秋元康さんと、鈴木おさむさんの共著「天職」が良書すぎたので、紹介します。
天職に就けている僕としても共感することがたくさんありました。これ、大事すぎますよ。
※天職の意味「命令されずともやれて、やりがいを感じられる仕事」
【まず大事な話】自分の天職の見つけ方「強みを知る」
そもそもの話ですが、天職は「自分の強み」を把握すると見つかります。
僕自身、「書くこと、発信すること」が強みとわかってから、ブログに取り組みました。
そして、ブログを書き続けていったところ、「プロブロガー」という天職につけました。
なので、天職を見つけたい方は、以下の診断で強みを把握するといいですよ。
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そうすれば、天職のヒントがもらえますから。
18のタイプから自分の性格を診断してもらえます。
僕は、「独創性」「決断力」「挑戦心」「自己信頼」「親密性」の5つでした。これ、かなり当たってましたw
仕事での強みと適職がわかる「グッドポイント診断」がかなり参考になった https://t.co/1WrpPOGkow pic.twitter.com/oDCkYxcXNi
— らふらく更新用@ブログで生活しています (@guppaon1) 2017年9月26日
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【では本題へ】強みの見つけ方1「運の流れ(偶然)を愛する」
まず共感したのが、この一節。
秋元康:
みんな、その時の運の流れ、空気の流れよりも、その時に決めたスケジュール通りに生きようとしちゃうんだよね。
これ、人生で苦しんでた時の僕がそうでした。
就職に有利そうな理系に行って、親が喜びそうな公務員とか大企業を目指して、本能よりもスケジュールを大事にしてたんです。
でも、そうやって生きていった結果、精神をやられました。そこで生き方を変えてみたんです。
本能のままに生きたら天職が見つかってた
本能のままに生きようと、大学院やめてフリーター生活中、貯金が0になって、NAVERまとめを始めて、、なんてことを繰り返してたら、プロブロガーになってたんですね。
だから、本能(その時の運の流れ)を大事にすべきなんです。
この秋元康さんの言葉も良かったですね。
何かを始める時、必ずそこに「ひょんなことから」が入っているわけ。
「ひょんなことから」ほど強いものはない。運命が選んでいるから。
自分の人生を振り返っても、成功したことも失敗したことも「ひょんなことから」だよね。
AKB48をつくったのも「ひょんなことから」。
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2. 今やる
秋元康
現状維持が一番ラクなんだよ。だから、飲み屋で「小説書く、明日からやる」と息巻いてたやつも、次の日になれば何もやらない。
こういう人ってホント多いですよねw
「やろうと思うんだけど」って言うんだったら、まずやれば?と思っちゃうんですよね。
ブログにせよ、ノーリスクじゃないですか。そこで、なんで考えちゃうんだろうな?と。
成功する人は、やりたいと思った瞬間に動く
結局、そういう人って何もせずに毎日「これやりたい」って言い続けるんでしょうね。
逆に、夢を叶える人、天職を見つける人はやりたいと思った瞬間になるんですよ。これ、イケダさんとかはあちゅうさん見てるとわかります。
ぜひ、真似しましょう。
3. 負けを認める
秋元康:
三谷幸喜の舞台を見たときに、上手いなぁって思うじゃない。そうすると、舞台で三谷幸喜みたいなをやらなければいい。
世の中にはすごいやつがいるもんだなと思って、負けを認めれば認めるほど、すーっと道が開ける。
自分がどっちへ行けばいいか分かるんだよね。
これもわかります。僕、同世代のメディア界隈の人には、狂おしいくらい嫉妬してるので。
才能ある人の目指す先にはいかない
例えば、鳥井さんとか、まなしばとか、西村くんとか。
だから、彼らの行く先には絶対行かないようにしてるんです。僕がお金、マネタイズにこだわるのもそうした理由があるからなんですよ。
彼らは、絶対その道にいきませんからね。このように、才能ある人のジャンルに入り込まず、自分が輝ける道を見極めることも天職では必要なんです。
4. やり方を質問するのでなく、考えてみる
秋元康:
どうしたらなれるって人に聞いてるやつはダメで、そこで何かを思いつくやつが放送作家なんだよ。
「やりたい」「なりたい」と言ってるうちはダメ。
これもそうですね。Twitterでたまにあるのが、「ブログを教えてください」とだけツイートしてくる人。
マナーもあれだし、何を言ってるかもよくわからないので、スルーしますが。
まずは調べて考えよう
この手の、クレクレ君てダメなんですよね。手法を自分で調べるよりも、人に聞こうとするから。
天職を見つけられる人って、まず手法を調べて考えて「これで合ってますか?」って聞ける人です。これ、意識しましょう。
5. 「イタい」と思われることを恐れない
鈴木おさむ:
やっぱり夢をかなえるための最初の一歩は「イタさ」じゃないですか。親や周りに無理と言われてもそこに進めるイタさ。
周りの目を気にせずに行動できる人って強いです。
そういう人って結局成功して、イタいとバカにしてた人が活躍を見て悔しがることになるんですよね。そんな光景を何度も見てきました。
イタさを恐れずに行動するの大事ですよ。
6. できるとイメージする
秋元康:
アイドルって、姉妹がいると必ず2人ともデビューするんだよ。芸能界なんて絶対私たちには、関係ないしあり得ないと思ってたのが「妹で売れるの?」って急に親近感を持つようになる。
私にも可能性があるんだと。
どんな人にも可能性があるんだよ。ビジネスでも、起業家でもそう。初めの段階では、みんな自分の可能性に気づかないんだよ。
イメージトレーニングで人生変わる
夢を叶えるのは無理だと思ってるかもしれないけど、本当にかなえたかったら、
10年後にはすごいことになっているってイメージトレーニングをしなきゃいけないんだね。
ポジティブなイメージトレーニングってめちゃくちゃ大事です。
僕がプロブロガーになれたのは、イケダさんが「なれますよ」とハッパをかけてくれたからです。
売れる漫画家は編集者にゲキをとばしてもらう
独立前、会社員以上の稼ぎはあるし、副業としてやったほうが安定してていいかな、と思ってたんですが、そうした励ましで自信を持つことができたんですね。
これ、漫画の世界でもある話で、編集者は漫画家に「いける。お前は売れっ子になれる」と声をかけるそうです。
このように、成功するには、「できる」という思い込みが必要なんですね。
7. 淡々とやる
秋元康:
イチロー選手は、淡々とやり続けるってことが一流であり、プロフェッショナル。なんかうまくいかないって人たちは、どこかでキョロキョロしてるんだよね。
いい時でも悪い時でも、淡々とやってるうちに、運が来る。
ブログもそうですけど、淡々とやってて、あるとき一気に変化が起きるんですよね。アクセス数だったり、収入だったり。
だから、「これをやったから劇的に伸びました」みたいなことはないんですよ。日々の積み上げしかないんです。
諦める人って、すぐに結果を求めすぎなんですよね。まずは、淡々とやる、これしかないのにね。
8. 「やりたいことの種」を消さない
鈴木おさむ:
「今の20代の子はやりたいことがない」ってよく言われるじゃないですか。やりたいことがないって言うけど、何か「種」はあると思うんです。
鈴木さんは「(若者が)やりたいことの「種」はあるのに、自分で消してしまっている」とも指摘しています。
「無理」と諦めてはいけない
それに対して、秋元さんはこんな言葉を。
「種」はあるんだろうけど、それに水をあげて養分を与えても、無理だろうなって思ってしまうんじゃないかな。
そうすると、その種を見ないようにしてしまう。
例えば、「君かわいいから女優になれるよ、ならない?」って言ったらたぶん「やりたい」ってなるじゃない。
信じていないんだと思う。未来を。
周りの声に惑わされないように
まさにそうで、人には絶対やりたいことがあるんですよ。信じられてないだけで。
しかも、この世には人の可能性を摘もうとするドリームキラーが多いですから、その種を刈られちゃうんですよね。
可能性を提示してもらおう
この前も、双子の兄に「ブログって稼げるの?」と聞かれた時に思ったんですよ。
「こいつ、書くことで稼げることの可能性を信じてなかったんだな」と。
双子なので、能力ってほぼ同じなわけです。なので、本気出したら兄もある程度アクセスを集められて、稼げるはずなんです。
タネに気づこう
だから、その可能性を提示して、「種」に気づかせることが大事なんだと痛感したんですよ。
実際、やつはブログ2ヶ月目でいい数字を出してますし。
9. 仕事が終わった後に、やる
秋元康:
成功者と呼ばれる人たちは、やったかやらないか。J・K・ローリングが書き始めなければ「ハリーポッター」は始まらないワケじゃない。でも95%の人は、「今度、書こう」で終わる。
放送作家はレギュラー番組の台本を延々と書いて、書き終わった後にどうするか。飲みに行くか、女の子と遊ぶか、寝ちゃうか。
そこで、さらに書けるかどうかの差なんだよ。
僕、会社員ブロガー時代に仕事が終わった後と休日に記事を書いてたんですよね。さすがに深夜2時帰りのときとか無理でしたが。
好きなら、眠くてきつくてもやれる
本業がある状態で成功するには、眠くてきつくてもやる、これが必要です。
まあ、好きなことなので、努力してる、みたいな感覚はなかったのですがw
10. 自分の本当の声を聞ける
秋元康:
「天職」といかに出会うかということを考えると、やっぱり、自分の「本当の声」を聞けるかどうかなんだよね。当たり前のことのようだけど、これがなかなか難しい。
「不安定だから」「親が喜ぶから」のような理由で「本当の声」って無視しがちですけど、それを大事にしたほうが成功します。
僕がそうでしたし。
11. たくさんの人に会う
秋元康:
僕たちは今「天職」についていると言えるんだと思う。そこに導いてくれたのはやっぱり、98%の「運」だよね。
鈴木おさむ:
「運」を呼ぶためには、じっとしててもダメ。どれだけ外に出るか、たくさんの人に会うかですよね。
「努力をしてれば、誰かが見つけてくれるだろう」という考えは甘いんですよね。自分からいろんな人に会いに行って自分を引き上げくれる人を見つけないと。
その道のプロに会おう
特に大事なのは、その道のトップランナーに会うことです。そうすれば、モチベーションも上がりますし、運が良ければ自分を引き上げてもらえます。
僕もトップのブロガーさんに会ったことで面白がってもらえて、上の世界に引き上げてもらえました。
歴史を振り返っても活躍する人はやはり一流の人に引き上げてもらっているんですよね。
なので、やりたい仕事があるなら、まずはその道のトップにコンタクトをとってみましょう。
人とつながれば仕事ももらえる
トップに限らず、その仕事に関する人とつながっていけば、引き上げてもらえるチャンスをもらえます。例えば、仕事を振ってもらうという感じで。
特にライターの世界では知っている人に仕事を振るので、実力がそれほどなくても、仕事をもらえるんです。
結局、仕事や機会は人からしか降ってきません。だからこそ、足を使っていろんな人に会うことが大事なんです。
12. やっていて苦痛じゃ無いことを見つける
天職とは、やっていて全然苦痛じゃない仕事のことです。まさに、僕が今やっている仕事のように。
ぼくは「書くこと、発信すること」が好きで、呼吸レベルでやっています。なので、仕事とプライベートの境目がないですし、時間があれば仕事のことを考えています。
天職を見つけるには、このように「自然とやってしまう行為」を見つけることが大切です。
そして、これを見つける際のヒントになるのが「自分は苦労、努力しているつもりはないのに、他人から”すごいね”と言われる行為」です。
そこを掘り下げると、僕のように天職を見つけられるようになります。
13. いろんな仕事に手を出してみる
そういった行為を見つけたら、あとはそれを仕事につなげるだけです。僕は書くことが好きだったので、ブロガーを選んだわけですが、ライターや放送作家などでも良かったわけですね。
絵を描くことが苦にならないのであれば、漫画家、イラストレーターなどが向いているかもしれません。
すぐ動こう
ここで大事なのは「これだ」と思う仕事が思い浮かんだら、即試すことです。
僕が天職を見つけられたのは、そうやって色んな仕事に取り組んできたからです。
これまで、素材の研究、企画、プログラマーなどいろんな仕事を経験してきましたが、一番ピンときたのがブロガーだったんですよね。
なので、「まずは試す」、これを大切にしてください。合わなければ辞めればいいだけなので。
14. 会社員にこだわらない
ピンとくる仕事が会社じゃできない場合もあります。僕のブロガーなんかはまさにそれですね。
なので、雇われることにこだわらず、独立して事業を起こすことも選択肢に入れましょう。そうすることで、天職を見つけやすくなります。
この世には、いろんな仕事があります。例えば、アイス研究家、Youtuberなど。こうした仕事は企業に就職する気でいたら就けない仕事です。
可能性は広げておいた方がいいんですよ。
15. 肩書きをつける、名乗ってみる
肩書きをつけて名乗ってみるのも効果的です。
僕は「プロブロガー&IT小商い研究家」と名乗っていますが、これのおかげでその肩書きにふさわしい人物になれるんですよ。そういった仕事の話も集まってきますし。
まさに、「名は体を表す」という言葉通りですね。
なので、スキルがなくてもまずは肩書きをつけてください。そうすれば、スキルは勝手についていきます。
16. その仕事でお金を稼いでみる
やるべき仕事が決まったら、お金を稼いでみましょう。やはり、ご飯を食べていくためにはお金が必要です。
まあ、お金でなくてもいいのですが、何かをなして相手から対価をもらえなければそれは趣味です。
なので、仕事をしてお金、食べ物、スキル交換など相手から価値に対する報酬をもらえるようになりましょう。
17. 周りの声を気にしない
「これをやる」と決めたら、周りの声は聞かないようにしましょう。
特に、聞いたこともないような珍しい仕事をやるときはいろんな人から反対されます。
僕も「独立じゃなく、会社員と兼業したら?そっちの方が安泰じゃない?」と言われました。
ドリームキラーの声は無視
この世には相手の夢を壊そうとする人、「自分よりも幸せになってほしくない」と思う人がいるんですよ。
なので、そういった人の声には耳を傾けず、自分が正しいと思ったことを淡々とやりましょう。
※占いで前向きな言葉を聞くのもあり(スピリチュアルな思い込みも時には大切)
1つでも実践する人ってどれくらいいるんだろ?
紹介してきたことは、すべて大事です。天職を見つけたい人には、ぜひ実践してほしいですね。
なお、天職を見つけるには、自分の適性、性格をよく知る必要があります。
それがわかれば、向いている仕事を見つけて成果を出せるようになります。
強みを理解し、強みを見つけたよ
天職の発見には、行動も必要ですが、自分のことを理解した上で仕事を探すことも必要なのです。
なので、適性、強みなどを把握したい方は、「リクナビNEXT」の「グッドポイント診断」を使ってみてください。
この診断で、仕事で生かせる強みがわかりますので。
>>【無料】仕事での強みと適職がわかる「グッドポイント診断」がかなり参考になった
18のタイプから自分の性格を診断してもらえます。
僕は、「独創性」「決断力」「挑戦心」「自己信頼」「親密性」の5つでした。これ、かなり当たってましたw
仕事での強みと適職がわかる「グッドポイント診断」がかなり参考になった https://t.co/1WrpPOGkow pic.twitter.com/oDCkYxcXNi
— らふらく更新用@ブログで生活しています (@guppaon1) 2017年9月26日
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