「マイナビ転職」のエージェントと面談をしてきたので、評判やデメリットを書いていきます。
実際に使ってみて、エージェントというサービスが便利と気づきました。
ちなみに、エージェントとは「求職者」と「彼らを採用したい企業」の仲介役をしてくれる人のことです。
和訳すると、「代理人」の意味になります。
・他も使ったが、提案される求人数は多い
・エージェントは会社ごとに強みがあるので、使い分けがおすすめ
・面談しても会社の人などには絶対にバレない
・非公開求人あり、服装は私服でいい
結論、エージェントは無料で使えるので、少しでも転職に興味があるなら、使っておくのをおすすめします。
エージェントを使うことで自分の入れそうな企業も知れるので、まずは気軽にチェックしましょう!
転職エージェントへ相談に行く前に
本題に入る前に、
「準備として自分の強みくらいは理解してから面談に臨んだ方がいいよ」
と経験者の立場から書いておきます。
面談では、自分の強みや経歴、スキルをもとに求人を紹介してもらうんですが、
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時間をムダにせず、良い求人を紹介してもらうためにも
これは時間のムダなので、「強み」くらいは、以下の診断で簡単にわかるので把握してから面談に臨んだ方がいいです。
そっちの方がスムーズに進みますから。
18のタイプから自分の性格を診断してもらえます。
僕は、「独創性」「決断力」「挑戦心」「自己信頼」「親密性」の5つでした。これ、かなり当たってましたw
仕事での強みと適職がわかる「グッドポイント診断」がかなり参考になった https://t.co/1WrpPOGkow pic.twitter.com/oDCkYxcXNi
— らふらく更新用@ブログで生活しています (@guppaon1) 2017年9月26日
ヒアリングの時間がサクッと終わると、その分、求人を紹介してもらえる時間も増えるので、
事前に「強みの把握」だけはやっておくといいですよ。(この診断は、リクナビネクスト内の無料サービスです)
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転職エージェントを利用した場合の活動の流れ
面談までは、以下の流れで進めていきます。
↓
2 キャリアシートの作成・送付
↓
3 マイナビエージェント社にて転職エージェントと面談
↓
4 転職エージェントに求人案件を紹介してもらう(3と同時にやる事も)
それでは、まずサイトへの登録方法から紹介します。
マイナビエージェントに登録
登録は、マイナビのサイトから行います。
この辺はよくある登録画面なのでさくっといきましょう。
会員登録がすんだら、自分の志望する業界や職種を登録しておきしょう。
転職エージェントとの面談のときに利用しますので、正確に記入してください。
面談で使用するキャリアシート作成
会員登録を完了して、数日するとマイナビのエージェントからメールが届きます。
キャリア面談とは、これまでの職務経歴やスキル、やりたい仕事をエージェントがヒアリングしてくれるもの。
また、転職市場の動向を教えてもらえて、あなたに合った求人も提案してもらえます。
ちなみに、キャリアシートとは、自分が転職で大切にする事、自己PRなどを記入するシートです。
面談までに提出しておく必要があります。
日程を決めて、いざ転職エージェントと面談
キャリアシートを送付すると、次の日くらいに面談の日程を決めるためのメールがきます。
エージェントにいくつか日程を提示されますので、第3希望まで選んで返信します。
あとは、そのいづれかで面談を組んでもらえます。
やはり、退社後に相談に来る方が多いようで、その時間帯や昼休みは予約が埋まりやすいです。
中には、夜10時まで対応してくれたり、土日も対応してくれたりするエージェントもあるので、そこは登録先で確認しましょう。
面談場所は基本オフィス
面談場所は宝町オフィス(ビル4F)でした。マイナビエージェントの場合は、本社ビルで行うことがほとんどみたいです。
中には希望する場所、カフェで面談してくれるエージェントもいます。
こちらもメールのやり取りで確認しておくと良いですね。
リクルートエージェント、DODAは電話対応あり
ちなみに、全国に支店がある「DODA」や「リクルートエージェント」は電話でも相談できます。
なので、地方にいて転職を考えている、転職相談をしたいという方はこの2つに登録しておくと良いですよ。
エージェントは無理に転職を勧めない
なお、エージェントと聞くと、「無理に転職を勧められるのでは?」と不安に思う人もいるはず。
ネットを調べると、そういった噂もありますからね。
実際、知人は無理に勧められることはなかったそうで、受けたいところだけを受けていました。
ある人はリクルートエージェントの方に転職相談したそうですが、「あなたはまだ転職しない方がいい」と言われたそうです。
なので、安心して相談してみてください。
エージェントとの面談ではリラックスできる格好を
マイナビエージェントを使った際、
ビルについたら、受付から面談にきた旨を伝え、担当してくれる転職エージェントの到着を待ちます。
私の担当者は、人当たりの良さそうなめがねをかけた人でした。
服装は自由!スーツじゃなくてもOK
ちなみに、服装は自由だったので、私服で行きました。持ち物も特に必要ありませんでした。
リラックスできる格好で行ったほうが、うまくエージェントと喋れるので、いつも通りの方がいいですね。
面談中は本音で話そう
転職エージェントとの面談では、以下の項目を質問されました。
・転職活動の軸
・スキル、強み
・受けたい業界・職種
・希望する年収レンジ
・他にどの転職エージェントを使っているか
質問に答えることで、転職で必要なことを言語化できる
質問に答えることで、それぞれの項目についてよく考えるようになります。
また、自分の強みなどをしっかり言語化することで、仕事の意識も高まりました。
転職市場における価値を上げるために、強みを伸ばそうとするんですよね。
他社エージェントを使っていることを伝えよう
また、「他にどの転職エージェントを使っているか」への答え方も大事です。
この際は、本気度を見せるように返答しましょう。
適当な態度を見せたら、相手にしてもらえなくなるんですよ。
エージェントに真剣度を伝えれば転職しやすい
そもそもですが、エージェントというのは企業から紹介料をもらってビジネスを成り立たせています。
求職者が採用された場合、採用先の企業から紹介手数料をもらえるんですね。
だから、仲介業を成り立たせるために、エージェントは転職できそうな人のサポートを熱心に行うのです。
エージェントには毎月ノルマがある
また、エージェント1人1人には、毎月の数値目標があり、それを達成しなければいけないのです。
達成できなければ上司からお叱りを受けるわけですから企業への紹介をがんばるわけです。
「(転職活動を熱心に行っているため)複数使っています」と答えましょう。
また、他社エージェントの利用状況も聞かれるので、
その際は「他は求人を見ているだけで、面談はここが初めてです」と答えるといいです。
希望をしっかり伝えよう
また、面談中は本音で話すことも大切です。そうしないと、自分に合った企業を紹介してもらえません。
基本的に、話した情報から企業を紹介してもらえます。
例えば、「Web業界のベンチャーで成長したい」、「編集職に就きたい」、「まったりした会社で働きたい」などの要望を伝え、
それに見合った求人を提案してもらうのです。
なお、条件が明確になってない場合は、希望する最低年収だけでも伝えておきましょう。
そうすれば、希望に合わない求人を提案されてガッカリすることもなくなります。
面談ではマナーをしっかり
面談を終えて重要だと思ったのはエージェントと良好な関係を築くことです。
求職者とエージェントは対等な関係です。
エージェントからすればそんな人と付き合いたくないですしね。
転職エージェントに好かれた方がいい
相手も人間なので、気持ちよく付き合える人には、有益な情報を教えようと思うし、良い求人も教えたくなるもの。
なので、良好な関係を築けるように時間を守る、言葉遣いをしっかりするなど、最低限のマナーは守りましょう。
面談して新卒1〜3年目でも転職できると知れた
さらに、面談では、転職市場における自分の価値も教えてもらえます。僕も、ここで厳しい現実を教えてもらいました。
やはり、早期で辞める人は企業ウケがよくないみたいです。
新卒1年目、2年目なら高度なスキルが必要
また、1年目や2年目で転職するには、実績や高度なスキルが必要だとも教えてもらいました。
そこで、副業ブログで30万円くらい稼いだ実績を話したところ、
そして、いくつか求人を提案してもらえました。
相談すれば今の会社より待遇の良い会社が見つかる
なので、こういったスキル、実績がある若手は転職エージェントに相談してみましょう。
今の会社よりいい条件のところを紹介してもらえるかもしれませんので。
また、そういったスキルがなくても転職できる可能性はあるので、まずはエージェントに話を聞いてもらうといいですよ。
面談終了後に求人を紹介してもらう
転職エージェントとの面談が終わると(所要時間は60〜90分ほど)、求人をいくつか紹介してもらえます。
この時点で紹介してもらう求人は参考程度。エージェントが100%合うと思って紹介するものではありません。
非公開求人も紹介してもらえる!
さらに、エージェントと面談すると「サイトには載っていない求人」も紹介してもらえます。
面談してみて初めて知ったのですが、求人のほとんどは世に出ていません。
理由は色々あるのですが、ライバル会社にバレたくないというのが大きいようです。
ネットじゃ探せない求人は多い
この事実からわかるように、ネット上で企業を調べているだけじゃ、いい求人は探せないのです。
2ch(2ちゃんねる)とかだけじゃ無理です。
なので、サイトに登録してエージェントに会いに行くことが重要なんです。
面談後、履歴書の提出と添削
転職エージェントとの面談後は、追加で求人紹介をしてもらい、その中で応募したいと思える企業があれば履歴書を書きます。
履歴書はエージェントの方に添削してもらえますので、力を借りて質を高めましょう。
履歴書を提出した後のフロー
これから先は未経験なのですが、履歴書を提出して書類選考に通過すれば、面接対策が始まります。
そこで、転職エージェントから面接でうまくアピールする方法を学び、本番に望みます。
そして、順調に事が進めば内定獲得というわけです。
転職エージェントと面談してみての感想
全体で見たら面談はすごく良かったです。以下のようなメリットがありましたから。
・自分の長所を引き出してくれる
・転職サイトには載っていない求人も紹介してもらえる
・履歴書と面接の添削を手伝ってもらえる
こうしたことは普段考えませんし、1人でやりたいことを見つけようとしてもなかなか難しいので、
エージェントを一度利用してみるといいですよ。(忙しい方であれば特に)
面談を終えて後悔していること
また、面談でこれをやっておけばよかた、、、と思うこともあります。
この後悔がみなさんの転職活動でも生きるので、ぜひ覚えておいてください。
1. メモをとれるものを持って行けばよかった
IT業界で働いていたこともあり、普段はPCでメモをとるので、筆記用具を忘れてしまいました。
結果、エージェントの話を後で忘れてしまったんですよね。
2. 希望条件を細かく決めておけばよかった
面談に行った時に希望条件が曖昧だったので、その時は微妙な求人を多めに提案されてしまいました。
これは、僕の求める条件がぼんやりしていて、エージェントが選定に困ってしまったからでしょう。
例えば、Web業界の編集者になりたくて、年収は400万円、若いうちから自由に仕事を任せてもらえて家賃補助があって、、、
と具体的に条件をイメージしておきましょう。
3. 転職意欲があることをアピールしておけばよかった
前述したことと似ていますが、僕が面談において「転職したい」という意思を出さなかったため、相手も気分が乗らなかったと思います。
相手のモチベーションを下げないためにも、「とりあえず話だけ聞きにきました」とは絶対に言わないようにしましょう。
4. ネガティブな転職理由を言わない
ぼく、転職理由として「今の会社がきつくてイヤで」と言ってしまったんですが、これは言わない方がいいですよね。
「次はデザイナーの仕事がしたくて!」のように、ポジティブな人を企業に紹介したいですよね。
実際、そっちの方が採用されやすそうですし。
なので、エージェントを不安に思わせないように、ポジティブな転職理由を語るようにしましょう。
転職エージェントは複数使うのが一般的
紹介してきたように、転職エージェントを利用すれば、求人探しが楽になります。
やってみると分かりますが、一人で転職活動をすると本当にめんどくさいです。
仕事をしながらとなると手が回りません。
IT、Web業界のベンチャーならレバテックを
また、転職の際は複数のエージェントを使うのが一般的です。
サービスごとに強み・弱みがありますし、エージェントの質も異なりますからね。
実際、会社員時代の転職活動では、他のエージェントも利用しました。
エージェントは相性も大事
これは女性に聞いた話ですが、女性ゆえの仕事の悩みもあるので、相談する相手も女性の方がいいというニーズがあるそうです。
(指定できるところもあるので、複数試してみましょう)
転職に必要な時期は2ヶ月が目安だそうですが、エージェントを介したことで面談から2週間〜1ヶ月で内定を得た人もいます。
こうしたメリットもあるので、転職ではエージェントを使っておいた方がいいですね。
転職エージェントに登録してもバレない
僕は数社のエージェントに登録して面談しましたが、会社にはバレませんでした。
というか、それがバレてしまったら、エージェントを使う人がいなくなってしまうので、絶対バレないようになってます。
あと、採用企業側は、絶対にエージェントに登録している人の個人情報を見れないので、安心してください。
低スペックでもOK
転職エージェントと聞くと、ハイスペックの人ばかりが登録してきそうですが、そんなことはありません。
僕のように、新卒1年目の低スペックでも相談できます。
まずは相談して、可能性を広げましょう。
ハローワークとの違いは?
仕事を探すとなると、ハローワークのイメージがありますが、僕はオススメしません。
その理由は、以下の2つ。
・人にバレる可能性がある
真剣なエージェントに相談したいですよね
ハローワークは、言ってしまえば、お役所仕事のようなもので、民間のように稼ぎを気にせずに運営されています。
なので、民間(リクルートエージェントなど)よりは、仕事紹介者の熱は下がります。
こういったこともあり、民間を使った方が転職は成功しやすいです。
「プライバシーとは何かね?」と思った
退職したタイミングで書類の手続きをするために、ハローワークに行ったのですが、そこで衝撃を受けました。
なんと、仕事を探す人が、1つの部屋に大勢いたんですよ。その人たちは、面談待ち、面談を終えた人たち。
民間では、プライバシーの配慮あり
マイナビエージェントなどでは、そうやって求職者が顔を合わせないように配慮してくれていたので、
ハローワークの現状を知った時は、衝撃を受けました。
こういった点でも、ハローワークは使わずに、民間の転職エージェントを使った方がいいです。
なぜ、エージェントへの相談が無料なのか?
ここまで読んできて、「エージェントはなぜ相談料が無料でも成り立つの?」と思う人もいたと思います。
結論から言うと、「エージェントは企業から紹介料をもらっているため、求職者への相談が無料でもやっていける」のです。
内定時のみ、紹介料が発生
エージェントは、求職者の相談に乗り、Aという企業と相性が良さそうだなと思ったら、Aに求職者を紹介します。
そして、選考が進み、その人がAに内定して入社したら、エージェントがAから紹介料をもらうのです。
つまり、エージェントは求職者からお金をもらわず、紹介先の企業からお金をもらって生計を立てているんですね。
これが、エージェントの仕組みです。