これからも、ブログを書いて生活していくつもりなので、お金儲けの方法としてどんなやリ方があるか「明日のメディア 3年後のテレビ、SNS、広告、クラウドの地平線」を参考にしながら、考えてみます。
個人メディアが力を持っていくのは間違いない
将来、私たちが受け取る情報はマスからコアにシフトしていくので、個人メディア(ブログ)はその恩恵を受けていくでしょう。そう思う理由は以下の2つ。
情報源がマスメディアからインターネットへ「29歳以下はインターネットが一番の情報源に」
1つは、人々の情報源が新聞やテレビなどのマスメディアからインターネットにシフトしている事。実際、2007年に4000名弱に対して行われたアンケートでは以下の結果が出ています。
「一般的な社会の動きを知ろうとするときに利用する情報源は何?」という質問です。
引用元: 「情報源に関する意識・実態調査報告書」
30代以上は新聞、テレビというマスメディアを上位2つの情報源にしていますが、29歳以下はインターネットが一番の情報源となっています。
これは7年前のアンケートなので、当時29歳以下だった人々が30代のくくりに入るわけですから、インターネットを情報源とする人の比率が上がっているはずです。
情報源がインターネットにシフトしているというぼんやりした印象はありましたが、数字で見ても情報源がマスメディアからインターネットに移っているんです。
インターネットで得る情報がポータルから個人最適化へ
2つ目はインターネットで情報を得る場所が「ポータル」という幅広い入り口から、個人に最適化された狭い入り口にシフトしている、という理由です。
近年、Gunosyを中心として個人に最適化された情報を配信するニュースアプリが人気を集めており(ユーザー数170万人!)、一人一人に届く情報(個人ブログなどの情報ソース)が異なるものになってきています。
他にもvingow newsやAntennaなど個人に最適化されたニュースアプリがどんどん出てきており、人々がポータルよりも個人メディア(ブログ)から情報を受け取る機会は急増していくはずです。
こうした事から、情報源としてのブログの影響力はどんどん大きくなっていきます。では、ブログの明るい未来がわかったところでお金儲けの方法を考えていきましょう。
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お金儲けの方法1「読み手から直接課金する」
これは一番わかりやすいでしょう。
確実に収益を上げていくには、Amazonなどのアフィリエイトよりもユーザー(読み手)から確実にお金を集められるのがベストです。そのためには自分のコンテンツを無料ではなく有料で提供しなければなりません。
その方法としてブログの内容を再編集して電子書籍にするという方法があります。これはイケダハヤトさんが「ブログエイジ」という電子書籍で実践していて、いい結果を残しています。99円という価格のためあまり利益は出ていなそうですが。
多様なプラットフォームを使ってお金儲けすればいい
電子書籍以外のプラットフォームを使ってお金儲けする方法が有ります。本書から一部紹介してみますね。
人気あるコンテンツのインターネット配信は、これからどんどん有料化の方向に進むでしょう。
では、これから量的に一番増えるブログや、ニュースなどの情報コンテンツをマネタイズするにはどうしたら良いでしょうか。Facebook、iPhone、Kindleなどのプラットフォームは、無名のクリエイターにとって、流通マーケティングを代行してくれる便利な仕組みです。
iPhone用にコンテンツを開発すれば、世界80カ国が自動的にマーケットになる。こんな便利な事はない
ただし、ブログを世界に配信する事は難しそうです。英訳しなければなりませんからね。ブログを世界に配信となると、写真まとめなど視覚に訴えるものが強そうです。
関連記事:ネットでお金を稼ぐなら1億人向けにブログで2000文字書くより60億人向けに写真を撮った方がいいよね
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お金儲けの方法2「アドテクノロジーを活用する」
ユーザーから直接課金するのが一番いいと言えども、実行するのはハードルが高いです。ですので、広告によるマネタイズが一番現実味があります。
ユーザーが広告を嫌い、ブロックするなどして広告によるお金儲けが難しくはなっています。しかし、広告の世界でアドテクノロジーが、ここ数年で急激な進化を見せて盛り上がっているのです。
アドテクノロジーの進化は、リアルタイム・ビッディング(RTB)という仕組みにより広告主と掲載メディアのやり取りを非常に簡単にしました。
リアルタイムビッディングは、広告メディア側と広告主を株式の取引のように、瞬時に結びつけ、広告を出稿させる仕組みです。ビッディングとは、入札という意味ですね。広告主が、ある条件の下で入札をし、メディアがそれに応じるのです。
アドテクノロジーによって配信される広告が最適になれば、お金儲けの方法も多様に
RTBのおかげで、広告主は広告効果の高いメディアに安価で出稿できるようになりましたし、メディアはタグを導入するだけで自分のメディアに広告を掲載し、お金儲けできるようになりました。
こうしたアドテクノロジーの進歩により、私たちの個人メディア(ブログ)に配信される広告数も増え、内容も最適化されていけば、広告収入(クリック数 × 単価とする)は増えていくでしょう。
バナー広告というお金儲けの方法で、課金がなくとも広告配信だけで生活できる事例も増えていくでしょう。
お金儲けの方法3「コンテンツマーケティングのコンサルまたは制作」
カタカナ多めなので、まずはコンテンツマーケティングについて説明していきます。定義は以下の通り。
コンテンツマーケティングとは適切で価値あるコンテンツを作成し配布する技術である。ターゲットとなる見込み客のことを理解し、これを明確に定義することにより、見込み客を引き寄せ、獲得し、見込み客と関わり合い、見込み客に購買に結びつく行動を促すことを目的とする。
引用元: コンテンツマーケティングとは何か?
企業が有益なコンテンツをつくり、自社サービスに興味のある人(見込み客)を惹きつけ、自社製品を使ってもらうことですね。
ブロガーが企業メディアでコンサル執筆して稼いでいく
コンテンツマーケティングの1つとして企業がコンテンツを提供する「オウンドメディア」が流行りつつあります。オウンドメディアとして有名なのがFind job! Startupやサイボウズ式です。
オウンドメディアでは、有名ブロガーがヘッドハンティングされることもあって、彼らがコンサルしたり記事を書いたりしています。Find job!ではバズるブログ記事を書ける事で有名な井出さんがジョインしています。
このようにブロガーがお金を儲ける方法として、オウンドメディアに携わるというケースが増えていくでしょう。
お金儲けの方法4「動画をつくって配信する」
ブログだと、ほとんどの分野がレッドオーシャン化しているのですが、ブルーオーシャンなのが動画配信です。ただし、動画配信はブログのカテゴリにより相性の善し悪しがあります。
ネタ系のブログや美容系ブログとは非常に相性がいいと思います。
例えば、記事では伝わりづらい体験や実験を動画で音声と動き付きで配信すれば、もっとリアルな面白さを届ける事ができますし、メイクの仕方や髪型のセットの仕方を実演して動画で届ければ、記事ではわかりにくかった細かい部分も伝える事ができます。
バイラル広告のように企業がコンテンツを作る仕事も減らないでしょう。コンテンツを作る仕事は減るどころか、これから爆発的に増えます。とくに映像ビジネスが、これからニーズは高まるのに、供給者が少ないビジネスです。
映像クリエイターにとっては、このデジタル機器の爆発的な普及は、大きなビジネスチャンスなのです。
これからは動画編集の力もあれば、無双ブロガーになれそうですね。動画というお金儲けの方法も覚えておきましょう。
お金儲けの方法まとめ
・個人メディア(ブログ)の影響力は強まっていく
・ブロガーのお金儲けの方法で考えられるのは課金
・アドテクノロジーの進化によってお金儲けの方法も変わっていく
・ブロガーにはオウンドメディアでの活躍が期待される
・動画を作れるブロガーは無双
以上です。好きなことで生活するために、もっとお金に敏感になって最適なお金儲けの方法を見つけていきましょう。
ちなみに、お金儲けの方法としてブログを考えているなら、ブログを作ることが必要です。その際は、レンタルサーバーを利用する必要があります。
そこで役に立つのが、僕も利用している「エックスサーバー」というレンタルサーバーです。こちらは月間90万PV規模のブログなら安定して運用できますので、ガチでお金儲けをしたい方は利用してみてください。
ではまた!