地方移住の失敗・後悔例を暴露!田舎暮らしのデメリット、仕事のなさが衝撃

この記事では、地方移住のデメリットや失敗・後悔の体験談をまとめていきます。

地方移住に対する支援、地方での仕事について知りたい方、地方移住したい方は必見です。

記事の要点まとめ
田舎に移住するなら、兼業で農家をやるのもあり(仕事は全然ない)

・家賃が安くなり、子供をのんびり育てられる

仕事がいちばんの問題。土地関係なくやれる仕事を見つけられると強い

・ひとりで移住するなから、必ずコミュニティを見つけておく

・雇われて働くなら、福岡などの都市がいい

結論、移住の成功・失敗を決める要因は仕事であり、その割合は9割を占めます

それくらい仕事は大事なので、まずは地方の求人を人気求人サイト「リクナビ」で調べておきましょう

以下の無料診断もあるので、ぜひ活用しましょう。

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以降、「ぼくらの移住計画」というイベントレポートをまとめていきます。

登壇者紹介

まず、イベントに登壇し、地方移住の実態を語った人たちを紹介します。

山梨に地方移住した鈴木啓太さん

鈴木啓太さん
山梨県北杜市に地方移住し、現地でも仕事をしていて、週何度か銀座のオフィスに通勤。

福岡に地方移住した須賀さん

 

須賀さん
福岡県糸島市に地方移住。東京と福岡の2都市で仕事をしている。

京都に地方移住した田村篤史さん

田村篤史さん
京都に地方移住(Uターン)。キャリアコンサルや地元の方と移住者の場づくりなどを仕事にしている。

若者として地方移住を語ってくれました。

鎌倉から地方移住を支援する住吉さん

住吉さん
鎌倉にて、株式会社村式の代表を務める。地方移住支援に関心を持つ。

地方移住支援を進めたい自治体関係者の原田さん、酒井さん

原田さん
島根県の雲南市役所の地域振興課にて、雲南市を盛り上げる仕事をしている。

若者など地方移住支援を仕事などの面から支える

福岡R不動産の方々

須賀さんの地方移住を支援。地方移住を受け入れる側としての意見を下さいました。

地方移住

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第一部:地方移住の実践者から話を聞く

①田村さんのお話

地方移住してからの仕事

京都にて、キャリアカウンセラー、キャリアコンサルを行いながら、移住者向けにイベントを開催するなど場づくりの仕事も行う。

田村さん
若者として、堀川団地商店街の再生プロジェクトにも取り組む。

移住に向けて準備した事

・志向性(やりたいこと)、能力、価値観を揃えた。
・人とのつながり。

地方移住してみて

生活コストは1年で60万くらい下がった。家賃、交際費、食費など。

田村さん
交際費などの節約、カフェの替わりに鴨川に行くようにした。

地方移住で大切な事

・人のつながり
・暮らしが楽しいという事

これらは、地方移住後の仕事の充実にもつながりそうです

今後の目標

田村さん
京都移住茶論(さろん)で人のつながりをつくる。

京都移住計画というプロジェクトで、人の繋がり、コミュニティをつくっていきたい。

地方移住支援として活躍する若者の活動には注目していきたい

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②鈴木さんの移住体験談

奥さんと共に東京出身。

鈴木さん
震災をきっかけに山梨へ。特急なら2時間半くらいで通える事に気づく

山梨に1年間住んでみて、知人もできたし地方移住もありだと考えるようになる

「ピッコロ森のようちえん」が地方移住の決め手になった。

移住を決めた保育園の特徴

保育の独特のスタイルに感銘を受けた。以下の通り。

・園舎がない
・雨、雪の日もカッパで通う
・目的は、子供の自主性を促す教育(自分で考えるようになる)
・自然の中での教育

地方移住後の生活について

今は、自然に恵まれており、富士山も見える所に住んでいる。(このときに見せて頂いた写真が非常にきれいでした)

鈴木さん
コンビ二、スーパーは近くにない。

賃貸に住んでおり、家賃は7万円!1LDKで新築

家の前の空き地でブランコをつくったりして遊んでいる。(この光景はアルプスの少女ハイジのようでした)

地方移住後の通勤について

また、その地域には古民家を月1万円で借りて住んでいる人もおり、家賃というコストは東京に比べると大幅に抑えられるとのこと。

鈴木さん
高速バスで新宿へ。あずさは5000円。バスは2000円弱。2時間45分。

地方移住後のお金

東京在住時に比べて、家賃は5万円節約。駐車場代は0に。交通費が3〜5万円自腹。トータルで月に1万円の節約

③須賀さん

須賀さん
仕事などの関係で、一人で糸島へ行くのが難しかった。

福岡不動産Rに家とコミュニティも紹介してもらった。

地方移住した福岡はこんな所

福岡の特徴については、福岡R不動産の方が以下のように説明して下さいました。

福岡R不動産の人
地方移住の方が多いのが、福岡市(人口移動結果国内2位、経済規模国内4位)と糸島市

福岡は、天神中心のコンパクトシティ。

福岡R不動産の人
通勤時間は長くて40分。地下鉄、バスがメイン。中心部は自転車もいける

空港がめちゃくちゃ近い。(世界で一番?くらい)

通勤時間が短いとあって、地方移住後の仕事のストレスを減らせそうです。

福岡、博多のメリット

福岡R不動産の人
食事が安くておいしい、物価、家賃が安い。家賃は東京と比べて半分くらい

東京と比較すると、平均年収は150万円減。

福岡R不動産の人
有効求人倍率は東京よりも低い。だが、周りを見ると、求人倍率ほどの差はないように感じる。

女子が多い(女子6:男子4)

生活面での地方移住を考える若者にとって魅力的な街と言えそうですね。

なぜ地方移住したか?

須賀さん
地方移住前は、仕事に追われ、家族との時間がなくて幸せにはほど遠かった

震災をきっかけに人生とはを考えるように。「自分が幸せでないのに、お客さんを幸せにできるか?」と考えた。

地方移住の一番の決め手

福岡の人の子供へのまなざしがめちゃくちゃ優しかったこと。
福岡の人には余裕がある。

移住した糸島市について

須賀さん
不動産の方の話で楽園・糸島市を知った。

海がきれい。中心地から車で30分。畑で仕事もできる。地方移住して、子供の顔が変わった

(生き生きしてきた)

地方移住の現実

移住って素晴らしいけど、厳しい。。。
地方移住支援の重要性を感じた。

移住の取材者
やはり、仕事はとても大事なようなので、地方の仕事を以下の診断のあるリクナビで探しておきましょう
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福岡R不動産の魅力

須賀さん
福岡R不動産はお客様と仲良くなるケースが多い。人のつながりを惜しみなく提供してくれる。

④質問タイム

地方移住体験者のお話の後は、会場からの質問タイムに。

Q:地方移住で大変だった事は?

須賀さん
子供が不安定になったりもした。
鈴木さん
人間関係が不安だったが、そんなに困ってはいない。

奥さんとしては、幼稚園が親との交流の場になっていた。地方移住してきた人が多かった。

東京からの移住者が増えている

Q;コミュニティはどんな仕事をしている人達か?

鈴木さん
山梨は、フリーでやっている人も多い。
田村さん
地方移住者のコミュニティはクリエイティブな仕事の方々が多い。
田村さん
仕事は安定するまで我慢が必要という現状がある。求人も理想通りのものは中々ない。マッチングしない

震災が移住のきっかけにもに

須賀さん
福岡はフリーランスが多い。

震災をきっかけに会社ごと地方移住してきた人もいた。

週末だけ福岡に来る人もいる。(家族はずっと福岡にいながら)

Q:地方移住後の仕事はどうやっていけばいいの?

須賀さん
糸島のカフェや地域の物産などをしている。

「東京での経験」+「移住先でしかできない仕事」で生活している。

田村さん
Iターンの方々には可能性がある。

京都にいる人々が気づいていない魅力を発見できる可能性があり、そこから仕事が生まれるかも

鈴木さん
基本は東京で収入を得ている。移住先では兼業している人が多い。(農業と何かなど)

その他に印象に残った点

会場にいた地方移住経験者の方のお話

地方移住したからと言って、ずっとそこにいる訳ではない。

引っ越しの延長と考えればいい。移住した先が合わなかったら、また探せばいい

地方移住したら車が重要

車は、たいていの地域で必要。

移住者
車が運転できない高齢者の方のために、バスのように車を出してその見返りとして野菜などを貰う活動を行おうとしている若者がいる。

東京から来たサラリーマンは人気者

移住先において、東京で働いていた人はガッツリ仕事をしてくれるという理由で労働市場において需要があるらしいです。

また、都会にいて知らないうちに仕事の力がついているという情報も

こういったこともあるので、求人サイトのリクナビで仕事を探しておきましょう

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島根県雲南市の紹介

イベントの最後、島根県雲南市の地域振興課の方が雲南市の移住支援について話して下さいました。

地方移住の受け入れ態勢の手厚さや地域活性化に向けた取り組みへの熱量の高さには驚くばかりでした

食のブランド化を目指す地域

雲南市は、高齢化率32.9%の地域。雲南ブランド化プロジェクトを行っている。

その柱が、①食の幸。ワイン、日本酒など。

他にも、②歴史の幸、③自然の幸、④ヒトの幸ということを柱にしている。

家賃の安さも魅力

東京で古本屋をやっていた方が、東京の家賃の高さに不満を持ち、移住。

Amazonから古本を仕入れて島根のリアル店舗で売っている。(家賃がめちゃくちゃ安いから成り立つビジネス)

移住の取材者
店舗を構えてリアル版せどりのような事も可能。

若者の育成にも注力

若者を育てる取り組みも行っているようで、地域プロデューサー育成講座の開催など、地方移住支援を強化しています。

空きや活用がスゴい

雲南市には「空き家バンク」という空き家の情報提供を行う制度があり、そこで紹介されていた事例に衝撃を受けました。

移住の取材者
築50年で間取りが6DKの民家(田んぼ、畑付き)が家賃1万円で借りれるというのです

しかも、トイレやお風呂のリフォーム費用の一部を市が負担してくれるという好条件

低コストで暮らす事が目標の私にとって、非常にありがたい制度だと感じています。

家は余っており、住居には困らない

他にも、空き家や廃校を使ってシェアオフィスを造ろうとしているそうです。

移住の取材者
これだけアクティブな自治体は見た事がありませんので、地方移住を考えている方にはマジでお勧めな地域です。

移住支援もしっかりしていますし、若者であれば、楽しく暮らせるのではないでしょうか。

格安で雲南を体験できるツアーもスゴい

さらに、空き家見学プログラムというものも企画されており、宿泊、3食つきで1人8000円という破格でいく事ができます

島根県に2年間住んだ方の感想

自然、温泉がいっぱい、食がおいしい。人が温かいのが一番の魅力

外から来た人に優しい。週末も一緒に催し物に誘ってくれる。
人のつながりをつくってくれる。

地方移住後の仕事を解決しようとする動きも

今回のイベントに参加して、地方移住が現実的なものに思えてきました。

移住の取材者
このまま、ブログでの収益を伸ばしていければ、コストのかからない地域で暮らしていそうです。

これからもゆとり世代の若者らしい暮らしをするためにも地方移住の可能性を探っていきたいと思います

移住の取材者
なお、所々で飛び出した地方移住後の仕事についてですが、都心に比べると求人数は少ないです。

なので、日本の中では求人掲載数最大の「リクナビNEXT」をチェックしておきましょう。

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ここで現地にどれくらいの仕事があるか目安がわかりますので。

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