こんにちは。タクスズキ(@TwinTKchan)です。
今回は、Twitterでツイートを広めるためのテクニックを紹介してみます。これを使って、Twitterのアンケートで1344票も投票してもらえました。
企業のSNS運用担当者や、SNSをうまく活用したい方は参考にしてみてください。【拡散希望】と冒頭につけるのは、効果がなくなっていますよ。
2万5千人にツイートが見られたよ
僕が投稿したアンケートはこちら。お盆の時、疑問に思ったのでアンケート機能を使ってみたのでした。
お盆休み終わりましたか?
世間の動向が知りたいので、ご協力いただけますと幸いです。RTしてくれたら、あなたのブログ、サイトなどについて感想を一言リプさせてもらいます。
— タクスズキ@プロブロガー (@TwinTKchan) 2016年8月16日
結果はこんな感じ。
1344票の投稿があって一番多かったのは、「お盆休みなんてありませんでした」。
これは意外な結果でしたが、おそらく以下の状態の人が多かったのでしょう。僕が前にいた会社もこれでしたからね。
その点、ネットベンチャーはお盆休みでなく、8,9月の好きなところで3日間休んでいいよってスタンスなので、混まない時に帰省や旅行に行けます。土日くっつけて5日休みも可能だし。こういうゆるさはベンチャーのメリットだったなあ。 https://t.co/WSKaQsQwlk
— タクスズキ@プロブロガー (@TwinTKchan) 2016年8月12日
ちなみに、アンケートのツイートのインプレッションなどは以下の通り。
RT(リツイート)が113で、インプレッションがだいたい2万5千。多くの人に見られましたね。
また、アンケートの票数も驚きでした。100票くらい集まればいいと思っていたので、予想以上の出来でした。
では、なぜこれだけの結果を出せたのか。それは、ツイートする際に、ある工夫をしたからです。
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「RTしてくれたら〜」とメリットを提示しよう
その工夫とは、RTしてくれた人にメリットを提示するというもの。今回でいえば、「RTしてくれた人のブログに一言」がそれにあたります。
これがあったから、上記のアンケートで予想以上の結果が得られたのです。
というか、この手法を使わず、よくある【拡散希望】を冒頭につけただけのツイートであれば、RT数と票数は伸びなかったんですよ、きっと。
その理由は、考えればすぐにわかりますね。【拡散希望】には、RTする側のメリットが全くないんですよ。
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行動するきっかけを与えよう
ツイート主が知り合いであれば、RTしてあげるのかもしれませんが、会ったこともなくなんとなくフォローしている人であれば、行動を起こすキッカケとしては弱いわけですね。
ただし、【拡散希望】というのは、Twitter黎明期、震災の頃は効果がありました(デマも含め)。なぜなら、当時はこの手法を使う人が少なく、珍しいものだったからです。
なので、ガラケー初期のチェーンメールみたいな感じで、みんなが興味を持って拡散していたわけですよ。
拡散希望にみんな飽きている
しかし、このやり方は使い古され、誰もが日常で使うようになりました。それによって、多くのTwitterユーザーが慣れてしまって、ツイートに反応しなくなったんです。
だから、本当にツイートを拡散させたいなら、別の工夫が必要になるわけです。そして、その工夫として、効果的なのがぼくが試したものなんですね。
このように、情報を多くの人に広めてほしいなら、広める側のメリットをしっかりと提示しなければいけないのです。
イラスト描きます、一言診断などなんでもいい
メリットは何でもいいです。自分のできること、相手が喜ぶことであれば。
参照:やりがいのある仕事に必要なのは「やりたいこと」「やれること」「人の役に立つこと」
僕の場合だと、プロのブロガーなので「ブログに一言」でした。これがイラストレーターさんなら、「アイコンの似顔絵をざっくり描く」のようにするといいですね。
音楽活動をされている人なら、「プロフィールから歌詞を1フレーズ作ります」とか、小説家さんだったら「プロフィールから小説のタイトルをつけます」とかでも面白いですね。
このように、情報を広めたいならば、自分都合の「拡散してください」だけじゃダメで、広めてくれる相手への気配りが必要なのです。
自分都合のツイートをするアカウントが多すぎる
今回こうした記事を書いたのは、【拡散希望】のような、自分の都合だけを考えたツイートばかりの企業アカウントが多いなと思ったからです。
このツイートで示したように。
自社メディアやってるところで、自分とこの記事の更新情報ばっかり流してるSNSアカウント見ると、もったいないなあと思う。せめて記事をツイートしてくれた人のRTくらいすればいいのに。された側は、このアカウントはまたRTしてくれそうってことで頻繁にシェアくれるようになるよ。
— タクスズキ@プロブロガー (@TwinTKchan) 2016年8月2日
見ていて、「え、それでお金もらってるの?」みたいなSNS運用担当者がちょこちょこいたので、ここらで適正な伝え方を提示した方がいいじゃないかと思って、アンケートで実験をしてみたのでした。
なので、これを見ている方は、イケてないSNS担当者のようにならないために、紹介したことを実践してみてください。
もちろん応援している人にはRTするよ
なお、「リツイートしてください」がダメというわけではありません。やりすぎがダメということなのです。
実際、ぼくは、応援してる人が「本を出しました」「メディア立ち上げました」ってツイートしてたら、RTしますし。
「本を出版しました!」とか「記事を書きました!」っていうツイートをする前段階で本人は結構がんばってたりするから、そこは優しい心でリツイートしてくれよな!それが励みになるからさ! https://t.co/nWotMEn5pK
— タクスズキ@プロブロガー (@TwinTKchan) 2016年8月5日
この辺は勘違いしないようにしたいですね。何事もバランスよく。
ではまた!(提供:らふらく(@TwinTKchan))
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