確定申告の前にフリーランスの疑問「領収書じゃなくレシートでもOK?」に答えておく!税金の知識をつけよう

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初めての確定申告を行った際、税金について何も知らないことを自覚しました。そこで、お金に関して無知すぎた自分を悔い、節税本を読んでみました。

今回は、その本から得た知識を共有します。

フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました

読んだ本はこちら。

フリーランスとして働く、きたみりゅうじさんが税理士さんと共に節税について学んでいく流れ。会話形式で節税のことが学べるので、巷の節税ノウハウ本よりもはるかに頭に入りやすいです

それでは本書で学んだ知識をピックアップしていきます。

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税金の決まり方「”収入”から所得税が決まるのではない」

こんな基本的なことも知りませんでした。
税金は収入から計算されると思っていたのですが、そうじゃないんですね。

税金の対象となるのは「所得」なのです。以下の計算式で税金が決まっていきます。
売り上げ(収入) – 経費 = 所得

所得から控除が引かれます。

所得 – 各種控除 = 課税所得

最終的な税額・・・課税所得 × 所得税率 = 納付税額

課税所得に対する所得税率は以下のようになっています。

確定申告の前に副業者やフリーランスが知っておきたい節税
引用元:所得税の税率

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節税する上で考えるべきは「いかにして所得を低く抑えるか」

日本は所得が増えれば増えるほど税率が上がる累進課税方式ですから、高所得者ほどエグい税率になっていくわけです。税率40%ってほぼ半分ですからね。高所得者も大変なんです。

計算式からわかるように、節税する上で考えるべきは「いかにして所得を低く抑えるか」なのです。

売り上げ(収入) – 経費 = 所得

なので、本書では以下のような指摘もされています。

最後のかけ算に入る前の、引き算部分で何とかほにゃららしときなさいやってことですね。

「税金は安ければ言いわけではない」「信用にもつながる」

しかし、節税にこだわりすぎるのも問題。

できるだけ税金を安くすることを考えがちですが、それは危険なのです。というのも、税金は社会において信用度を表す指標になるから。

税金を払ってるってことは、それだけの所得がある証明だってことにもなるんです

会社という後ろ盾のないフリーランスには、そうした「税金を払ったことによる証明」というのが、信用を培うために残された数少ない手段のひとつである

税金が安すぎると、「この人は収入が安定しない人だ」と判断されてしまい、ローンを組むことが難しくなってしまいますし、賃貸契約でも借りれる物件が限られてしまうケースもあります。

なので、税金は安ければ良いというものではないのです。

年金と保険(社会保険料)の種類

本書では節税だけでなく、社会保険についてもわかりやすく解説してくれています。普段、サラリーマンをしていると気にしない分野だったので非常に助かりました。

これからフリーランスになる方は知っておきたいですね。後半で登場する「節税ノウハウ」で知識が必要になりますから

では、まず健康保険の説明から。

保険には、「健康保険」、「国民健康保険」の二つがあります。サラリーマンは「健康保険」に加入し、フリーランスは「国民健康保険」に加入します。

年金も加入保険によって異なる

フリーランスが税金について知る際は、年金の概要も把握しておく必要があります。


年金の方はこの健康保険とほぼワンセットになっていていて、「健康保険」加入者は「厚生年金」に入り、「国民健康保険」加入者は「国民年金」に入ることになります。

つまり、フリーランスであれば「国民年金」に入ることになります。

しかし、例外があってサラリーマンを辞めたばかりであれば、任意継続ということで2年間だけ、サラリーマン時代の健康保険に継続加入することができるのです。

会社を辞めたら任意継続、切り替えどっちが安いか比較しよう

ただし、任意継続の場合はこれまで会社が負担してくれていた分も自分で払うことになります。

2年目以降は国民健康保険に乗り換えた方が安く済むなんて話もあるので、必ず比較しましょう。

フリーランスの初年度なんかはぼろくそに収入が低かったもんで、次の年になれば国民健康保険に乗り換えた方が断然安くなるってところがややこしい話でした。

任意継続から切り替える際は、資格を喪失するという裏技も

比較した上で、2年目から国民健康保険に乗り換える際、手続きが簡単になる裏ワザがあるんです。

「保険料を一度でも滞納した場合は、即座に資格を喪失します」という条件を上手く使えばいいんです。


そんなもん支払いが滞ったら速資格喪失って無効が言ってるんだから、一回支払い止めちゃえばあっさりすんだ話なのに

支払いを止めちゃえばいいんですね。そうすれば国民健康保険に切り替えることができます。

では、これまで説明してきた社会保険料を節税で使う方法を紹介していきます。

社会保険料は控除対象になる

社会保険料は「社会保険料控除」にすることができます。以下の式の「各種控除」に該当しますから、節税になるのです。

所得 – 各種控除 = 課税所得

これはありがたいですね。では、次に所得に大きく影響する「経費」について説明していきます。

「収入 – 経費 = 所得」の経費で節税を

冒頭でも説明しましが、節税では所得を低くしていくことが大切です。そこt重要になってくるのが経費。

「経費」ってやつは、きちんと「何を何のために購入した」って証明できなきゃいけないので、必然的に領収書をかき集めることで積み上げていくようになるのです。


領収書というのは経費の基。それをせっせかためこんで、「売り上げ – 経費」の式で「経費」部分をふくらませれば、必然的に所得が低くなって、めでたく税金も安くなる

節税する上で領収書は非常に大切なんですね。では、経費で認められるのはどういった場合なんでしょうか。

経費は高額すぎなければOK

結局は程度問題ですよ。それでやたらと高額な経費を積んだりしてなきゃ、まあ問題にはならんでしょう

さらに、品名もそれほど厳密さを求められることはないそうです。

百科事典みたいによほど高価な品でもない限りは、書籍代とか本題でくくっちゃって問題ありません

結構ゆるいんですね。では、領収書のルールについても学んでいきましょう。よくある疑問が「レシートじゃダメなの?」というもの。

領収書ではなくレシートでもOK

レシートでも経費として記録できるようです。むしろ、レシートの方が税務署さん的には好ましいのだとか。


レシートの方が細かい品目までしっかりチェックすることができるので望ましかったりするのです。

ただし、高額商品では注意が必要です。

単なるレシートになってしまうと、”私が”払ったという証明にはなりえませんから、それで高額の経費を認めろーってやっちゃうと、やはり時に無理がきちゃうんです。

ただ、それ以外の細々した消耗品なんかはレシートで大丈夫だと思いますよ。

こういった事実があるので、レシートも大切に保管していきたいですね。

経費として認められる範囲は?

経費で悩ましいのが、どこまでを経費として計上していいのかということです。これに対して税理士の先生は意外な回答をしていました。

同じ職業同じ立場でも、何を証拠として出すか、どんな理由をこじつけられるかで全く違ってくるんですよ

だからダメもとで全部のっけちゃうの。全くのっけなければどれも経費になってくれませんけど、全部のっけて半分否認されたって、半分は認めてもらえたねラッキーとなるわけですよ

安全安全で経費をやたら少なくしちゃうよりは、確実に税金は少なくすむでしょうね。

こんなやり方があったんですね。まずは計上してみると。

経費の計上に正解はないらしいので、節税を考える際は意識しましょう

フリーランス、副業者は必読の本

最後にまとめます。

・税金は収入ではなく「所得」で決まる
・節税とは、所得をいかに少なくするかを考えること
・社会保険料の切り替えには裏ワザがある

・社会保険料は控除対象になる
・レシートでも経費として証明できる
・とりあえずなんでも経費として計上してみる、それでダメなら払えば良いだけ

知らないことばかりで本当に参考になるこちらの本。これからフリーランスを目指す人や副業で確定申告が必要な方にはオススメです。

紹介しきれなかったお金の知識が満載ですので。初心者であればぜひとも読んでおきたい一冊ですよ。

知識がないならソフトを使おう

ただし、この本を読んでも概要は理解できてもいざ実践するとなると難しいです。

確定申告の際は、勘定科目への割り振りが難解すぎて絶望します。ぶっちゃけ、これは独自でやるのは無理ゲーです。なので、そうした業務を代行してくれるクラウド会計ソフト「freee」を利用しましょう。



僕は毎年、このソフトに助けられています。

「freee」は、お金の出し入れて使っている銀行口座、クレジットカードを登録しておくと、自動で勘定科目の割り振ってくれます

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あとは、freee内で確定申告を作成していくだけ。

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ちなみに、freeeは無料でも使えますが、間違いなく有料プランを使ったほうがいいです(年額9800円)。無料だと、できることが少ないです。

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質問への回答も早いので、確定申告の作業も楽になります。これからどうしようか困っている人を救うサービスなので、使っておきましょう。

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ではまた!

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