就活が辛いのは企業の求める能力が上がっているから。でも、心配する必要は無い

ある企業の新卒に求める条件がエグすぎて、学生がかわいそうになってしまいました。まずは、その企業が新卒に必須条件としてあげていたものをご覧下さい。

最近、売り手市場になったと言っても、こんなにも厳しい条件を出すなんてやりすぎですよ。就活生が辛いと思うのも納得です。

ただし、全ての企業で高スペックな人材を求めているわけではないので、ご安心を。最後の方に対処法を書いていますので、参考にしてください。

驚愕のデザイナーの募集要項

【必須スキル】
・デザイン、企画力
・HTML,CSSコーディングスキル
・HTML5,JS,Flashなどの基礎知識
・PhotoShop,Illustrator,Fireworksいずれかのスキル

【歓迎するスキル】
・ブログ、SNS等での情報発信経験
・WEBサイト企画、運営経験
・プレゼンテーションスキルのある方

どうでしょう。中途採用の募集要項かと錯覚するほど欲張りな条件だと思いませんか。これだけ贅沢なことを言っておいて、給料は他の企業と同じ20万円程度。

エンジニアに求める条件も同じような状況です。

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エンジニアの募集要項

【必須スキル】
・PHP,Perlいずれかのスキル
・Mysql,Postgresいずれかのスキル
・HTML、CSSコーディングスキル
・HTML5,JS,Flashなどの基礎知識
・Linux,Windowsサーバーなどの基礎知識
・ネットワークに関する基礎知識

【歓迎するスキル】
・WEBサイト企画、開発、運営経験
・サーバー構築、運営経験
・ルーター、スイッチ構築、運用経験
・基本情報処理技術者以上の資格保有

こちらも中途採用に求めるのと同等の条件ですね。こんな学生いるんですかね?いたとしても、これだけハイスペックな学生はサイバーエージェント、GREE、DeNAに青田買いされてしまうでしょう。

最近は「GitHubのアカウント教えて」と面接で言われる事もあるらしく、Web系求人は特に学生にとって悲惨な状況になっています。

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余裕が無くなってるにしても…

最近の新卒採用は、採用側である企業に新人を育成する余裕が無くなってきた事もあり、これまで以上のハイスペック学生を求める傾向にあります。

この風潮が、今の就職難の原因と考えているのですが、この流れは止まる事はないでしょう。(特にWeb業界では)

Web業界では年々、新卒に求めるレベルが上がっており、採用されるまでも、採用されてからも厳しい戦いが待っているように思います。

まあ、その分給料は良いのですが、入社してから大変です。(入社してからは同程度の給与水準の先輩と競わなければならないから、給料が上がりにくい)

採用する側に育てる視点を持ってほしい

人事(採用)側にはもっと新卒採用だと割り切って「育成する」という観点を持ってほしいですね。自分たちが入社したときの事を考えてほしいです。

過去にも氷河期はありましたが、求人数が少なかっただけで今ほど求めるレベルは高くなかったはずです。今よりも簡単に内定をもらえていたはずです。

さらに、受ける学生自身のスキルも高くなかったです。

昔の就活生より優秀なはずなのに内定をもらえない現代の学生

今の学生は優秀です。早いうちから就職活動対策を始め、インターンに精を出す人もいます。

そうやって活発に活動していますから、昔の就活生よりは能力が高いはずなんです。それでも、内定をもらえない人が出てきちゃうんですね。

これは、就職活動する学生がかわいそすぎます。採用側が、厳しいフィルタリングをかけるなんて残酷すぎますよ。

こんなにもひどい世代間格差

学生にとっては息苦しい時代になっていますよね。生まれた年代が違うだけでこれだけ正社員として働く事が難しくなってしまうという世代間格差。

しかも、新卒枠として就職できなかったら、今度は第二新卒、中途枠として戦わなければならないという無限地獄が待っています。
上記に追記。この件に関しては最近、企業も考え方が変わってきており、既卒でも既卒・第二新卒向けの求人サイト【ハタラクティブ】のようなサービスを利用すれば、就職しやすくなっています。なので、就職活動がうまくいかず悩んでいる方は、「ハタラクティブ」で相談してみてください。

一人で悩むよりもずっと効果がありますので。

学生のスキルに対する過度な期待は厳禁

これ以上、就活うつや就活による自殺を増加させないためにも、採用側は学生に求めるレベルを下げる必要があります。

このままでは、イギリスのような新卒採用スタイルになってしまい、若者が定職に就く事が難しくなってしまうでしょう。ですから人事さん、学生に期待しすぎないで下さい。

学生に高いレベルを求めるのは、偉そうな顔をできるだけのスキルと実績を身につけてからにして下さい。お願いします。

就活が決まらない人は面接の姿勢を変えてみよう

では、最後に就活がうまくいかない人のために今日から簡単にできる対策を書いておきます。

ずばり、「面接で演技をすること」です。

これは「面接ではウソをつけ」という本に書いてあったことです。既卒として就活をしているときに、僕も実践していました。

学生時代に何もやってこなかった人とか、コミュニケーションに難ありな人には特にお勧めしたい方法です。演技によって、面接で堂々と振る舞えるようになります。

「感じの良さ」は一流学歴やスゴい経験に勝る

面接にて意識したいのは以下の事柄。

頭の良い人より 
感じの良い人の方が売れる

「感じの良さ」は
一流学歴やスゴい経験に勝る

面接官はあなたの
過去もキャラも知らない

面接官は赤の他人だから、
演技をしても恥ずかしくない

上記では学生に高度なスキルが求められている、と書きましたが、そうじゃない会社もたくさんあります。

そうした会社が大事にしているのが「人柄」「感じの良さ」です。

能力の高い人よりも一緒に働きたい人が採用される

想像してみてください。あなたが面接官の場合、以下のどちらと一緒に働きたいですか?

A. 高スペックだけど、生意気な学生

B. そんなに学生時代に飛び抜けた経験はないけど、感じが良くて素直な学生

おそらくBですよね。だって、学生までの経験やスペックなんてたかがしれていて、そんなの会社でほとんど役に立たないのですから。

それよりも、会社に入ってから素直に頑張ってくれる人の方が伸びるし、会社に貢献してくれますよね。しかも、一緒に働いていて気持ちいいし。

話す内容なんて7%しか伝わらない

このように、面接官というのは、一緒に働きたい感じのいい人を選ぶんです。なので、能力が高くなくても落ち込む必要はありません。

感じのいい素直な学生を演じればいいんです。なので、しゃべる内容よりも見た目を意識しましょう。メラビアンの法則によると、しゃべる内容は相手に7%しか伝わりません。

それよりも、口調や話の早さなどの聴覚情報(38%)、見た目などの視覚情報(55%)が大事なのです。今すぐすべきは、服装は清潔にすること、笑顔でいること、ハキハキしゃべることです。

これなら、すぐできますよね。ということで、今日からの面接は感じのいい人を目指して取り組んでみてください。

エージェントに相談して面接対策もしてもらおう

なお、他者からの印象を上げるためには、一人で鏡を見ながら訓練しても効果は薄いです。必ず、誰かに見てもらいましょう。

でも、こういうことって照れくさいですよね。そんな時に活用したいのが、「ハタラクティブ」のエージェントです。

彼らに面接対策として、自分が与えている印象をチェックをしてもらいましょう。サイトから申し込めば、そうした対策をしてもらえます。もちろん、利用は無料です。

さらに、エージェントには就活の悩みも相談できるので、親や友人には言えないようなことも聞いてもらえます。就活を有利に進められるようになるので、サイトで会員登録してサービスを利用しましょう。

>>【ハタラクティブ】のサイトはこちら

そして、就活の悩みから解放されましょう。

ではまた!

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