ストレス解消のための有名人叩きが、その人の人生を左右してしまう怖さ

こんにちは。タクスズキ（@TwinTKchan）です。

震災や芸能人のスキャンダルが起きた時に必ずでてくる「自粛」について思うことがあったので、書いてみます。

自粛で納得する人、悲しむ人、どっちが多いのだろうか？

大好きなバンドに関する残念な情報を目にしました。

この度、indigo la Endおよび、ゲスの極み乙女。のヴォーカリストである川谷絵音の
未成年者との飲酒の事実を重く受け止め、所属事務所と協議した結果、
11月9日に配信リリース、12月7日にCDリリースを予定しておりました
ゲスの極み乙女。3rdフルアルバム「達磨林檎」の発売を一旦中止とさせて頂きます。

参照：ゲスの極み乙女。3rdフルアルバム「達磨林檎」発売中止のお知らせ

これを受けていろいろ考えた結果が、以下のツイートです。

ほとんどの人が高校卒業したら飲酒してるのに、有名人が19歳と飲酒したら「許せん！悪だ！取り締まれ！」って主張し始めるのなんで？
だったら大学生の新歓期、ほとんどのサークルが活動自粛すべきでない？
— タクスズキ@プロブロガー (@TwinTKchan) 2016年10月3日

毎回、自粛の度に思うんですが、なんでもかんでも自粛で解決してまうのはいかがなものかな〜と思うんですよね。

それで悲しむ人も相当いると思うんですよ。実際、僕がそうですし。（ツアーはやるみたいなのでよかった…）

自粛って、「けしからん」と思ってた人を納得させるためには効果的なんでしょうが、そういった人を納得させる必要ってそもそもあるんでしょうか？

おそらくですが、そうやって自分の人生に関係ない人にアレコレ言ってる人間て、絵音さんの楽曲を聴いたことも購入したこともない全くの部外者だと思うんですよ。

だから、これからファンになることもない、全く相手にする必要がない人なわけです。そうした人のために、ファンが影響を受けてしまうのはなんだか残念なんですよ。

誰かを叩くことで相手の人生に影響を与えてしまう怖さ

また、今回の件では、「けしからん」と誰かを批判して、叩いた相手の人生に影響を与えてしまう怖さも感じました。これは、年始で話題になっていたスキャンダルについても思ったこと。

こうやって、声の大きい人が叩いたら自分もそれに加勢していいんでしょ？って認識が広まることは本当に危険なことです。

そして、その結果、誰かの大切な人生に影響を及ぼしてしまうなんてこと、あってはならないんですよ。

人間性以外の面も見てほしい

あと、どうしても言いたかったのが、「絵音さんを芸能ニュースだけで知って批判しているのであれば、ぜひ彼の作る楽曲を聴いてほしい」ということ。

本当に素晴らしい歌を作ってくれて、僕の生きる源になっています。毎日がんばれるのは、彼が作った曲を聴いているからです。

WOWOWで放送してたロッキン2日目の「ドレスを脱げ」とか、何度もリピートして聴いてますからね。

これとかも最高ですよ。

新曲もね。

indigoも切ないけど、大好き。

確かに、絵音さんがプライベートでやったことは褒められたものではありません。でも、それと作品とは分けて考えた方がいいです。

これだけ人を感動させる作品を作れる人はなかなかいません。実際、ラジオでは辛口のおぎやはぎのお2人も作品を絶賛してましたし。

なので、声の大きいマスコミのニュースだけで判断していた方は、ぜひ曲を聴いてみてださい。

と、こんな感じで今回の自粛に対していろいろ思ったのでした。（もっと、他人の行動に対して寛容でありたいもんですね）

反省の証として裸とか坊主にさせられたりする文化ってなんで存在してるんでしょう？当人が反省してるならそれでいいし、見てる側も「まあ再発しないように頑張ってください。失敗を次に活かしてくださいね」くらいのスタンスでいいと思うんだけども。
— タクスズキ@プロブロガー (@TwinTKchan) 2016年9月29日