衝撃的な事実を知ってしまいました。髪の毛で悩みを抱えている方は必見です。薄毛にはシャンプーが影響しているんだとか。
この仮説が本当なのか実験してみました。3ヶ月ほどシャンプーをやめた効果を最後の方に書いているので、参考にしてみてください。
最近フケが増えて頭皮が心配になってきた
昔から頭皮のフケが多く、黒い服を着る時ヒヤヒヤしている僕ですが、最近になってフケの量が増えてきました。そこで、何か良い対策は無いかということで探していくうちに見つけたのがこちらの本。
煽り気味の文章で大丈夫かいなと思ったのですが、読んでみると科学的根拠に基づいて「シャンプーが悪」と説明されているのです。
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著者の周りの人も髪の健康状態が改善された
本書でスゴいのは、著者がシャンプーをやめてから髪の毛がフサフサになったという事実です。
髪が太くなった、コシが出てきた、本数も増えた気がする、とにかく髪が濃くなった……。私を含めた経験者たちが、シャンプーをやめて水だけで洗うようになったら、髪が健康になり、薄毛も改善されたと実感しています。
これすごいですよね。著者や本の中で紹介されている方々はシャンプーをやめて、お湯のみで髪の毛を洗うようになって、上記の効果を得られたようです。
では、なぜシャンプーをやめると髪が健康になるのでしょうか。
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シャンプーに含まれている化学物質が危険
その理由を知るためには、シャンプーに40種類近い化学物質が含まれている事実を知っておかなければなりません。
最近のシャンプーには40種類近い化学物質が含まれているものも珍しくありません。それら化学物質が毎日毎日、頭皮の10万個もの毛穴から入り込み、毛根を傷めつけているのです。このような毛根から生える髪が太く、長く成長できないとしても、ふしぎではありません。
また、シャンプーは洗浄力が強く、皮脂を根こそぎとりさります。そのせいで皮脂腺が発達して、髪へいくはずの栄養がこの皮脂腺に吸いあげられてしまうことも、薄毛をまねく大きな要因です。
皮脂腺を洗い落とすと、毛に供給されるはずの栄養が散らばる
シャンプーで頭の皮脂をすっかり洗い落としてしまうと、皮脂が不足してきます。そのため、皮脂を大量につくって補わなければならなくなり、したがって、皮脂腺が大いに発達するのです。
皮脂腺が発達しすぎると、毛髪にとってきわめて不都合なことが起きます
皮脂腺が発達しすぎると、毛に供給されるはずの栄養の多くが皮脂腺へいってしまい、そのため、毛は栄養不足の状態におちいってしまいます。そうなれば、髪が十分に成長できなくなることはいうまでもありません。
太くて長い毛が減って、逆に、細く、短いうぶ毛のような毛が増えることになるのですから、髪は当然、まばらになり、薄毛への道をたどることになります。
シャンプーの洗浄力の強さにより、皮脂が除去されて毛は栄養不足の状態になり、髪の健康が損なわれるということですね。
本書の中では、シャンプーに含まれる界面活性剤の怖さや有害物質など、今までは知る事の無かった事実が記載されていて、本当に怖くなりました。
シャンプーに含まれる化学物質を頭皮から摂取する怖さ
さらに、シャンプーがもたらす害は頭皮だけではないようです。
シャンプーには全身の健康を蝕む可能性のある化学物質がたくさん含まれているからです。
ある大手メーカーのシャンプーのパッケージに記載されている成分一覧を数えてみたら、36個ありました。頭皮には約10万個の毛穴があります。しかも、それらの毛穴は、からだの他の部分の毛穴にくらべてはるかに大きい、特大サイズなのです。
これらすべての物質が、シャンプーのたびに頭皮にすり込まれ、約10万個の特大の毛穴からいっせいに吸収されていくのですから、考えただけでぞっとします。
ワケのわからない物質が36個も含まれているシャンプーを、あなたは舐めて味見できますか？
確かに、普段は考えもしなかった事ですが、化学物質を体内に取り込んでいるわけですからね。よく考えると怖すぎます。
シャンプーを3年やめて効果が。そんなに続けられる？
こうした事実を踏まえた上で、脱シャンプーを実践して効果を実感した著者の声には力強さがありました。
それ以前は、何十年間もシャンプーやリンスの類やムースなどで頭皮を傷めつけてきたせいで、年齢以上に薄毛が進行していたのだと思います。
頭皮に悪いものをすべてやめて、水だけで洗うようになって３年間ほどで、ようやく頭皮が健康な状態に戻ったのでしょう。
シャンプーをやめたら匂いやベトツキが気になるのでは？
ここまでの説明でシャンプーをやめることのメリットは分かったのですが、どうしても気になるのが脱シャンプーによる髪の匂いとベトツキ。しかし、この問題も心配する必要がないとのです。
シャンプーをやめれば髪や頭皮にいいことばかりだということはわかったけれど、水で洗うだけでは汚れが落ちないのではないか、不潔になるのではないか。そう思っている人が大半でしょう。
しかし、さきほどのくりかえしになりますが、実際には、水だけで洗っているほうが、皮脂の分泌量が少なくなる分、頭皮も毛髪も清潔に保てるのです。
事実、水だけで洗っている人の頭皮を顕微鏡で見ると、きれいなものです。皮脂も汚れもちゃんと落ちています
ニオイはすべて水で流せる？
ニオイも同じです。ニオイの元は、皮脂が酸化してできる脂肪酸や過酸化脂質、アンモニアや硫化物などです。それらニオイの元は、水ですべて流せます。
シャンプーをやめたばかりで、皮脂がまだたくさん出て、ベタついているうちは、とくに髪の長い方などは、ニオイが気になるかもしれません。
でも、シャンプーを断って４～５か月もたてば、皮脂量が減り、皮脂腺がすっかり縮みますので、気にならなくなるでしょう。もちろんそれよりも早い人も大勢います。
いずれにしても私は脱・シャンプーを実行している人のそばで、不快なニオイを感じたことは一度もありません
とのこと。
本書では、脱シャンプーを実践して髪が健康になった方の事例で、「最初の方は匂いなどを気にしていた」という方が多かったです。でも、ある期間を過ぎるとその問題も解決されるのだとか。
髪の毛について、悩んでいるあなた。最初は弊害ありですが、長期的に考えたら効果があるとの事ですので、実践してみてはいかがでしょうか。
脱シャンプーを実践中
ここまでの説明を読んで僕は「脱シャンプー」を実践し始めました。始めたばかりなので、ベトツキや匂いは気になりますが、仕事柄、人と会う事はほとんどないので、継続できそうな気がしています。
ちなみに、本書では他にもシャンプーの害、シャンプーCMにおける間違い、具体的な脱シャンプーの洗髪方法などが記載されていて読み応えがあります。
内容は極端な所もありますが、知っておいて損は無い知識が紹介されていますので、髪の毛でお悩みの方は読んでみて下さい。
【追記】シャンプーをやめてもフケ症は治らなかった
僕も3か月ほど、シャンプー断ち（完全になくしたわけではない）をしたのですが、効果がなくてやめてしまいました。シャンプーをやめてもフケは治らなかったし、匂いもひどくてどうしようもなかったので、シャンプーを復活させました。
やっぱり、極端な論説には個人差があるんですね。しかも、医学的な根拠も薄いようですし、信じないほうがよさそうです。
こういった化学製品を否定する説は定期的に現れるので、鵜呑みにしないようにしましょう。
専門医いわく「シャンプーはした方がいい」
先日、頭皮に関して専門医に行ったのですが、「シャンプーはした方がいい」と教えてもらいました。むしろ、シャンプーをしないとかぶれが酷くなってしまうようです。
なので、シャンプーは止めないでください。そもそも、今まで長年使われてきたシャンプーが本当に害あるものなら、国が販売を停止しています。
ちなみに、専門医に勧められたのは「コラージュフルフルネクスト」というシャンプーです。
これはタイプが2種類あり、頭皮がベタつく人と頭皮が乾燥しやすい人用に分けて作られています。なので、自分のタイプに合ったものを使いましょう。僕は青いやつを使っていきますよ〜。
髪が細くなったなら使いたいシャンプー
追記です。最近、コラージュフルフルを使ってもフケが改善されなくなったので、別のシャンプーを使うようになりました。
また、髪の毛も昔と比べて細くなっていて、ちょっとやばいなあと思ったので、27歳ですが、予防をすることにしました。
そこで選んだのが、「チャップアップ」というシャンプーです。こちらは、フケの悩みに加えて、髪のボリュームの悩みも解決してくれるとのことで買ってみたんですよ。
使ってみて3週間くらいですが、以前より髪にコシが出てきた感じがします。いい感じなので、この経過はまた報告させていただきます。
なお、すぐに効果を出したいので、チャップアップのサプリも使っています。こちらの効果も報告していきますね。
ではまた！
