尾道の移住者から学んだ「給料をもらわずに楽しく働く方法」と「遊ぶように暮らす生き方」

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広島県尾道市で面白い話を聞いてきました。ゲストハウス「ヤドカーリ/YADO CURLY」のスタッフさんの働き方が斬新すぎましたよ。

彼らは働いているのにもかかわらず、給料をもらっていないんだそうです。つまり無給労働しているんです。しかし、彼らはそれに不満を持たず、あえてそうした働き方を選んでいるんだとか。

こうした働き方が、しんどい仕事から抜け出すヒントになると思ったので、紹介します。今後は無給、遊ぶことが重要になっていくのかもしれません。

「無限給料」をもらって生活しているスタッフ

広島県尾道のゲストハウス「ヤドカーリ」のスタッフ、ミクさんとアキームさん
(「ヤドカーリ」スタッフのミクさん[左]とアキームさん[右])

まず、無給でどうやって生活しているの?という話ですが、スタッフのミクさんとアキームさんは生活でお金が必要になったらオーナーに請求して、物資を買うための費用をもらうんだそうです。

ミクさんは、この制度を「無限給料」と呼んでいました。月額で決まった給料はもらえませんが、お金が必要になった時はもらえる。この仕組みで彼らは生活しているんです。

しかも、ゲストハウスにいたらいろんな人が食材を持ってきてくれるため、食事には困りません。

広島県尾道のゲストハウス「ヤドカーリ」
(ヤドカーリに併設されているカフェ兼BAR。ここで宿泊者とスタッフがご飯を食べます)

さらに、住む場所としてゲストハウスが確保されています。

人間は飯さえ食えれば死にませんし、寝るところがあれば安心して暮らせます。生きるためのインフラ2つがあることで、彼らはなんの心配もせず生活していけるんですね。

※地方移住の場合、どの地域でも車が必要になるので、車を安く手に入れたい方は、今のうちにチェックしておきましょう。

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仕事と遊びの境目がない生き方

しかも、彼らは働いている意識がないそうです。遊びと仕事の境目がないというやつですね。だから、月〜金で働くなんて気にせずに、土日もゲストハウスに来ていると語っていました。

ゲストハウスに泊まりに来たお客さんと交流することも楽しいし、場を整えるのも楽しい。その上、仕事が暇になったら昼寝をする、こんな素晴らしい環境で「働いている」んですね。

しかも、彼ら自身が遊ぶように働くことで、それがゲストハウスのブランディングにもなって良い影響が出るんです。

お客さんとしては「あそこで働いているスタッフさんが楽しそうで印象的だったから、また行ってみようかな」と思えるし、実際に僕も再度ヤドカーリを利用しようと思いました。(彼らとの交流、話を聞くことが楽しすぎたんですよ)

ゲストハウス「ヤドカーリ」ではスタッフとお客さんが一緒にご飯を食べる
(夜はお客さんとご飯を食べながらお酒を飲んで楽しく歓談)

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お金をもらったら楽しく働けなくなってしまう

さらに面白かったのは、彼らがあえて給料を受け取らないようにしているという話。

彼らは、オーナーから月に決まった給料を受け取ってしまったら、今のように楽しく働けなくなってしまうと懸念しているんです。

いくら信頼関係があれど、労働の対価としてお金を受け取ってしまったら、そこには主従の関係が発生してしまいます。そうなってしまったら、どうしてもいいなりになって義務を感じながら労働することになります。

お金をもらわず働くことのメリットは大きい

実際、ミクさんは「土日、月〜金で時間をきっちり分けて、仕事は仕事、プライベートはプライベートと割り切ってしまうことになるだろう」と語っていました。

一見、月に決まった給料が支払われないことはリスクに思えます。しかし、お金をもらってない分、自由でいられるというのは大きなメリットなのです。

さらに、家も食事も確保され、必要経費はもらえるのですから、人によっては理想的な働き方と言えます。日々、東京で消耗している人にとっては羨ましい限りでしょう。

東京で消耗していた時代に問題意識が

2人が、こうした働き方を選んだのは「働く」に対する問題意識があったからです。

彼らは東京などの都会で働いていた時期もあり、その時にしんどい思いをして消耗しながら働くことに疑問を感じたと言います。また、友人を過労死でなくすなど、命を削って働く異常さをなんとかしたかったんだとか。

そうした問題意識から、しんどい働き方をせず、楽しく暮らす方法はないかと模索して選んだのが今の生活。この生き方を実践するには尾道が適していたんだとか。

広島県尾道のゲストハウス「ヤドカーリ」のスタッフ、ミクさんとアキームさん
(ミクさんのマシンガントークが止まらない。関西弁のナイスガイです)

移住者が作った働かずに遊んで暮らすコミュニティ

実際、彼らの周りにはお金の為に働かず、暮らせるだけのお金を稼いで遊んで暮らす人たちが多いそうです。そのほとんどは移住者で、独特のコミュニティを形成しているんだとか。

東京にいれば、こうしたマイノリティーな生き方はしづらいですが、周りに事例があることで、思い通りの生き方を実践できます。

ミクさんはこうした現状を鑑みて、「いま一番面白い地域は尾道」と語っていました。

稼げる分だけ働いて、あとは遊ぶのって海外じゃ当たり前

今回、ゲストハウスのスタッフに話を聞いて、労働の概念を覆されました。

僕も会社員時代は、消耗していたので、生活するために我慢して働くことが当たり前だと思っていました。しかし、東京を離れると、それとは違った働き方があると気付けます。

家と食事というインフラを確保してもらって、必要なものがあるたびにお金をもらえれば、あとは遊んで暮らしていけるんですね。

あなたは何にお金を使っている?にドキッとした

しかも、ミクさんに言われてドキッとしたのが「お金が必要っていうけど、何にお金を使ってるの?」という質問。実際に考えてみたら、家賃、電気・ガス代、ネット代、本代、食事代くらいにしかお金を使っていませんでした。

これらを合算したら、15万円くらいです。僕はフリーランスになってからガンガン稼ごうと思っていましたが、実はそれくらいでも暮らしていけることに気づいてしまいました。

と同時に安心もしました。フリーランスですから収入が安定しておらず、不安と戦う必要があります。しかし、支出を見ることで不安に思う必要はないと気づけるんです。

会社員でも満足度を上げる方法はある

このようにして、今までの労働に対する概念を覆してみると、もっと自由な選択ができることに気づきます。なので、しんどい思いをしながら働いている方はミクさんやアキームさんのような考え方を参考にしてみてください。

これは、会社員でも同じです。お金はたくさんもらえるけど、しんどくて辛いと思っているなら、年収を下げてでもゆとりを持てる会社を選ぶべきです。

このようにして、もっと楽しく暮らせる方法はあります。覚えておきましょう。

ではまた!(提供:らふらく^^(@TwinTKchan))

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