この記事では、理系学生が就活で失敗しないための注意点を書きます。(ぼくの失敗体験談あり)
学部生や院生で「内定もらえるか不安」と思っている方は参考にしてください。
・失敗からわかった内定へのコツ
・2度目の就活で成功(やったこと)
・就職できなくても大丈夫
ちなみに、ぼくは学部時代に1回目、院時代に2回目の就職活動を経験し、院の時は上場企業など複数社から内定をもらいました。
ぼくのように学部で就活失敗して大学院にいくのはありで、1回目の経験がかなり役立ちます。
就活で必要なことを失敗から学び、やるべきことをやると志望企業に入社しやすくなります!
最近だと、就活で成功するためのコツを無料で学べるので、失敗したくない方は、以下の記事を読んでおきましょう。
【まず大事な結論】悩んでないで少しでも動こう
ぼくが学部時代の就活で失敗し学んだことは、ウジウジ悩んでもしょうがないということ。
当時は、学生時代にがんばったことなどがなく、どうすべきかわからず、悩むだけで全く行動してませんでした。
結果、内定はもらえませんでした。(精神的にも不安定でした)
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社会人からのアドバイスは貴重だった
こういったことを反省し、2回目の就活ではひたすら行動し、
社会人やいい企業に入った先輩にアドバイスをもらうようにしました。
※就活塾にも通い、みんなが知らないホワイト企業なども教えてもらいました
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社会人からのフィードバックは必須
就活塾では、自分の軸を聞いてもらって、フィードバックをもらい、履歴書添削などもしてもらえました。
結果、上場企業から内定をもらえました。
こうした経験を通して、社会人や就活の専門家に相談したり、倍率の低い穴場ホワイト企業を受けるのが大事と学びました。
なので、就活を成功させたいなら、隠れホワイト企業をチェックでき、無料相談もできるサイトを使うといいです。
以下の記事を読めば、そういった無料サイト(支援サービス)がわかりますので。
※新卒はもちろん、既卒やフリーター向けにも就職支援してくれます
理系大学院生が就活で失敗する理由
次に、理系学生が就職活動で失敗する理由をぼくや他の人の例を元に紹介します。
・インターン経験や向いてる業界の研究が不十分
・人気企業ばかり受ける
・落ちても反省しない
・企業ウケするエピソードがない
・書類選考をなめてる
・社会人慣れしてない
それぞれ補足します。
失敗理由1. 準備が圧倒的に足りていない
1回目の就活でのぼくがそうでした。業界、会社を調べたのが、遅すぎました。
ナビサイトがオープンしてから就活を始めたので、調べたのはそれ以降。これじゃ、間に合うわけないですよね。
うまくいく人たちは、ナビサイトがオープンする何ヶ月も前から準備していました。
準備不足の人間が、そういった人たちには敵うわけないんですよ。
なので、次に就活をするときは、ナビサイトがオープンする前から業界や、入りたい会社について詳しく調べておくことにしたのです。
インターンや向いてる業界の研究が大事
就活の準備である「業界研究」としてはインターンも有効でした。(やってみてよかったです)
インターンで実際に就業することで、自分の向いてる職種がわかり、就活の面接で説得力のある回答ができます。
ぼくはiPhoneアプリの企画インターンをやって適職がわかり、複数社から内定をもらえました。
また、Web業界が向いていることもわかり、説得力のある志望動機が言えました。
就活の途中でやりたいことは変わる
就活では、やりたいことが変わる場合も多く、早めに動いておくことでその変化にも対応できます。
理系で最初、研究職をやりたいと思っていても、あとで営業やコンサルタントなど文系就職したくなる人もいます。
そうなった場合、早めに準備しておかないと志望理由を言えなくなりますし、
アピールも難しくなるので、早めに動いておきましょう。(OB訪問なども仕事を理解するのに有効です)
失敗理由2. 人気企業ばかり受けてしまう
倍率の高い人気企業ばかり受けたのも失敗の原因ですね。受かりやすい企業をもっと受けておくべきでした。
大学受験では滑り止めを受けるのに、就活ではそれをやらない人が多いんですよね。
だから、これから就活する人は滑り止めを作って、複数の内定を得られるようにしておくといいです。
「人気企業に入れるのは、めっちゃ優秀なリア充」と割り切ってしまうのも有効ですね。
失敗理由3. 企業ウケするエピソードがない
ESの「学生時代にがんばったこと」に書くエピソードもダメで、これも1度目の就活で失敗した理由です。
企業は何かに打ち込んだ人を採用します。そういったネタがないと受かりづらいので、必ず何か用意しておく必要があります。
だから、二回目の就活ではそれを語れるように、ネタ作りに励むことにしました。
大学院にいって就活成功する人は、理系でちゃんと研究をした人で、こういった人が有名メーカーに就職できるのです。
失敗理由4. 社会人慣れしてない
これは、就活をやってみて気づいた盲点。面接では、それまでに踏んできた場数がモノを言います。
社会人とたくさん会って慣れておけば、面接もうまくいきます。
でも、僕のように社会人と会わずにいると、面接であがってしまって失敗することになります。
なので、2回目の就活ではOB訪問などして、社会人慣れしておくことにしました。
失敗理由5. 書類選考をなめてた
学歴もそこそこだし、文章を書く能力も高いので、書類で落ちることはないと思ってましたが、完全な思い違いでしたね。
履歴書やESの自己PR、志望動機、学生時代にがんばったことは、絶対に他人から添削してもらう必要があります。
第三者のチェックなしに書いた文章が、良文であるわけがないです。
第三者から「わかりづらい」などと指摘してもらい、修正しなければ、伝わる文章は書けません。
なので、書類選考で落ちないためにも書類は必ず添削してもらってください。
アドバイザーに無料で添削してもらえる
最近だと、無料の就職支援サービスを使えば、履歴書を添削してもらえます。
具体的なサービスだと、ウズウズがあり、求人探しや面接対策などのサポートも無料でしてもらえます。
サイトには内定者の実績なども掲載されているので、ぜひチェックしましょう。
活用して内定につながる履歴書を作るのがおすすめです。(無料で登録でき、添削なども無料でしてもらえます)
失敗から反省したら内定をもらえた
1度目の就活での失敗を反面教師にし、2回目の就活ではミスらないようにしました。
実績づくりとしてインターンでiPhoneアプリをリリースし、インターン先の社員さんと仲良くなって社会人慣れもしておきました。
インターンの実績をうまくアピールできるように、就職支援のプロから履歴書を添削してもらい、面接対策もしました。
結果、複数社(上場企業込み)から内定をもらえて、2回目の就活は無事うまくいきました。
大学院を中退しても内定をもらえた
こういった結果は既卒(大学院中退)の状態で出せました。
中退理由は以下のように前向きなものでした。
(無給インターンでしたが、かなりの実績を作れたのでやってよかったと思っています)
コツを知れば就活はうまく行く
既卒であっても実績があったことで不利になることはなく、複数社から内定をもらえました。
このようにコツを知り、正攻法でやっていくだけで理系の就活はうまくいきます。
コツを知るためには、無料の就職支援サービスが役立つので、ぜひ活用しましょう。
理系大学院生は就活市場で人気
このようなぼくでも複数社から内定をもらえており、傷がない「新卒の理系院生」であれば、もっとモテモテの場合もあります。
理系の院生はロジカルであり、研究というやりきった成果があるので、就活で評価されやすいです。
コミュニケーション能力があれば、文系就職も可能で、営業やコンサル、ディレクターなどいろんな職種につけます。
業界もメーカー限らず、広告代理店・テレビ系のメディア、商社など人気業種も目指せます。
大学院でしっかり研究をして、実績もある人は自信を持ちましょう。
就活に失敗しても死ぬ必要はない
たまに、就活に失敗して内定ゼロで自殺してしまう学生のニュースを見ますが、「死ぬ」という選択は絶対に選ばないでください。
就活で失敗しても、その後の人生どうにでもなります。僕がそれを証明しています。
既卒でも、選考でESを出したのは8社くらいで全て書類で受かり、面接やグループディスカッションに進めました。
そのうち2社から内定をもらい、すべて自由応募でした。(研究系の理系職種は受けていない)
Web業界だけを見ており、ディレクターやプログラマーとして応募していました。(プログラミングは独学)
就活失敗後に公務員もあり
民間がダメなら、公務員になる道もあります。
僕の知人は、大学院の時に就活をしてうまくいかず、公務員試験浪人をして公務員になってました。
他の人は地方の小さい市に公務員として内定をもらってました。
彼は、公務員予備校に通ってませんでしたが、合格してましたね。(時期がずれるので、就活語でも間に合う場合も)
このように、小さい自治体だと学校に通わなくても公務員になれるんですね。(彼は、要領よかった)
目的もなく海外に行くのは危険
「就活に失敗して海外に行ったら成功した」みたいな記事をネットで見ますが、あれをマネするのはおすすめしません。
理由は、目的もなく「自分探し」的に海外を放浪するのは時間のムダだからです。
よく「自分探しにインド行ったけど、何も変わらなかった」的な話を聞きますが、まさにそれです。
自分探しをしたところで、自分なんかでてきません。
それよりは、企業に評価されるための行動、例えばインターンなどに取り組んだ方がいいのです。
就活が嫌で海外に逃げる人、逃げた人」
以下の意見は参考程度にしましょう。
誰だって道を外れるのは怖いと思うけど、僕のように不登校だったり就活逃げて海外行ったり、嫌な仕事すぐ辞めたり、主夫になっても何とかなってる
人生で嫌なことから逃げたって、逃げた先で何かやればいいと思うな
自分の直感、本能を信じて行動することも人生には必要な時があると、僕は信じてる
— Hana (@HKLKDK1010) 2018年7月12日
ゼミのさるご友人、適当に就活して自己分析もなにもかもやらず、面接で社会人的応答ができなかった結果、海外にインターンで逃げるとかいう大技出そうとしてる
そんなロンダリングしても、本人が治らなきゃアカンとおもうけど— ぞい (@wafuwafunext) 2018年5月29日
れなさんは就活から逃げました。ついでに日本からも逃げる予定です。日本のイベント行けないの辛いけど海外で働きたいもの…あまりにも待遇が良すぎるのよ海外…
— 레나 (@710sjhc) 2018年10月8日
大学院楽しい人は就活成功する
以下のように研究が好きな人には大学院が向いており、就活もうまくいくと思います。
今のところゼミの研究が楽しいから、これを続けたいって動機しか大学院に進む動機がないけどねw
今のゼミの先生には半年間厳しくもノビノビとやれたから本当に感謝してる
— アホの伊奈くん (@AHgFTvXlTbRBlJy) 2018年12月14日
大学院、社会不適合者には最高に楽しいですよ!
— そしゅーる (@semi_stable) 2018年12月14日
就活で学部と院で同じ企業受けてもOK
なお、就活する年によって、採用のされやすさが異なります。
@mzrmxxx リーマンショックを知らないだと…?!そんなセリフ言ってみたかった…学部で就活した時と同じ企業を院で受けた時の、会社の人たちの態度の違いと言ったら…(泣)
— チョピン (@chopinn0912) 2015年4月21日
こればっかりは運ですが、学部時に景気がいいなら就活したほうがいいし、不況なら大学院にいって景気が回復するのを待つのもあります。
大学院でも余裕で文系就職できますし、有利とか不利とかないです。
大学院進学をあきらめるなら、早めに就活を
学部生で大学院進学をあきらめる場合は文系と同じスケジュールで就職活動しましょう。
なんとなく院試を受けて落ちると、就活で焦ってしまいます。(この場合も準備不足で失敗しやすい)
まず、「周りが何となく就活モードなので、乗り気はしないけど就活を始めてみる」というスタンスが危ないです。大学院進学や公務員になったり、起業したりなど様々な選択肢が他にもあると思いますが、そもそも本当に就活することが自分にとって幸せか考えて、それに納得していますか?(続く)
— さえちゅん🐥 (@ryman_saeba1919) 2018年7月5日
学部では理系・文系関係なく、早めに動いたほうが得です。(理系も特にアドバンテージはないので、危機感があったほうがいいです)
大学院の浪人はおすすめしない
あと、院試験の浪人はおすすめしません。(あまり意味がないし、たいていズルズル浪人することになるので)
学歴ロンダという言葉は嫌いだけど、学部の出身大学に関わらず、「○○大学修士」という肩書きを得て就職活動を有利にするために、学習意欲もなく、テキトーに修士だけ取って出ていく人というのは一定数いて、彼らが自分と同じ学位をもらうと、学位の価値が下がるので嫌だな、という思いは多少ある。
— 野田俊也 S. Noda (@himagegine) 2018年6月23日
【理系】大学院生の就職失敗への対策まとめ
最後に要点をまとめます。
・原因を知り対策すれば大丈夫
・学部の就活で失敗したら院への進学もあり
・就活失敗は貴重な経験
・内定をもらえなくても大丈夫
・あきらめず実績を作れば内定をもらえる
ぜひこれらを覚えておきましょう。(無料の就職支援サービスもおすすめです!)