14日、ブロガー共著の電子書籍『レールの外ってこんな景色: 若手ブロガーから見える新しい生き方』が発売されましたので、この本が出るまでの過程を振り返ってみます。
最後の方にやりたいことを叶えるために必要なことも書いていますので、メロンソーダでも飲みながらゆるーく読み進めていって下さい。キーワードは「発信だけじゃ不十分」です。
どうやって電子書籍が生まれたか
まずは始まりから。
電子書籍プロジェクトは、中里さんとの出会いから始まっていきます。
今年の7/2に中里さんから「電子書籍サービス『WOODY』を開発している中里と申します」という件名で、このようなメールが届いたのです。
89世代ブロガー様
初めてご連絡させて頂きます、WOODY中里と申します。
最初見たときは、「89世代ブロガー様とは珍しい」と思ったのですが、「WOODY」というサービスを拡充していくために相談できませんか?ということで一つ返事でお会いさせて頂くことになりました。(※WOODYはアドマン渡邊さんのブログを読んで注目していました)
WOODYのユーザーヒアリングで終わる予定だったが、、
お会いした際は、サービスについて「こういうのがあったらいいんじゃないですかねー」なんてことを偉そうにしゃべらせてもらいました。そして、ブログを書いているインフルエンサーを紹介してくださいとのことで、3人くらい紹介させて頂きました。
その後、3人も中里さんとミーティングをしてWOODYのサービスについて話し合ったそうです。で、中里さんからお礼のメッセージが来て、こんな展開に。
ちなみに、今度ブロガーさんの飲みがあるとお聞きしたのですが、そこに僕参加したりとか出来ますかね??
ということで、後に開催予定だった第3回ブログータンに中里さんが参加してくれることになったのです。
ブログータンで電子書籍出版が発表された
迎えた第三回ブログータン。会の終わりぐらいに中里さんから「電子書籍をブロガー共著で出しませんか」という提案をして頂けたのです。
当時は書籍を出してみたいなーなんて考えていたものですから、この提案を大変嬉しく感じたのを覚えています。そして、「ぜひ!」ということで電子書籍プロジェクトが始まっていくことに。
佐藤さんのタスクがハンパじゃないことに。。
で、何を書いていくかという話になり、中里さんと編集担当・佐藤さんが中心になって決めていくことになりました。そして、書籍にも記述があるように「生き方」について書いていくことになったのです。
どんな内容にしようかとなったときに、すぐ出てきたのが「働き方」や「生き方」というトピックでした。
テーマが決まった後は、みんなで集まって各々どんなことを書いていくか話し合いました。(その際に食べたピザは本当に美味しかったです。@WOODYオフィス)
話し合って決まったことは、各自が1万文字ほど「生き方」について書いていき、それをつなげて書籍にしよう、ということ。そして、ここから執筆陣が文章を書いていくわけですが、佐藤さんにハンパないタスクが降り掛かっていくことになりました。
そう、執筆陣の1万文字以上の文章をすべて編集していく必要があったからです。
実際、相当大変だったようで編集作業の中で体調を崩してしまうこともあったようです(これは直近1ヶ月のツイートを辿っていくとわかるはず)。
しかし、本業もある佐藤さんにこれだけたくさんのタスクをこなして頂き、ついに電子書籍の原稿が完成したのです(10月中旬。表記揺れなどにも対応して頂きました。佐藤さんには感謝しかないです)。
そして、重要なタイトル決めへ。
タイトル案で好きだったのは「まだ消耗してるの?」シリーズ
これは電子書籍用のFacebookグループで議論されました。その中ではこんなアイデアが出されていきました。
「新しい働き方狩り」の皆様へ宛てた「新しい働き方」
「会社とか学校とか、レールを外れた僕らが新しい生き方を書いてみた」
「レールを外れた僕らの新しい生き方 ver 1.0」
まだ「レールの上」で消耗してるの?
『つながり、ひろがる。』
『プロブロガー×会社員×起業家×学生×無職×……』
この中で特に好きだったのは まだ「レールの上」で消耗してるの? だったのですが、採用されませんでしたね。笑
そして、タイトル案は以下の3つに絞られることに。
①『ほんのちょっと、5%だけ動いてみよう』~ブロガーが考える新しい生き方~
②『レールの外ってこんな景色』~ブロガーから見える新しい生き方~
③『3つ目のつながり』~ブロガーが生きる「家族」「会社」ともう1つのつながり~
で、みんなの意見を踏まえて 『レールの外ってこんな景色』~ブロガーから見える新しい生き方~ というタイトルになったのです。
そして、予約ページが作られて、14日に発売、と。こういった具合で電子書籍プロジェクトは進んでいきました(はしょっている部分もあり)。
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電子書籍出版に参加して感じたこと
14日にAmazonに公開されたことによって、電子書籍出版という夢が叶ったわけですが、この現象ってちょっと面白いんですよね。というのも、スタートが電子書籍出版を狙いとしたものじゃなかったんです。
中里さんからメールを頂いた時だって、初めてお会いした時だって、ブログータン参加のやり取りをした時だって。こういった活動が電子書籍出版につながるなんて想像もしていませんでした。
そんなことがあって時が流れていき、ブログータンにて電子書籍プロジェクトが始まって、気づいたら25歳の色白系男性が電子書籍を出しているわけですよ。もう狐につままれたような感じなんです(もちろん、良い意味で)。
そして、気づきました。「やりたいことって発信するだけじゃダメなんだな」と。
やりたいことを叶えるには「発信」と「共同」がキーに
これまで僕はやりたいことを発信していけば、叶うよと言ってきました。
実際、ブログで生活したいという事を言い続けて今の生活を続けられているわけですが、大切な何かが抜け落ちていました。それは「誰かと共同しなければ実現はしない」という事です。
僕のブログ生活も、いつも読みに来てくださる読者の方やインフルエンサーによる起爆剤、いつもシェアしてくれる大切なファンの方々との共同作品なわけです。
電子書籍もそうです。発起人となってくれた中里さんの一声、佐藤さんの編集、執筆分の文章、協賛者による協力、WOODYというサービスによって作ることのできた共同作品です。
つまり、叶えたいことがあるならば「発信」だけでは不十分で「共同で動いてくれる方々」を見つける必要があります。ですので、何かやりたいことがあるなら、発信に加えて共同メンバーを大事にして活動してみて下さい。
とまあ、こんな当たり前のことを25歳にもなって電子書籍を出版してみて気づいた次第です。
ということで皆様、こんな経緯で作られた電子書籍をよろしくお願い致します!
ではまた!(提供:らふらく^^)