思い通りの仕事が見つからないなら地元で就職する必要はない

先日、草津に行った際「ここで生まれた若者は温泉街で働くのがデフォルトかなあ」なんてことを、友人と話していました。その後、古市 憲寿さんの著書『絶望の国の幸福な若者たち』を読んで、つい草津で感じた事を思い出してしまいました。

生まれた環境の大切さ、ともすれば怖さに気づくキッカケになりましたよ。

生まれた場所で未だに人生は決まっている

著書の中で、環境の大切さを感じたのが、以下の一節。江戸時代に生きた人々の慣習を説明した部分です。

江戸時代は、非常に安定した時代だった。だって、自分の一生は生まれた場所と親の身分で決まってしまうのだ。農村に農民として生まれれば、生まれた村で農民として生きていく以外の選択肢はほぼない。

そもそもそれ以外の選択肢があるなんてことを知らないで、彼らの一生は終わっていった。自分探しなんてしなくていい。競争もあんまりない。衝突もあんまりない。

江戸時代であれば、自分の生まれた環境で一生が決まってしまっていたのです。しかし、明治時代の「四民平等」など様々な制度が整ったことにより、そんな概念は無くなって今や誰もがどんな職業にも就ける時代になったと言われています。

しかし、本当にそうでしょうか。

現在、誰もが思い通りの職に就けているでしょうか。

僕はそうなっているとは思えません。前述した「生まれた場所で人生が決まる」時代が、まだまだ続いていると思うのです。それは、僕が同様の体験をしそうになっていたからです。

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山形から出なければ、今の職業は選べていない

僕自身、山形で生まれて痛感しているのが「山形だけにいたら少ない選択肢の中から仕事を選ばなければならず、最適な選択はできなかった」ということです。

これは、人生を大きく左右する「仕事」を考えてみると分かります。

山形には東京みたいにたくさん会社があるわけではなく、ざっくり分けると農業関係、サービス関係、メーカー、公務員、銀行が若手の就職先となります。

ですので、僕が新卒入社した会社であるWebなんて選択肢はありません。そんな環境ですから、小中高で、親がプログラマーをやってるとかWebデザイナーをやっているという話は聞いたことがありませんでした

ましてや、ブロガーなんて職業は知る由もなかったし、存在すらしていませんでした。

つまり、僕がずっと山形に住んでいたら、上記の選択肢のみで仕事を選ぶ必要があったというわけです。

今の選択肢が十分でないこともある

もちろん、一生を山形で過ごしてきた人の中には上記の仕事を選んで幸せに生きている人も多くいます。

しかし、それらの仕事に就いて「自分には合わない」と感じた場合、その人はどうすればいいのでしょうか。ずっと同じ場所にいて選択肢を広げられなかったため、他の道はありません。

その人がWeb関係の仕事やブロガーという職業に適性があったかもしれないのに。

こうなってしまったら、幸せとは言えません。人生を大きく左右する仕事で深刻な悩みを抱えてしまうのですから。ですので、こうしたことにならないよう、色んな選択肢を見つけられる環境に身を置いた方が良いと思うのです。

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若いうちは色んな環境で色んな人の話を聞こう

実際、僕は東京で色んな環境に身を置き、当人に話を伺うことでWebプログラマーという職業やWebメディア編集者、アプリを開発して起業する、ブロガーという生き方ができることに気づきました。

僕がずっと山形にいたら、こういった職業を知ることはできなかっただろうし、きっと公務員か銀行などの仕事に就いていたと思います。

でも自分は、東京にきたおかげでブロガーになれました。これを考えると、生まれた場所を飛び出して良かったと痛感しています。

これは、僕以外の方にも当てはまることです。

選択肢を多くしておくことに損は無い

最適な選択をするために、環境を変えることは非常に有益です。もちろん、ずっと生まれ育った地域で得た選択肢を基に、道を選んで幸せに生きることだってできます。

でも、選択肢は多い方がいいのです。仕事を選んだ後に、自分に向いていそうな他の選択肢に気づいてしまうことを考えたら、それは損になってしまうのですから。

ですので、若いうちだったら生まれた街を飛び出して、色んな生き方があることを知って、そこから得た選択肢から最適なものを選んだ方が良いと思います。

地方で就職する必要はない

実際、転職サイトの「ワークポート」を見ると、地方には無いような仕事がウジャウジャ集まっています。まずは、その求人を見て仕事を決めるというのも大いにありです。というか、それくらいの選択肢を見ておけば、後で後悔しません。

さらに、興味を持った求人について詳しく聞きたければ、ワークポートのスタッフに直接話を聞くことも有益です。サイトで会員登録をすればそれができます。登録後は、先方から連絡が来るので、あとは予定を合わせるだけでスタッフに詳しい話を聞けます。

彼らは東京など都会での仕事を熟知していますから、求人票からはわからない情報も教えてもらえます。なので、この機会にスタッフに相談しておきましょう。

会員登録などに伴うデメリットはありません。お金が取られるわけでもないし、スタッフと話すのも無料です。なので、気軽に利用してみてください。

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