラルメディアがやらかしてしまったようです。

参照:祝1周年! TABI LABOは相変わらずヤバイなという話 : Blog @narumi

実際、各バイラルメディアのコンテンツはひどいもので、人のサイトからコンテンツを盗んできて、自分のものであるかのように、掲載しています。

そして、人から盗んだコピー作品で広告収入を稼ぐというなんとも香ばしい手法を採用しているんです。先日も、他サイトの引用だけでコンテンツを作ってしまっているメディアが複数、SNSでシェアされていました。(参照元へのリンク文字を小さくして薄い色で表記

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キュレーターという名ばかり職種がコピー品を量産

さらに、最近だとFacebook広告にお金をぶっこんでFacebookページのいいね!を獲得し、タイムライン上でクリックしたくなるような過激なタイトルでアクセスを集めるやり方が正攻法になってしまっています。

もちろん、アクセス先にあるコンテンツはオリジナルとは呼べないものです。言ってしまえば、キュレーターという名目で、薄給で雇われた大学生などが色んな権利を無視して作成したコピー品です。

そんな作品を集めて運営されたメディア、持続可能かというと、絶対そうではないんです。実際、いろんなバイラルメディアがサービスを閉じ出しています。(該当メディアについてはググってみてください。Buzz Newsとかで)

結局、最後まで生き残るのはオリジナルを作り続けたメディア

これらの事例からわかるように、作り手の人(にん)が載ったオリジナル作品こそが、長く愛されるメディアに必要なんです。ですので、コピーメディア運営者は「オリジナル」を意識して、運営していってください。

参照:一次コンテンツにこだわりがあるウェブメディア4選。 | 隠居系男子

「オリジナル」を学ぶために『僕はビートルズ』は最高の教科書になりますので、読んでおくことをお忘れなく。

ではまた!(提供:らふらく^^(@TwinTKchan)

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