インターネットという探偵からは誰も逃れられない

公開日: : 最終更新日:2015/07/08 おすすめ本, ビジネス書のおすすめ

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佐々木俊尚さんの著書『自分でつくるセーフティネット: 生存戦略としてのIT入門』を読んで、インターネットは探偵以上に色んなものを暴いてしまうんだなと思いました。隠し事は全て見抜かれてしまいますよ。

インターネット上では隠し事ができない

佐々木さんは、本書の中でインターネットは隠していた人格さえも見抜いてしまうと語っています。

しばらく前に、有名なインターネット企業サイバーエージェントの藤田晋社長が、自分のブログに「ネットはごまかしのきかない丸裸メディアなんですよ」って書かれていたことがあって、わたしは「そうそう、その通り!」と膝を打っちゃうぐらい同意しました。

ちょっと紹介しましょうね。  

「ちょっと前に社内で飲んでる時に、『ネットでは性格悪いけど、実際会うといい人いるじゃないですか』『逆に、ネットでいい人そうに見えるけど、実際には悪どい人もいますよね』と話すプロデューサーに対して、『それは絶対にないよ』と断言しました

「性格の悪い人は悪いように伝わって、いい人ぶってる人はいい人ぶっているように、本人は気づかなくとも、そのまんま伝わります。本人も無意識のうちに、投稿内容にも内面が現れます。

ネットでは印象の悪かった人だったけど、会うと良い人だったというのなら、むしろリアルの場のほうを疑ったほうが良いでしょう」

ネットで本性は絶対に隠せないのです。

『全てバレてる』。
ネットに投稿するならそう覚悟を決めて、自分をありのまま、等身大で使うことがとても大切だと私は思ってます

つまり、インターネット上ではいくら着飾ってもその人の本性はバレてしまうから等身大の自分を発信し続けなさいという話です。

ITジャーナリストとして名を馳せる佐々木さんやサイバーエージェント社長がこう語っているのですから、説得力がありますよね。そして、こうしたことは既に僕も経験しているのです。

同世代のブロガーと話をした時のことでした。

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「稼ごうとしているよね?」にドキッとした

先日、普段からお互いの動向に注目しあっていたブロガーさんとお話しする機会がありました。その方はいつもピュアな情報発信をしており、人を勘ぐることなんてしないんだろうと勝手に思っていました。

しかし、記事の話になった時、彼からハッとさせられる言葉が飛び出したのです。それは「稼ごうとしている気持ちが見える記事は分かってしまう」というものでした。

趣味でブログをやっているわけではないので、マネタイズは必要です。それ故、「ここでクリックしてもらえたならなあ」という思いを抱きながら、記事を書くこともあります。

それが相手にも伝わってしまっていたのです。普段は裏を読み取ろうとする面を見せない人から指摘されたことにより、ハッとするどころか喪黒福造に「ドーン」された気持ちになりました。

そして、思ったのです。これからは自分が思っていることは隠そうとしても、相手にはバレてしまうのだから、とことん正直に包み隠さず書こうと。

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インターネットはCDが隠していたことさえも暴いてしまった

隠していたことを暴かれてしまったのは、僕の記事だけではありません。これまで常識とされていたことも、インターネットによって裏側を知られ、変化を迫られています。

例えば、CD。
インターネットが普及するまで、音楽を聴くにはCDしかその術がありませんでした。そして、僕たちは何の疑問も持たずに1枚1000円の円盤を買っていました。

しかし、インターネットによってiTunesなどの楽曲ダウンロード販売が始まり、1曲250円で音楽が聴けるようになってしまいました。そこでやっとユーザーは、今までの円盤による音楽体験がおかしかったのに、気づくのです。

なぜ、原価が安いものに1000円も払っていたのかと。

あるべき音楽体験が追求されている

さらに、最近では「ダウンロード販売すらおかしいのでは?」と疑問を持たれるようになり、月額千円以下のストリーミングに取って代わられようとしているのです。

こうやって音楽を体験できる手段の変化によって、本来あるべき方向に進んで、これまでのおかしな慣習が変化を迫られています。

追記

ただし、CDにはこうした手間がかかっていることもお忘れなく。


「コスト」という言葉では説明できない部分もありますからね。

本にも変化が起きている

これは音楽に限った話ではありません。出版・本の世界でも同じことが起きています。その変化を引き起こしているのが本の要約サービス「flier(フライヤー)」です。

日本では年間8万冊以上、ビジネス書だけでも年6,000冊もの本が新たに発売されています。そんななか、「書店に並ぶ本の数が多すぎて、何を読めば良いか分からない」「立ち読みをしたり、書評を読んだだけでは、どんな内容の本なのか十分につかめない」ということはありませんか?

「本の要約サイトflier フライヤー」は、多忙なビジネスパーソンが本の内容を効率的につかむことで、ビジネスに役立つ知識・教養を身に付け、スキルアップにつなげることができます。具体的には、新規事業のアイデア、営業訪問時のトークネタ、ビジネストレンドや業界情報の把握、リーダーシップ・コーチングなどです。

引用元:サービス概要 | flier(フライヤー)本の要約サイト

これまでは、読むのに数日かかる本に1000円以上のお金を払っていました。しかし、読んでみると要点は限られていることに気づきます。それ以外は、なくてもいいのでは?と思う部分です。

こうしたムダを省いて、安価に効率よく本を読んでしまおうというのがflierなのです。これは、「効率よくなるべく安価に本を読みたい」というユーザーの本心を追求していて、あるべき姿に向かっているサービスと言えます。

実際、出版の際にページ数を増やしてそれっぽくするために肉付けをするという話を聞いたことがありますので、これまで裏であれこれしていた出版社からしたら、このサービスは厄介者でしかないでしょう。

しかし、これこそがインターネット上では隠し事ができない、インターネットが真実を映し出すという事なのです。

インターネット上では全てが見破られてしまう

これまで紹介してきたように、インターネットによって作り手の思惑は全て見破られてしまいます。それ故、作り手は真実を追究せざるを得なくなるのです。

ですので、「ユーザーが望むこと」を今まで以上に意識して、本当に作りたいものを作り続け、本音を語っていくしか無いのです。そして、それがユーザーの心を惹きつけることになるのです。

本音を正直に発信する、こんな当たり前のようなことでも実践するのは非常に難しいですが、これからインターネットで生きていくためには必須のスキルですので、意識していきましょう。

ではまた!(提供:らふらく^^

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