「フリーで働く! と決めたら読む本」で、フリーランスとして成功する方法がいくつか書かれていましたので、特にブロガーにとって重要な部分をシェアします。
何でも屋よりも専門性
私自身、フリーランスになってから11年が経過しました。
その日々の中で、実に多くの仲間とか同士にめぐり逢い、一緒に仕事をしています。そしてその仲間、同士は100%、ある分野のスペシャリストです。
印刷に関してなら何でも知っているプロ。
グラフィックデザインに関してなら右に出るものがいないと言ってよいほどのプロ。
私がつきあり、一緒に仕事をしようとする相手は、100%何かのスペシャリストです。
そうでなければ、安心して任せる事なんてできません。
”何でも屋”は必要ないのです。
会社員時代は、一通りなんでもできるジェネラリストであることが評価されますが、
フリーランスになると、どの分野に強いかがはっきりしていないと、仕事を任せてもらう事は難しいようです。
ブロガー・ライターとして活躍したいなら専門分野を
ブロガーで言えば、「恋愛、キャリア、スポーツ、ライフハック、面白ネタ何でも書けますよ」と言ってしまうような人は信用されないということですね。
「キャリア教育」について非常に詳しい、ネタ系で笑える文章が書けると割り切ってしまった方が、読者は信頼できますし、
「このブロガーはこの分野に強いから」とリピーターになってくれます。
私も強い部分をアピールしていく必要があると思いました。
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ブルーオーシャンを狙う
ホームページのタイトルなら、次のような感じのものがよいでしょう。
「出した請求書! 無視されて困っていませんか?」
もちろん、ホームページの本文にも、こうしたキーワードを適宜盛り込んでおかないといけません。
こうしておくと、中途半端な人はやってきませんし、ライバルもいないと言う状態になるわけです。
このように”狭く” ”深く”絞り込んでいく事で、会いたい人、本気の人、あなたの能力を心から頼ってくれる人との出会いを生み出していけるのです。
このブログでもよく話していますが、ブロガーは自分にしか書けないネタを持っていなければなりません。
ライフハックなどは鉄板で大衆ウケしやすいですが、それをネタにするブロガーも多く、競争が激しいです。
しかし、ライフハックの中でも仕事中の眠気を防ぐ方法や、
上司との人間関係などに特化して掘り下げていけば、ニッチな分野になり、競合は少なくなります。
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キャッチフレーズと肩書きをつくる
キャッチフレーズが強くないと、その先に興味を持ってもらえる確率は著しく低下します。
興味を持ってもらえなければ、キャッチフレーズはないのと同じです。
「えっ!」というインパクトがあって、「何だろう?」と関心を持つ。そうした「強いコトバ」が必要です。
ここで言う肩書きとは、あなたの職能というか、スペシャリティーを示すコトバの事です。
肩書きが勝手に仕事を決めてしまう
フリーランスはキャッチフレーズや肩書きを名刺に書いておくと、相手の記憶に残り、仕事に繋がりやすくなります。
例えば、「ブロガーをやっています」といっても、ありきたりすぎて、興味を持ってもらう事は難しいです。
しかし、「好きなことを仕事にできて、楽しみながら生活できる社会をつくりたいと思っているブロガーです」と言えば、
相手に「仕事について興味のある人なんだな」と覚えてもらえます。
ですので、自分の独自性を端的なコトバで表現する事は非常に大切です。
SNSでプロフィールに書くべき事
本の中では、プロフィールカードをつくり、いろんな人に配ると方法が紹介されていました。
これはSNSのプロフィール欄にも応用できるので、紹介しておきます。
書いておくべき事は大きく分けて、「キャッチフレーズ」、「自己紹介」、「得意技」、「実績」、「こだわり」、「活動フィールド」の6つです。
「キャッチフレーズ」はこれまで述べた事と同じです。
自己紹介……自分が言いたい事ではなく、相手が知りたいであろう事を書いています。
実績……どんな仕事をやってきたのかが、それなりにわかればOKです。
こだわり……あなたの独自性=他にはない強みを見せる部分です。
活動フィールド……これはいわゆる、ターゲティングです。
私の場合、単にマーケティングの専門家と言っても、実は分野が広すぎて相手はピンときにくいのです。
ですから、どんな業種が得意なのかを明言しています。
この部分を「なんでもできます」のように広げてしまうと、あまり得意でもない仕事がやってくる事になりかねません。
それは悲劇です。かならず、活動フィールドはあなたが一番自信を持って対応できる分野に絞って下さい。
この観点を軸にして、twitterなどのプロフィール欄を充実させれば、ユーザーの反応は変わります。
さらに、ブログサイドバーなどの自己紹介欄も充実させましょう。そうすれば、ターゲットに興味を持ってもらいやすくなります。
フリーランスとして重要なこと
まとめると、フリーランスとして大切な事は以下の5つ。
・何でも屋じゃなくて、誰にも負けない専門性を持つ
・ブロガーなら自分にしか書けないネタを持つ
・人の心に刺さるキャッチフレーズをつける
・キャッチフレーズは相手に疑問を持ってもらえるものがいい
・SNSのプロフィール欄には「キャッチフレーズ」、「自己紹介」、「得意技」、「実績」、「こだわり」、「活動フィールド」を書く
これらを意識していけば、フリーランスとしてうまく差別化していけると思いますので、意識して取り入れてみて下さい。
なお、フリーランスとして働くなら「レバテックフリーランス」でエージェントのサポートを受けておきましょう。案件探しやエージェントとの面談が役立ちますので。
このようなメリットがあるので、レバテックフリーランスのサイトから案件情報などの詳細を確認してみてください。