「昔のイベントからマネタイズで学べることを発掘しよう」シリーズの第二弾。
今回は、「一般消費者じゃなく、企業を相手にするとマネタイズしやすくなるよ」&「その際のお金のもらい方」について。
取り上げるイベントの詳細は以下をご覧ください。
参照:【レポート】最新マネタイズ戦略!雑誌編集長とWebサービス担当者3名がマネタイズについて熱く語ってくれました!
「注目WEBサービス担当3名に聞く!最新マネタイズ戦略」というイベントでした。登壇者は、コルク、東洋経済、サイバーエージェントの中の人たち。
企業の「使わなきゃいけないお金」に注目!
そこで語られたのが、「企業研修費を狙うといいいよ」というお話。
以下は、会場からマネタイズについて質問された時の、サイバーエージェント・渡邊さんによる回答。
企業の研修費用などはデジタル化されていないので、そこに目をつけるのもおもしろい。
企業が使っているお金をいかにデジタル化していくか?と考えると、マネタイズのアイデアが広がる。
企業には使わなきゃいけないお金が結構あって、それを開拓していくのがいいのかもしれない。
ちなみに、「企業が使わなきゃいけないお金」とは「交通宿泊費」、「広告宣伝費」、「交際会議費」。「3K」と呼ばれています。
このように、企業がtoBや、予算消化で使っているお金に目を向けると、マネタイズの幅が広がります。
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有名じゃない人に新卒研修をお願いしてる事例も
考えやすいのが、新卒研修でしょうか。
僕も経験しましたが、こういうのって有名じゃない個人にお願いする企業もあるんですよね。新卒向けの研修事業で生計を立てている会社を使うのでなく。
また、大学時代、全然知らない方が就活マナー講座を開いていたことも、上記で語られていることに近いのかなと思います。
セミナーは参加無料だったので、マナー講師は大学からお金をもらっていたのでしょう。
他だと、企業の福利厚生費用に目を向けた「オフィスおかん」とか、「オフィスグリコ」もそうですよね。お金をもらう相手は「消費者」でなく、「企業」です。
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クリエイターは期末の宣伝費を狙え!
クリエイターが狙いやすいところで言えば、「広告宣伝費」がそうですね。特に、期末の3月は狙いやすいですよね。僕のブログにも問い合わせが増えます。
これをうまく使えてるのが、漫画家のかっぴーさんです。
参照:SNSポリス ビジネス編 — Sync × Red Bull 一生分キャンペーン
このように、クリエイターがマネタイズするなら、消費者にコンテンツを売るのでなく、企業から宣伝費をもらっていくのも1つの手です。
漫画と企業のタイアップも出てきた
最近だと、無料で読めるマンガと企業商品とのタイアップも話題になりました。
LINEで読めるサレンダー橋本さんの漫画
「バイト先への電話が死ぬほど怖い」を
LINEバイトとのコラボで企画しました。https://t.co/ujP94uQosw
※リンク先はスマホからご覧ください
ぜひ読んでね! pic.twitter.com/B5BEvIHY5X— 谷口マサト (@chakuriki) 2016年3月4日
LINE STORE×山科ティナの漫画を公開。
恋愛話ということで、はあちゅうさん、
藤沢数希さんともコラボした内容ですLINEモテトークはSariに聞けhttps://t.co/lGPZWxtWen
※スマホからご覧ください pic.twitter.com/PHqB2giyc6— 谷口マサト (@chakuriki) 2016年3月11日
このように、無料でコンテンツを作って企業からお金をもらうやり方を知っておくと、稼ぐ手段も増えていきます。
これまで、コンテンツ販売ばかりを考えていた方は参考にしてみてください。
会社員クリエイターが稼ぐ手段もまとめています
ではまた!(提供:らふらく(@TwinTKchan))
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「いいものを作ればいい時代ではない件について」