ソーシャルゲーム開発会社に転職したい人向けに実情書いとくから、求人チェックする前に読んでくれよな

公開日: : 最終更新日:2016/10/10 仕事・キャリア, 就職・転職

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新卒で入った会社がソーシャルゲーム開発会社だったので、雰囲気などをリアルに書いてみます。

ガチャとか課金絡みで誤解されがちな業界ですが、それだけじゃないんですよ、という情報をお届けします。これから、ソシャゲの会社への転職を考えている方は参考にしてみて下さい。

給料はいいが忙しいよ

ちなみに、僕はソシャゲ開発会社で、サーバーサイドのエンジニアをやってました。当時は、ガチャとかゲームの新機能を実装してましたね。

1年くらい働いてみての体験談を、良かったところ、悪かったところに分けて書いていきますね。

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良かったところ

1. 否が応でもスキルがつく

ソーシャルゲームの開発会社にはベンチャーが多いので、忙しいところが多いです。僕がいた会社もそうでした。

深夜二時までバグ対応して、翌朝も早めに出社した時とかマジで泣きそうでした

そんな風に否が応でもガリガリ仕事をしなければいけない環境なので、力はつきます。同期には、新卒1年目で子会社の社長になってた人もいたので、やる気さえあれば、どんどん上にいけます

また、体力(HP)がつくのも大きいですね。学生時代は「残業とか無理」って思ってましたが、いざ遅くまで仕事していると、慣れてきて、長時間働いても大丈夫になります。

こうした労働環境を経験すると、「週5で8時間労働じゃないときつい」の思い込みが消えます

今もバリバリ仕事ができているのは、ベンチャーでの経験が生きているからです。当時は、苦痛でしたが今となると経験していて良かったなぁ、と思います。

2. 稼ぐ感覚が身につく

ソーシャルゲームでガチャやイベントを実装することで、売り上げに敏感になり、稼ぐ感覚が身につきます。

普通、エンジニアって技術だけやってればよくて、業績に直結する数字に無頓着な場合が多いのですが、ソーシャルゲームを作ってるとそれがなくなるんですよね。

実装したガチャによって売り上げが伸びるとテンションが上がるし、稼ぐ楽しさを覚えます。それを学ぶには良い環境なのですよ。

また、朝会で毎日売り上げを確認する環境があり、結果にコミットする習慣がつきます。僕はマーケ系の仕事もしたかったので、こういう数字を意識できる仕事をするのは楽しかったですね。

将来、企画もできるエンジニアになりたいって人には、ソシャゲおすすめです

3. 給料がいい

給料がいいのもソーシャルゲーム業界で働くメリット。実際、コンシューマーゲームより稼げるということで、そっち方面から転職してくる人がいました。

また、新卒1年目でも360万円くらいもらえてましたから、お金の面で見るといい業界です。同期には、3年目で500万もらってる人もいたので、成果を出していけばちゃんと給料も上がっていくのです

こうしたことを考えると、ハードワークが苦じゃない人はソシャゲの会社でバンバン成果出していくのがいいでしょう。

4. コンシューマーの人から実情を聞ける

大手コンシューマーゲーム出身者から、前職の実情を聞けるのもこの業界のメリット。

僕、メディアを本業にしてるくらいですから、そういった裏話を聞くのが好きなんですよね。

聞いてみると、「え、そんな世界なの?」「ソシャゲの世界に来てよかったわ」みたいな話もあったので、それはすごく面白かったです。

5. 勉強会で他社の話を聞ける

コンシューマーの話と同様で、勉強会とかのイベントがあると、社外の人とも話せるんですよ。その時も、競合他社とか、同じようなベンチャーのリアルな姿が聞けて、面白かったです。

こうした経験から思ったのが、将来、企業の口コミサイトとから人材系のビジネスやりたい人はこういう業界で働くのもあり、ということ

同業者であれば、気兼ねなくいろんな話をしてもらえますからね。こんなチャンスなかなかないです。

6. 当たるとでかい。一発逆転がある

ソーシャルゲームというビジネスは、1本でもヒットタイトルが出ると、会社の業績が一気に良くなります。こうしたことから「ギャンブルのようなビジネス」と言われることもあります。

実際、GREE、モバゲーで盛り上がった頃は、ソーシャルゲームで息を吹き返した会社が多くでました

最近だと、ミクシイも「モンスト」で復活しましたよね。このように、ソーシャルゲームをやっていると、社会に大きな影響を与えるサービスに関わることも可能なんです。

なので、大きなことをやりたいと思っている方は、ソーシャルゲーム業界向いていますよ

7. 勤怠がゆるい

夜遅くまで働いていて忙しい、という事情もあって朝に弱い人が多いのもこの業界の特徴。こうしたことから10時始業の会社が多いのです。

一般的な会社と比べると1時間以上も遅いわけですが、それでも遅刻してくる人がいます。

僕の会社でも始業時間に「今日は遅れます」「体調不良なので午前休もらいます」みたいなメールがよく届いてました。

また、「午前中で体力が回復しなかったので、全休にします」なんてメールも午前中に来ることもありましたから、勤怠にはゆるいのです

なので、朝が苦手、夜型だ、という人にはこの業界が向いてます

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悪かったところ

1. ”ゲーム”を作る会社ではない

ソーシャル”ゲーム”とは言っても、プレステやDSのような純粋な”ゲーム”を作る会社ではありません。”お金を生めるウェブサービス”を作る会社です

これはビジネスモデル上、しょうがないことなのです。

任天堂、コナミ、スクエアアニックス、セガのようなコンシューマーゲームはユーザーに有料で買ってもらえますから、純粋に楽しさを追求したゲームを作れます。

だから、ゲーム内に課金の要素を入れる必要がないんですよ。買ってもらえば、開発者にお金が入ってきますから

ソシャゲは無料で出してるので、ゲーム中で課金しなければいけない

でも、ソーシャルゲームは違います。無料でWeb上にゲームを公開するので、開発費を回収するためにはゲーム中にお金を払ってもらえる機能を持たせる必要があるんです

それが、ガチャというわけですね。ここで課金してもらうことによって、ゲーム開発費を回収していくわけです。

だから、開発側としては、いかに課金してもらうか、ガチャを引いてもらうかに頭を悩ませるわけです。なので、コンシューマーのような「ゲームを作っている」ではなく、「課金してもらえるサービスを作る」という感覚になるんです。

こういった事情があるので、プレステやDSで遊べるようなゲームを作ろうとしている人は、ソーシャルゲーム業界に来ない方がいいです。コンシューマーゲームを開発してる会社に行きましょう。

ゲーム好きが少ないw

あと、ソーシャルゲームの会社にはゲーム好きが少ないです。特に、新卒組とかそうですねw

ソーシャルゲームをウェブサービスと見ているので、ネットが好きゆえに色んなウェブサービス運営会社を受けて、結果、ソシャゲの会社に行き着いた、という人が多いです。

こうしたことも、コンシューマーゲームの会社とは違うところですね。

2. 新しいゲームシステムを産みにくい

他社と似たようなゲームを作ってしまうのも、この業界の問題点ですね。

例えば、カードゲームが流行れば各社がカードゲームを始めて、パズドラが流行ればパズルゲームを、モンストが流行れば引っ張りハンティングなゲームを各社が作るような業界です

いろんな業界であることかもしれませんが、二匹目のドジョウが乱立します。こうした状態を好ましく思わない人にとっては合わない業界ですね。

3. かつてのように夢を見づらくなった

コンプガチャ問題の前、つまり第一次ソシャゲブームの時は、ブラウザゲームが中心でその開発費も安かったので、参入障壁が低く、1本のゲームでがっつり稼ぐことができました

そうして、規模を拡大していった会社もあります。まさに、ソシャゲドリームだったわけです。

しかし、最近はそうもいかなくなりました。時代がブラウザからネイティブアプリに移行したことで、開発に手間がかかるようになり、ゲームを生み出すためのコストが高騰してしまったのです。(その額は数億円規模)

つまり、かつてはミドルリスクハイリターンだった事業が、ハイリスクハイリターンの事業になってしまったんですよ。

人気タイトルの受託会社になることも

オリジナルタイトルではヒットを出すのが難しくなった昨今は、人気漫画、人気アニメを使ったゲームの開発会社になるところも増えました。

このように、ゲームを作りたくてソシャゲ業界に来たけど、内情は受託の会社で一から企画に関われない、なんてこともよくある話なのです

なので、オリジナルタイトルを作りたい人はコンシューマー系に行った方がいいかもしれませんね。(オリジナルで結果出せてるのって、コロプラ、サイゲームスくらいです

4. 忙しい。新作だと死ぬ

前半の「いいところ」でも書きましたが、とにかく忙しいのがこの業界。特に新作ゲームを開発している人は、家に帰れないとかザラです。

前職では、正月返上で作業している方もいました。(ソーシャルゲームを作ってる会社には仮眠室のような施設があり、終電を逃した人はそこに泊まっていくんですよ)

その忙しさから、心身ともに疲れてしまって休職してしまう人もいます、その後、復帰できず退職してしまう事例もありました。

このように、体力的にきつい業界なのは間違いありません。なので、「定時上がりでワークライフバランスうぇーい!」みたいな人には向きません

5. 技術の移り変わりが激しい

ウェブサービス全てに当てはまることですが、トレンド、それに伴う技術の移り変わりが激しいです。

3,4年前まではブラウザゲームでもいけたのですが、今はブラウザなんて過去のものでネイティブアプリでサクサク動くものを作れないと生き残れなくなっています。

そうなると、技術者にとって必要な技術・スキルも変わってきます。かつては、サーバーサイドだけやれればよかったのに、今はネイティブアプリをつくるための技術も必要になっているのです

このように数年単位で必要なスキルが変わってしまうので、常に勉強していかなければなりません

ソーシャルゲーム業界で働くとこんな苦労もあるのです。

覚悟の上で転職を

紹介してきたように、ソーシャルゲーム業界は一長一短です。それを理解した上でも働きたいと思うなら転職すればいいと思います。

基本的に、働く人の意識は高いので、ガッツリ働きたい人には魅力的な世界ですし。ぜひ、書いてきたことを参考にして求人を選んでいってください。

なお、ゲーム業界で仕事探しをするなら、「シリコンスタジオエージェント」を使ってみるといいですよ。

どんなソシャゲ会社がいいかわからないなら使っておこう

ここには有名ゲーム会社の求人が掲載されていて、どんな企業がどんな条件で人を募集してるかがわかるんですよ。また、会員登録すればコンサルタントからあなたのスキルに合った仕事を提案してもらえます

その際は、フリーランスとしての仕事など幅広いジャンルのものを提案してもらえて、今の自分にできる仕事がわかります。(それによって自身のスキルを見定めることもできます

ゲーム業界で働くといっても何をすればいいかわからない?どんな企業が優良なのかわからない、という方にはぴったりなサービスなので、以下のリンクから登録してみてください。

シリコンスタジオエージェントに登録してみる>>https://ss-agent.jp

ではまた!(提供:らふらく(@TwinTKchan))

次回予告
「1社目にソーシャルゲームの会社を選ぶのは結構アリだと思う」

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