イケダハヤト氏の意外なブログ経歴も聞けたイベントに参加!染谷昌利氏の他に影響されない方法も参考になった

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ブログの未来をイケダハヤトさんブログメ氏の著者、松浦さんが語り合うイベント
ブログ飯の染谷さん、プロブロガーのイケダハヤトさん、ハフポスト日本版浦編集長ファシリテーターの松浦さんが参加された「【これまでのブログとこれからのメディア】豪華ゲスト3名の視点は?」というイベントに行ってきました。そのレポートをまとめます。ブロガーとして興味をそそられる話が聞けてめちゃくちゃ楽しかったです。

登壇者紹介

ハフィントンポスト編集長 松浦さん

ライブドアのポータルサイト、WIRED、GREE NEWSなどを担当して現職。
赤いメガネが素敵でした。

ブログ飯」の著者である染谷さん

ブログを始めたのは勤務していた会社が傾いたのがきっかけ。現在はAll Aboutなどでも活躍しており、近日「成功する ネットショップ集客と運営の教科書」も出版されるそうです。ブログ歴は10年とのこと。

プロブロガー・イケダハヤトさん

言わずと知れたプロブロガー。大企業からベンチャーに転職。その後、コンサルタントとして独立し、ブロガーへシフト。

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3人の共通項

3者とも会社が危機的状況に陥るという経験をしているようです。

染谷さんは3社で働いたうち、2社潰れかけていて、松浦さんは1社目がつぶれかけ社会に放り出されたとのこと。

イケダさんは某有名電子部品企業(ルネサス)にて社内にリストラの噂が立った時期に勤めてらっしゃったそうです。

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ブログを始めたきっかけ

・染谷さん
JUGEMで始めた。
当時はネットのリテラシーは高くなった。
昔書いたブログは残っているが、ログインできないかも。

・イケダさん
スタートははてなダイアリー。
当時のブログは残っている。

・松浦さん
テキストサイト出身。
その後は、ライブドアに入社してからライブドアブログ。

運営で参考にしたブログ

・イケダさん
特にないが、海外のSNSの導入事例を参考にして発信していた。
それで結構検索エンジンからの流入があった。

・染谷さん
特にない。
しいて言えば「ブログ村」などのブログランキングをちょこっとだけ参考にしていた。

影響を受けたもの、転換点となった出来事

イケダさん
コグレさんのブロガー本でAdsenseで稼げることを知った。試しにやってみたら、収益性も上がっていった。コグレさんの本を読んだ事が転換点になった。

・染谷さん
転換点は、AndroidのXperia情報サイトの運営。
当時、ガラケーからの移行でわからないことが多かったし、同じくわからないという悩みを持った人が多かった。それで自分がわからなかったことを記事にしていった。収益はAdsense。ピークで1日7万PV。他の端末も利用して横展開でサイトを運営していった。

その後、Google に成功例として取り上げてもらえた。
Xperia情報サイトの前は、テーマを絞っていくつもやっていた。
家で料理をしていたから、レシピや外出情報を900記事。
新橋・銀座近辺のランチを200件。
採用担当だったので、人事が見ている採用情報を100記事。
ハワイ、沖縄などのパースポット情報サイトなども。

思い入れのあるエントリー

・染谷さん
量を書くので、あまりない。

・イケダさん
数が命なのであまり思い出さないが、2012年くらいに書いた優秀で面白い人ほど会社を辞めていく3つの理由というエントリーが思い出に残っている。
というのも当時、イケダさんの周りで優秀な人が連続して辞めていった。それは、元博報堂の高木さんなど。
ちなみにこの記事は炎上して、おじさん達に叩かれたのが印象的だったとのこと。
しかし、1年後に同じ内容の記事をリライトして書いたら、反応が全然違った。

イケダさんと染谷さんの似ている所

・松浦さんの分析
両者とも量を書いている。はねる所のポイントをつかめるかどうかが大切。

ここで、松浦さんから「はねる(バズる)記事を格上で意識している事華んですか?」という質問が。
・染谷さん。
当たると思ったのはだいたい外れている。基本的にいかに困っている人の痒い所に手が届くかを書いている。自分が困ったことを書いている。検索流入のキーワードはそんなに意識していなかった。

・イケダさん
ドワンゴ川上さんの言葉にあった人間がコンテンツに惹かれる理由から考えている。
「人間は、わかりそうでわからないことに本能的に興味をもつ。」
宮崎さんも、ポニョのお腹の曲線をあえて崩して書いている。そういった違和感。
イケダさん自身も何を言っているかわからないことがあるが、書いていくと自分の思考を超えるコンテンツがぽっと出てくる。それが人気の出るコンテンツになりやすい。

これを聞いた上での松浦さんの分析

・染谷さん
客観。push。

・イケダさん
主観。pull(引き込む)コミュニケーション。

ハフィントンポスともだが、ある程度の量がないと質は生まれない。

SNSの使い方

・染谷さん
いかに自分を出すか。
スマホサイトはPVが落ちている。みんなが慣れてきたから。ソーシャルゲームのウィズ情報サイトでもPVが上がっていない。
去年くらいから、イケダさんの主観に近づけようとブログを立ち上げた。客観的データを交えながら、自分の生き様を交えつつ。

・イケダさん
ソーシャルメディアが相性良いブログ。流入は半分くらい。
facebookはあまり使っていない。記事をアナウンスするチャネル。
twittewrは酒を飲んだ後、電車の中でエゴサーチする。それを楽しんでみている。
返信したりもしている。そのエゴサーチが翌日のブログネタになっている。
twitterはブログの下書きになっている。もっと自分の素が出る。生の自分が出ている。

キュレーションについて

・イケダさん
SmartNewsに載ることが大切。個人ブログが載るのは難しいが、BLOGOSに転載すると、そこからSmartNEwsに取り上げられることもある。Yahooニュース個人でも転載をしていてGunosyやVingowなどに取り上げられるようにしている。

・染谷さん
キュレーションどうでもいい。本を書いてから考えが変わった。自分の所に来てくれた人に喜んでもらえれば良いかな。
いま書いている記事は長い。6000字くらい。それを読みにきてくれる人と上手くやっていければ良い。

・松浦さん
ハフィントンポストはYahooに配信していない。長い文章を呼んでくれるファンをつかんでいければ。

ブログの未来の話(これからの戦略)

「2014年取り入れる施策、止める(止めた)施策、継続する施策」
・イケダさん
他の人がやれないことをやるのが良い。例えば、1万字くらいのインタビュー。普通の人には書けない。
ヴァーチャルリアリティを使ったコンテンツ。ヘッドセット。Oculus。Unityを使っている。
東京を脱出する予定。移住も考えている。高知などにはほぼブロガーがいない。現地での経験を記事にしていけば独自性のあるコンテンツになる。

・染谷さん
人と違うことをやる。一歩半歩踏み外した視点を持っておく。自分の持っている物を最大限出せれば。
他のブログは参考にしていない。そこに影響されてしまうから。本しか読まない。
ブログに限らず、リアル、ヴァーチャルをやっていく。
本を書く。書ききれなかった分をブログに書く。
イベントを開く。その補足をブログで書く。

質疑応答

全トークセッションが終わり、最後に参加者のみなさんから質問がなされました。

Q. ヘコんだときの対処法

・染谷さん
書けなくてもいいやと思ってみる。自分じゃないことをやろうとすると続かない。生活の一部をコンテンツにするのもあり。ランチみたいに。
 
・イケダさん
続かないことをやっちゃダメ。短い時間で書けるようにしたほうが良い。1日15分で書けるレベルをやってみる。短い単位のコンテンツ。書評ブログなら本の気になった部分に書いてみるとか。

・松浦さん
苦手なこと書かない方が良い。これはハフィントンポストでも言われている。それはユーザーに届かない。好きな所を発信していく。それとユーザーがマッチングしていけば良い。

Q.サーバー代などお金がかかるがどうすれば?(大学生の質問)

・染谷さん
最初から大きく広げていかない。無料ブログでもOK。

Q.価値はあるのに、世の中に埋もれている情報をどうやって見つけているか?

・イケダさん
NPOなどの情報がそれに当たる。その人達について一方的に書く。twitterをまとめるなど。そうすると、相手から近づいてきてもらえる。

・染谷さん
まずは自分が価値あると思う情報を出してみたら良いのでは?1PVでもあればそれは価値のある情報。

Q.年収150万円でいきていく人はどうすれば増えるか?可能か?

・イケダさん
自分の生活にいくら必要なのかを計算し、そのコストに対して自分の収入を得るための姿勢は適切なのかを考えていけば良いと思う。

・染谷さん
日本だったら生きていける。望まなくても150万円になっちゃう人はいるんじゃないかなと。

Q.古い人には「コンテンツで何ができる?」という人が増えている。そういう人をどうやって説得できるか。

・染谷さん
極論だが、コンテンツも価値を生まない。2chまとめが崩壊しかけているが、あれは文字に価値があるのではなく、まとめというアクションに意味がある。
芸能人のステマもそう。あれはコンテンツに価値があるのではなく、人に価値がある。
Gogoleも著者情報を出していて、人に対する価値が大切になっている。

・イケダさん
そういう古くさい人がいる時点でダメ。権限譲渡ができていない。
企業のマーケティングツールではなく、雑誌を作るレベルで取り組んでいかなければならない。
求人サイトのオウンドメディアは面白いが、クーリエジャポンを超えるくらいエッジの効いたものでなければならない。ただのハウツーサイト、まとめサイトにならないように注意。

Q.ブロガーとして動画戦略はどうするのか?

・イケダさん
Youtubeで18本くらいやっている。動画は良い。記事の表現力が変わる。
例えば、マック赤坂さんの対談。踊りだした様子を配信したのが結構見られた。
動画じゃないと伝わらない情報を動画にしていく。収益性はそんなによくない。収益よりもコンテンツの表現力を高めるために利用している。

・染谷さん
文字より画像。画像より動画。Youtubeに100本くらい上がっている。アプリレビュー、3分で回る伊勢神宮など。
だが、無理ゲー。
コンテンツの補足ツールなら良い。これもみんなと同じことをしたらダメ。

・松浦さん
インタビューなど。動画編集に時間がかかる。それの費用対効果は考える必要あり。市場的にキテいるから、戦略を練ってやっていくのもあり。アルファYoutuberの可能性も出てくる。

まとめ

ブログ記事の量の話は共感しまくりでしたね。私自身も量産タイプでその中からホームランが数本出れば良いからくらいにやっているので、この方針は納得です。やはり量を生まなければ質は生まれてきませんので、まずはつくることに注力していく必要があると思います。

また、人と違うエッジの効いた題材を扱うというのはこれから私もやっていかなければならない分野ですので、ブルーオーシャンになりそうな分野を見つけて開拓していかなければならないなと思いました。

非常に多くの学びを得た今回のイベント。またこうした機会があるとブログ会も盛り上がっていくだろうなと思いながら帰りの電車に乗り込みました。。

【後悔】
イベント終了後、染谷さんと松浦さんに話しかけにいけなかったのが、心残りです(ノ_-。)

イケダさんと染谷さんの著書

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