こんにちは。タクスズキ(@TwinTKchan)です。
先日、高知に行った際、プロブロガーのイケダハヤトさんと、新卒フリーランスとして高知に移住した木村すらいむさんにお話を伺ってきました。
木村さんはイケダさんのアシスタントでもあるので、例のベーシックインカム(無条件で月10万円もらえる制度)についても聞いてきました。
意外な事実がたくさん聞けましたので、その辺をまとめてみます。
ベーシックインカムはなくても暮らせる
スズキ 今回、木村さんに一番聞きたかったのは「イケハヤベーシックインカムってどうなの?」ということなんですよ。
これがあれば地方なら暮らしていける、とのことですが、ぶっちゃけそれで足りるんですか?
木村 足りますね。まず、家賃が1万円切っているので固定費は安いです。こっちには町営のアパート(築年数30~40年)があるので、そこに住めば家賃は東京時代の1/7になります。
そこに、電気代、ガス、インターネット代や車のガソリン代が乗ってくる感じなので、生活には困らないです。
ちなみに、ガソリン代は月3000円くらいですね。あんまり車に乗りませんし、基本的に家で仕事をしているので、それ以外でかかるのは食費くらいです。
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独立すると宣言したら仕事が舞い込んだ
イケダ 普段、お仕事は何をされているんですが、アシスタントですけど、知らなくて(笑)。
木村 書き起こし、ライティング、ホームページ作りの仕事などをしています。また、アンケートの集計なども行っています。
イケダ アンケート集計とかは、クラウドソーシングですか?
木村 いえ、直接クライアントの方からお仕事をいただいています。
イケダ それはすごい!営業能力がありますね。そういった仕事はどこからもらっているんですか?
木村 独立前からお付き合いのあった方々からです。お仕事は、「フリーランスになります」と宣言したら、回してもらえるようになりました。
あと、このタイミングだから言えますが、ぼく、ベーシックインカムをもらってないんですよ(笑)。最近、請求書を出してません。
イケダ え!(笑)そういえば、もらってないようなw
(※イケハヤベーシックインカムは、アシスタントがイケダさんに請求して、イケダさん側で”外注費”としてお金を払う)
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新卒フリーランスでも食っていける
スズキ てことは、ベーシックインカムがなくても暮らしていけるくらいの収入は得ているといことですよね。フリーランスとして。
木村 はい。
イケダ&スズキ すごい!(笑)
木村 高知に来るときは収入が不安で、暮らしていけるようにベーシックインカムをもらおうとしていたんですが、意外と大丈夫でした。
お金を使わないブロガー、ライターたち
木村 そもそもですが、僕自身、そんなにお金を使わないので「年収150万円で僕らは自由に生きていく (星海社新書)」の世界と似ているんです。
スズキ わかります。僕もそんなにお金を使わないです。こういった旅行と書籍、漫画代くらいですかね。
イケダ 僕もそんな感じですね。
なんのために稼ぐ?は難しい問題だ
木村さん この流れで聞きたいんですが、イケダさんとスズキさんがあまりお金を使わないのに、プラスで稼ごうとするモチベーションて何ですか?
スズキ ぼくは純粋にイケダさんに負けたくないからです。(笑)
イケダ なるほど。(笑) ぼくは作りたいものがあるから、その活動費用にするために稼いでます。
この前も土地を買いましたが、そこに都会で疲れた人たちに住んでほしいですし、アシスタントたちが安く住める場所も提供したいです。
どんどんメディアという空間を拡大していきたいんですよ。土地を買うのはブログの延長です。家もメディアで、コンテンツだと思っています。
ぼくは、単にアートが好きなんですよ。高知にもSHOTAさんというアーティストがいますが、彼のように自分の表現欲求を満たすためにお金を稼いでいます。
作りたいものがまだまだあるから、これからも稼ぎますよ。
タワマンなどに消費するのはつまらない
スズキ 僕とはまた違ったモチベーションですね。
イケダ あと、タワマン(タワーマンション)に住んで高い寿司を食うような消費はすぐつまらなくなると思うんです。それよりは、拠点を持って開発していくほうが楽しめます。だから、10年、20年開墾していきますよ。
お金の使い方はタクさんの課題ですね。
スズキ そうかもしれないです。
後編に続く
内容が濃くて1記事じゃ収まらなかったので、続きはまた次回公開します。
後編のテーマは「お金を稼ぐ時代は終わった。これからは使い方が大事」というものです。それではお楽しみに!
ではまた!(提供:らふらく(@TwinTKchan))
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「気づいたかもしれないけど、すごくいいカフェで取材してた」