安く単価交渉してしまうフリーランスは「お金を回すこと」を覚えれば、もっと稼げる

本日は、フリーランスとして生活できているクリエイターへの提案です。業界の健全化のために、適正価格で仕事をしましょうというお話です。

特に技術職の方はお金に無頓着なので、啓蒙していきたいと思います。

できる人が安く仕事することで後人が困る

先日、フリーランスデザイナーとして法人化を考えている方と話したんですが、その際にズバッとくる言葉を聞いたんです。

それが「周りの人に還元するために、安値で仕事を受けず適正価格で働く」というもの。

正論すぎたのでその日の帰り道、オマージュ名言を自分のものであるかのようにつぶやいてしまったんですよ。

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できる人は銭ゲバにならねばならない

こうしたことは、作家・タレントの犬山紙子も語っているんです。

一般的に、フリーランスというのは企業相手だと舐められやすいです。それ故、ありえないくらい安い予算で仕事を頼まれることもあります。

それが駆け出しの頃ならいいのですが、業界内でも地位を確立してフリーとして食えている人がその予算で仕事を受けてしまったら、それが標準価格になってしまうんですよね。

そうなると、駆け出しのフリーランスの単価はもっと安くなってしまい、食うためにたくさんの仕事を抱えなければいけなくなります。

すると、量をこなさなければいけなくなるので、仕事の質も落ちます。昨今のキュレーションライターのようになってしまうんですね。

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ピケティの原理がフリーランスの世界にも

このような循環になると、稼げる人は稼げる、そうでない人は這い上がれない構造ができ上がってしまいます。そうなると、たとえ能力のある新人であっても、その道で生活するのが難しくなってしまうのです。

これを防ぐためには、能力のあるフリーランスが安値で仕事をしない、これが一番効果的なんです。ちょっと高いかな?と思っても、その分を若手のフリーランスに分配すればいいだけです。

そうやって、後人にも仕事を回していけば業界も健全化されます。

できる人ほど、ちゃんと稼ぐ。この法則を維持できれば、働き方の選択肢も広がるので、ぜひ実践してほしいですね。

ではまた!(提供:らふらく^^(@TwinTKchan)

次回予告
「単価について語り合うイベントをやりましょう」

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